令和6年度の合い言葉は「『き』力を高めて挑戦しよう」です。  『き』力とは、「雰囲『気』を大切にする力」「『聴』いて考える力」「『気』づき考え行動する力」「『協』力する力」です。これらを高めて、挑戦しよう!

2016.3.24 修了式式辞

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今日は、先日卒業した6年生を除く、1〜5年生の修了式でした。
修了証授与、式辞、校歌斉唱、かがやきタイム、春休みの過ごし方の連絡、など、長時間に渡る式でしたが、誰もが、最後までしっかりした態度で臨むことができました、さすが、古北っ子です。
私からの式辞は、以下の通りです。

ただ今は、みなさんに、修了証を授与しました。修了証とは、通知表のこの面にあるものです。この学年を修了し、次の学年に進めますよ、ということを認めて、校長先生の印鑑が押してあります。
昨年度もこの場で確認をしましたが、このときの「しゅうりょう」という漢字は、3年生で習う「終わり」ではなく、5年生で習う「修める」の「しゅう」を用いた「修了」となります。
これは、「終わりました」という意味ではなく、「きちんと整えおさめました」という意味になります。
もう少し、分かりやすく言うと、「みなさんは、この一年で、様々なことを勉強し、きちんと身につけましたね」ということです。たくさんの教科書がありましたが、しっかり勉強することができました。

「塵も積もれば山となる」という言葉があります。聞いたことがある人?たくさんいますね。意味を知っている人は?多くないですが、きちんといますね。
「チリ」というのは、空中に舞うほど小さな砂粒のことです。そんな小さなものでも、たくさん集まれば山になる。ということです。「コツコツと小さなことを積み重ねれば、大きな結果につながる」ということです。コツコツと学んできたので、多くの知識を身につけてきたのです。みなさんで、もう一度読んでみましょう(「塵も積もれば…」と、復唱)。

日本や中国には、昔から、このように「コツコツすること」の大切さを表した、ことわざがいくつかあります。あと二つ程、紹介しますね。

「雨だれ石を穿つ」(あまだれいしをうがつ)という言葉があります。みんなで読んでみましょう(復唱)。屋根のはしから落ちる雨のしずくも、長い時間をかければ、やがて下にある石にも穴を開けてしまう、ということを表したことわざです。
これはある寺社の石畳です。このようになるのです。すごいことですね。この言葉も「コツコツすることの大切さ」を表しています。

「砂長じて巌となる」(いさごちょうじていわおとなる)という言葉があります。みんなで読んでみましょう(復唱)。小石や砂が、長い年月を経て大きな石になる、ということを表したことわざです。こんな大きな岩になるのですね。このことわざなどは、何百万年という長い時間をさしているのですから、とても大きなことです。
「君が代」にある「細石(さざれいし)の巌となりて」という歌詞は、このことを表しています。

このように、昔から、人は「コツコツすることを大切にしなさいよ」ということを様々なたとえで表してきました。

ぜひ、4月からも、そんな「コツコツする」ことを大切にしてください。1日1日の授業を大切にし、毎日の「ABCを大切に」してください。
きっと今年度の一年間のように、皆さんは、学力も、心も体も、大きく成長することでしょう。
ぜひ、4月からも続けていきましょう。そして、皆さんがさらに成長し、古知野北小学校がさらによりよくなることを願っています。
校長先生も、コツコツとりくんでいることがありますね。そうですチャレンジランです。引き続き頑張ります。

さて、春休みは長くありませんが、今までと同じように、危険な場所に行かない、知らない人についていかない、交通事故に遭わないことを約束して、また、4月に元気なみなさんに会いたいと思います。

以上で、修了式の式辞とします。
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