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2015.3.29 風に立つライオン1987年に発売された、さだまさしさんの同名の曲を、主演を務めた俳優の大沢たかおさんが、さだまさしさんに小説化を依頼し、さらに映画化が実現した作品です。 そして、さださんが作詞作曲した同曲は、実在の医師である、柴田紘一郎氏(長崎大学医学部卒業、後に宮崎県立日南病院長))から聞いた体験談に感銘を受けて作った曲というのですから、ストーリーもフィクションでありながら、事実を想像させるに十分なものでした。 ストーリーは様々なことを考えさせられるものでした。何よりも、さだまさしさんの曲そのものが、そんな詩になっています。歌詞には以下のようなフレーズがあります。 この偉大な自然の中で病と向かい合えば 神様について ヒトについて 考えるものですね やはり僕たちの国は残念だけれど何か 大切な処で道を間違えたようですね 診療所に集まる人々は病気だけれど 少なくとも心は僕より健康なのですよ 僕はやはり来てよかったと思っています 辛くないと言えば嘘になるけど しあわせです 今なお、世界のどこかでは、悲しい戦争があり、目を覆いたくなるようなことがあります。一刻も早く、世界から、戦争がなくなることを願うばかりです。 春休みの最後に、いい映画を見ることができよかったです。 原作も読んでみたくなりました。 |
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