日中は汗をかくようになってきました。水分をこまめにとりながら、学習や運動にしっかりととりくみましょう。

【校長日記】 木曽川うかい 鵜舎視察

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昨日、1300年の伝統を誇る木曽川うかいの鵜を飼育する鵜舎を視察してきました。

来週、県下各地の社会科教師による社会見学を行います。その下見とあいさつを兼ねてのものです。

モンキーパークの裏手に鵜舎がありました。(写真上)
鵜を繋ぐ縄が置いてありました。もちろん本物です。
腰蓑(みの)や籠(かご)も、鵜匠さん達による手作りです。(写真中)
現役の鵜匠さんは、現在3人です。
エサ場兼運動場の水槽が2つありました。
エサはホッケやタラ。保管のための冷蔵庫もありました。

鵜は、現在51羽。
すべて、茨城県から購入したものです。保護のために、複雑な手続きがあるそうです。
しばらくは、1羽ずつ籠に入れて環境に慣れさせます。
3年ほど経つと、鵜飼いで使えるようになるそうです。

鵜飼いでは、鵜飼い船一艘につき、10羽の鵜が活躍します。
薪はアカマツしか明るく燃えません。他の木材ではいけないのです。

写真下をご覧ください。
どちらかがエースの鵜です。
鵜飼いの最後の披露で、船の先端に堂々と立つ鳥です。
そして、どちらかがその他の鵜です。後ろをついて行く鳥です。
どちらがエースチームかわかりますか?

明らかですね。

写真上のエースチームは、私が近寄っても動揺しません。堂々たる風格を感じます。とても静かです。

もう一つのチームは、騒々しく、落ち着きません。
突き合っている鵜もいます。
その差は歴然。

どこからこの差は生まれるのでしょうか?

即答でした。

「素質です。」

茨城から運ばれてきた時から、堂々としているもの、そうでないもの
がわかるそうです。
なかには、サボってばかりの鵜もいるそうです。

教育に関わる者として、興味深いお話でした。
この話は、いつかの朝礼で伝えます。

それにしても、鵜は美しい!
目はエメラルドのようでした。
機会があれば、一度近くで見てください。

木曽川うかいは、6月1日10月15日まで行われます。
詳しくは http://kisogawa-ukai.jp/ 

【校長日記】 小牧岩倉エコルセンター視察

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今日は、朝礼後すぐに、小牧岩倉エコルセンターへ視察に行きました。
江南市廃棄物減量等推進協議会委員としての研修視察です。

小牧岩倉エコルセンターは、昨年4月に稼働を開始したばかりの、最新のゴミ処理場です。
最大の特徴は、ゴミを「焼却」ではなく「溶解」することです。(下図)
そのために、埋め立てゴミがほとんど出ないのです。

「ガス化溶解炉」に、ゴミとコークス、石灰石を入れて、1800度で溶かしてしまいます。
製鉄所と原理は同じです。
最後にどろどろに溶けたものを水で冷やすと「スラグ」と「メタル」に分別し、コンクリート製品や機械のおもりとして有効活用するのです。

粗大ゴミも同様、2段階で破砕して鉄・アルミ・その他に分け、その他は先ほどのガス化溶解炉で熔解するのです。

途中で出るガスも濾過・集塵し、きれいにしてから排出します。

見事だと思っていたら、弱点がありました。

破砕物のコンベアに、ビデオテープ等の長いものが絡みついていました。コンベアを停めて、係の人が手作業で取っていたのです。

いかに、分別収集が大切か、また、長いものは切って出さなければいけないかがわかりました。

江南・丹羽は、まだまだ場所の選定段階ですが、場所が確定して最新の設備ができたとしても、やはり、これまで通り、リサイクル・分別収集が大切であることは変わりません。

住民のルール遵守が必要です。
 詳しくはこちら http://www.city.komaki.aichi.jp/area/komakiiwak... 

【校長日記】 今日の朝礼

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今日の朝礼の様子を紹介します。

はじめに、表彰状を渡しました。
学校給食応募献立、「家庭の日」県民運動啓発ポスターに応募し、入賞した人を表彰しました。

次に、スポーツ少年団と、空手の大会で優秀な成績をおさめた人に拍手を送りました。

「経験は力」になります。何でもチャレンジしましょう。


次に、先週行われた、学校保健安全委員会での佐藤逸代先生の講演の内容を紹介しました。

次女を亡くされた時の様子、そしてその時の母親としての悲しみと苦しみは想像を絶するものがあったと思います。

ここでは、2歳下の妹がベッドや新聞広告の裏に書いたメモを紹介しました。

命を大切にしなきゃいけない。せっかく神様がくれたのだから。どんなにつらくても、苦しくても、命を大切にしなきゃいけない。

あなたは一人じゃない。みんな一人じゃない。みんな支え合って生きている。大切な人をずっと大切にしよう。なくさないために。

命っていうのはね、一人に一つしかないの。だから、今の自分を思いっきり好きになろう。忘れないで、大切な人はすぐそばにいることを。

死にたいなんて言っちゃだめ。死にたくなんかないのに、病気とか事故で亡くなる人だっているんだから。 


姉の死と母親の苦しみに直面したからこそ書けた言葉です。

事実の重さと、いのちの大切さを改めて感じることができました。

難しい話でしたが、1,2年生も身動きしないでじっと聴いてくれたことに感動しました。

【校長日記】 第51回一色マラソン

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今日は、第51回一色マラソンに出場しました。

これまでに、ハーフマラソンには何度も出場しましたが、これほど過酷な大会は初めてでした。

GARMINの記録を見ると、気温2.2度。体感気温はマイナス4.4度。

海からの強風で、ゼッケン、帽子は飛ばされました。

横風により何度もよろけ、足がもつれました。

しかし、追い風の時の快適さも味わいました。
自分が速くなった気がします。

おそらく、一生忘れない思い出ができました。

自分が、一回り強くなった気がします。

【校長日記】 「尊きいのち みつめて」

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 本日、第2回学校保健安全委員会を開催しました。講師は、心理カウンセラーの佐藤逸代先生です。

 佐藤先生は、平成17年に、二女の有希さんを交通事故で亡くされました。当時中学校1年生で、部活動の先輩の試合を応援に行く途中でした。赤信号で待っている所へ、信号無視の車に追突された車が飛んできてとばされたのです。
 私が、強く印象に残った部分を一部紹介します。


 事故から母としての苦しみが始まりました。自分が嫌いになったとも言われました。
 と同時に、姉も、妹も同時に苦しんでいることを知りました。
 妹が、姉との別れから1か月後に、チラシ広告の裏にボールペンで走り書きをしていました。そこには、詩が書かれていました。母とは違う苦しみと闘っていたのです。

命を大切にしなきゃいけない。せっかく神様がくれたのだから。どんなにつらくても、苦しくても、命を大切にしなきゃいけない。

あなたは一人じゃない。みんな一人じゃない。みんな支え合って生きている。大切な人をずっと大切にしよう。なくさないために。

命っていうのはね、一人に一つしかないの。だから、今の自分を思いっきり好きになろう。忘れないで、大切な人はすぐそばにいることを。

死にたいなんて言っちゃだめ。死にたくなんかないのに、病気とか事故で亡くなる人だっているんだから。
 

 長女は告別式の翌日から学校や塾へも行きました。姉妹と親ってこんなに違うのだな、と思ったものですが、そうではなかったのです。
 
今までニュースなどで事故の話などを聞いて、身内がいなくなったことを何度も想像したことはありました。それでわかった気になっていたけれど、現実はそれほど甘くなくて、想像をはるかに超える悔しさ、苦しみ、悲しみ、絶望感でした。この気持ちが、加害者や身内を亡くしたことのない人に理解できるとは思いません。なぜなら、私も理解できなかったからです。

一人が交通ルールを無視したことにより起こった一瞬の事故。これが家族の幸せを奪いました。

特に母はひどく落ち込んでいて、今までに見たことがないような状態だったので、家族の中で私だけでも強くいないと、家族が本当に壊れてしまうと思ったからかもしれません。

「泣かないことでしか自分を守れない」という悲壮な決意で、姉も自分と闘っていたのです。

母として、妹として、姉として、交通事故被害者家族のそれぞれの苦しみを語っていただきました。

そこで見えてきたものは・・・。

 スタートは自分。自分のことを思いやっていないと、人の気持ちは分からない。
 自分を好きになれない人は、人を好きになれない。
 自分への思いやりを大切にしよう、ということでした。

 有希さんは、お母さんに最後の手紙を残していました。
 「いつでまでもその笑顔でいてください。ずっとずっと大好きだよ」
 

 佐藤先生にとって、本来なら思い出したくない話だと思いますが、交通事故被害者遺族の苦しみを世に伝えるために、「あいち交通犯罪ZEROの会」を立ち上げ、活動しておみえです。
 今日のお話は、いのちの大切さ、そして家族について、あらためて考えるとてもよい機会となりました。
 佐藤先生、ありがとうございました。

 児童は何を感じたのでしょうか・・・。明日以降、児童の感想を紹介します。

平成27年度全国学力・学習状況調査 江南市結果−2−

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平成27年度全国学力・学習状況調査 江南市結果が、市教育委員会HPにアップされました。

6年生の保護者の皆様には、10月22日付けの文書で結果をお知らせしていますが、改めて本校の状況を紹介します。

今回は教科(国語・算数・理科)の結果です。
「全国」とは、「全国の平均正答率」のことです。

国語A(主として知識に関する問題)

全国をわずかに下回りました。

文の主語として適切なものを選択する問題、著者が引用している文を書き抜く問題の正答率が低く、他は全国並みでした。


国語B(主として活用に関する問題)

全国を上回りました。

新聞の適切な割り付けの選択や、インタビュー内容のまとめ、目的に応じて中心となる語句をとらえる問題ができていました。


算数A(主として知識に関する問題)

全国を上回りました。

計算の正答率が高く、100%の問題もありました。
また、図形の展開図の問題も高い正答率です。
二等辺三角形の問題のみ、全国を下回りました。


算数B(主として活用に関する問題)

全国をA以上に上回りました。

13問すべてで、全国を上回っています。
なかでも面積を求める問題では、全国に比べて高い正答率を示しました。

しかし、判断した理由を書く問題の正答率は低く、理由を説明する活動を積み上げる必要を感じます。


理科

全国を大きく上回っています。

1問を除いた、他の23問は全国を上回っています。
なかでも、砂糖の水溶液で、水の温度が下がった時に出てくる砂糖の量の問題は、全国が28.9%に対して、本校は43.4%の正答率でした。
その他、実験に関わる設問で高い正答率が目立ちます。
授業に実験を多く取り入れている成果が出ていると感じます。

唯一下回った設問は、「水が水蒸気になる現象について、その名称を書くもの」です。
「じょう発」でも正解なので、知識の不足が原因です。

これで何km? 昨日のマラソンパトロール

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昨日のマラソンパトロールのコースです。

五明住宅 〜 当光地 〜 中奈良 〜 熊野 〜 木賀杉・本郷・大門 〜 寄木

〜 北山・南山 〜 小折中 〜 小郷 〜 下山・本町下 という順路です。

これで、8.93kmでした。

初めは指先が痛いほどでしたが、次第にポカポカしてきました。

平成27年度全国学力・学習状況調査 江南市結果−1−

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平成27年度全国学力・学習状況調査 江南市結果が、市教育委員会HPにアップされました。

6年生の保護者の皆様には、10月22日付けの文書で結果をお知らせしていますが、改めて本校の状況を紹介します。

今回は、学力の高い児童の生活習慣や生活態度を取り上げています。
ここに書かれた事項は、学力の高い児童の特色です。
それぞれで、本校のようすも紹介します。

・ 朝食を毎日食べている。
布袋小:全国よりも高く、ほとんどが毎日朝食を食べています。

・ 規則正しく寝たり起きたりしている。
布袋用:全国平均と同じです。

・ 家庭で家族の会話がある。
「当てはまる」「どちらかと言えば当てはまる」の割合は、全国と同じくらいです。

・ 地域の行事に参加している。
布袋小:「当てはまる」がたいへん高くなっています。

・ 自分には,よいところがあると思っている。
布袋小:「当てはまる・どちらかと言えば当てはまる」の割合は、全国よりも高くなっています。

・ 将来の夢や目標をもっている。
布袋小:「当てはまる・どちらかと言えば当てはまる」は全国と同じくらいです。

・ 人の気持ちの分かる人間になりたいと思っている。
布袋小:全国と同じ傾向です。

・ 自分で計画を立てて勉強をしている。
布袋小:「当てはまる・どちらかと言えば当てはまる」の割合は、全国よりもやや高くなっています。

・ 新聞を読んだり,ニュースを見たりしている。
布袋小:新聞を読む児童は全国よりも多く、ニュースは同じ位です。

・ 学校に行くのが楽しいと思っている。
布袋小:「当てはまる・どちらかと言えば当てはまる」の割合は、全国よりもやや高くなっています。

・ 学校の規則や友達の約束を守っている。
布袋小:「当てはまる」が高くなっています。

・ 学校の授業の予習・復習をしている。
布袋小:全国よりも予習をしている児童が多く、その分復習をしている児童が少なくなっています。

・ テレビゲーム(コンピュータ・携帯式のゲーム含む)をする時間が短い,又はしない。
布袋小:全国よりも、4時間以上の割合がやや高くなっています。

・ 携帯電話やスマートフォンを使って,通話やメールをする時間が短い,又は持っていない。
布袋小:全国と同じ傾向です。

これらの他、布袋小の児童は「いじめはどんな理由であってもいけない」「人の役に立つ人間になりたい」と考えている割合が全国よりも高く、望ましいことです。

その一方で、ゲームの時間がやや多く、その分読書の時間が少なくなっています。


これらの結果を参考にしていただき、ご家庭でも生活習慣や生活態度の確立をよろしくお願いします。

【校長日記】 今日の朝礼は・・・

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今日の朝礼の様子を紹介します。

はじめに、スポーツ少年団の表彰状を紹介しました。
江南市バレーボール協会主催 第58回江南市民バレーボール大会で、
布袋スマイリーズジュニアが、小学生の部Bクラスで準優勝でした。
みんなで拍手を送りました。

今日は、「駅伝」って、知ってる? から入りました。

1年生からも「知ってる」という声が上がりました。

昨日の、都道府県対抗駅伝女子の部で、愛知県が逆転優勝をしました。

9区 アンカーの鈴木亜由子選手がたすきをもらった時には、1分37秒の差がありました。
距離にして500mちょっと。

布袋小学校南の歩道橋から西を見て、青木側手前の距離に当たります。

当然、背中は見えません。

鈴木選手は、先頭とかなりの差がついていたので優勝は正直厳しいと思ったが、目の前の選手を1人ずつ抜いていく気持ちで懸命に走りました。 とインタビューで答えていました。

米田監督は、選手全員が最後まであきらめずに走ったのが優勝につながったと思う。 と答えていました。

今日のテーマは、あきらめない

縄跳びをがんばっていますが、苦手な人もきっといると思います。

でも、あきらめないで練習をすることが大切です。

これは、勉強でも同じ。

あきらめない!



【校長日記】 今日の雨はいつ以来?

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今日は久しぶりの雨でした。

いつ以来か覚えていますか?

気象庁のホームページから、「各種データ・資料」に入ります。

ここから http://www.jma.go.jp/jma/menu/menureport.html

「過去の気象データ検索」をクリックし、地域は、愛知、一宮を選択しておきます。

例えば、2015年、12月をクリックし、「日ごとの値」を選びます。

そうすると、過去の降水量のデータが出てきます。

今回の雨は、12月24日以来であることが分かります。

ここには、気象庁のデータがいろいろ載っています。

一度、のぞいてみてください。

超おすすめ! THE MAKING

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超おすすめサイトを紹介します。

それが、THE MAKING

ものが作られる過程を、14分ほどの動画で紹介するものです。
次のように説明されています。

 私たちの身の回りにある「モノ」たちのできあがる姿をビデオで追った「メーキング・ムービー」。最新の科学技術と伝統の技によって「モノ」たちが作り上げられる過程を映像でつづります。原料から製品に変わっていく驚きの映像をお楽しみください。

最新が、317本目。「エレベーターができるまで」です。

これ以前は

(314)鋼球ができるまで
(313)電車ができるまで
(312)スパゲティ・マカロニができるまで
(311)ハブラシ・ハミガキができるまで
(310)シューアイスができるまで
(309)フリーズドライ味噌汁ができるまで
(308)学生服ができるまで
(307)ラムネ菓子ができるまで
(306)コンビーフの缶詰ができるまで
(305)ハードコンタクトレンズができるまで
(304)鎖ができるまで
(303)カンパンができるまで
(302)ゴム風船ができるまで
(301)イワシの缶詰ができるまで
(300)ビー玉・おはじきができるまで

  http://sciencechannel.jst.go.jp/B980601/

 病みつきになりますよ!

【校長日記】 北野天神社参拝

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今日と明日は北野天神社の筆まつりです。

今朝、混雑する前に参拝し、ほてっ子の学力向上と字が上手になることを祈願してきました。

写真に祈願するとご利益はあるのかな?

境内では、すでに屋台ではイカ焼きやたこ焼きが出来上がっていました。
以前はこの何倍も屋台があったのですが、それでも祭りには屋台はつきものですね。

会場では、恒例の書道展も行われていました。
ここにもほてっ子の作品が飾られていました。
ここにある入賞作品はさすがに堂々とした作品でした。

そして、これも恒例の甘酒をいただきました。
しょうがをたっぷり入れて温まりました。

お祭りは明日まで開かれています
よかったらお出かけください。

【校長日記】 北野天神社 筆まつり

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本日発行の尾北ホームニュースに、明日から始まる「筆まつり」が紹介されていました。

「筆まつり」は今年で52回目。
かつては、数多くの屋台が出て多くの人が集まる大きなお祭りでした。
私の実家からは、歩いて10分ほどと近いために、期間中は何度も通った思い出があります。

射撃、輪投げ、スマートボール・・・・。懐かしい思い出です。

さて、天神社は、ご存じのとおり天神信仰、すなわち、天神(雷神)に対する信仰のことをいいます。

その天神(雷神)は、菅原道真。

彼は、有力な大臣でありましたが、藤原時平によって大宰府へ左遷されてしまいます。
その時に詠んだ歌はあまりにも有名ですね。

東風吹かば にほひをこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな

さだまさしの名曲「飛梅」を思い出す保護者の方もみえるでしょう。

道真は失意のうちになくなりましたが、それ以後、疫病、日照り、天皇の皇子の相次ぐ病死など、不幸が立て続けに起きます。
極めつけは、清涼殿に雷が落ち、多くの死傷者が出たこと。
これらは、道真の祟りだと恐れられ、道真の怨霊が雷神と結びつけられるようになったのです。

今では、「学問の神様」として、受験生で賑わうようになりました。
道真にあやかり、字が上手になるようにと祈願する人も多くいます。

天候も良さそうなので、多くの人手が予想されます。

訪問レポートをお楽しみに・・・。

【校長日記】 ほうれん草はどこから輸入?(2013年)

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昨日、「今日の給食」の記事を書いていて疑問に思いました。

上のグラフを見てください。

2012年の収穫量が、263,500トン。
同じく出荷量は、217,800トン。

この差、45,700トンはどこに行ったのでしょう?

おそらくは、規格外であったり、自家消費したり、時には生産調整で廃棄処分になったのでしょう。

ご存じの方があったら教えてください。

実は、これだけ出荷しないほうれん草があっても、なおかつ輸入しているのです。

それでは問題。

2013年、ほうれん草はどこの国から買っている?

答えはこちら!

【校長日記】 成人の日

今日は成人の日。

江南市では、昨日成人式が行われました。
大きな混乱もなく進行したと聞いています。

成人の日は、法律で規定されています。
国民の祝日に関する法律 (祝日法、昭和23年7月20日法律第178号)
第2条「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」

もともとは、元服の儀が行われていたとされる小正月の1月15日でしたが、第2月曜日に変えられました。ご記憶の方も多いと思います。

この「おとな」を、日本では20歳としています。
世界ではどうなのでしょうか?

下の表を見てください。
出典は http://allabout.co.jp/gm/gc/293201/ 

主流は18歳です。
発展途上国では、14歳、16歳の国もあります。
かつて、日本が14歳であったように、教育期間の終了 → 労働要員 → おとな という構図なのです。
大学進学がさらに一般化すると、22歳成人もあり得たかもしれません。

西欧での成人年齢は、かつては20歳代でした。
40〜50年前に18歳に引き下げています。
その理由の多くは、学生運動で選挙権を要求したこと、そして兵役の義務が18歳からだったことです。

日本は、学生運動もなければ、兵役の義務があるわけでもありません。
今回の変更は、単に世界の情勢に合わたにすぎません。
18歳選挙権も含めて、「おとな」とは?
考えてみる必要を感じます。
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【校長日記】 教師力アップセミナー

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昨日は、大口中学校で教師力アップセミナーを行いました。

講師は、岩手県奥州市立常盤小学校 副校長 佐藤正寿先生です。
テーマは「ワクワク社会科授業 〜全員が「わかる」「できる」授業のつくり方」

教師力アップセミナーというのは、著名な講師を招いて行う講演会です。
年間7回行います。
その費用は、参加者から会費をいただいて、その中で運営します。
参加者は「自腹」を切って学ぶのです。

私も、若いころは、講演を聴くために東京や大阪まで何度も通いました。
お金と時間がかかりました。

それを、逆転の発想で、「みんなでお金を出し合って、こっちへ招いてしまおう」というのがこのセミナーの原点です。

来年度も新しい講師が決まりました。

若い先生など、たくさん参加してくれることを望みます。

【校長日記】 歴史民俗資料館 日本の凧展 へ行ってきました!

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現在、江南市歴史民俗資料館で開催中の企画展、「日本の凧〜東日本を中心にして〜」へ行ってきました!

市内在住の村井氏所蔵の、北海道から東北、関東、新潟に伝わる凧が数十点展示されています。
色鮮やかで、観賞用としても十分耐えうるものです。

今でも木曽川の河川敷で凧揚げをする姿をよく見かけますが、そのほとんどがカイトと呼ばれる洋凧です。

和凧は、実際には揚げるのも簡単ではなく、微妙な調整が必要です。

だからこそ面白いのでしょう。

日本人の手先の器用さの象徴といえるかもしれません。

【校長日記】 日本食が大人気!

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一昨日の私のブログ(「あなたも社楽人」)にも書きましたが、1月3日の中日新聞 サンデー版 世界と日本 大図解シリーズ の内容には驚きました。

日本食の店がこの2年間で爆発的に増えているのです。

最多の中国をはじめ、オセアニアや中東で倍以上、その他の地域でも大きく増えています。

そこで紹介されたアンケートでは、好きな料理は日本食が断トツ!
誰に聞いたのかは問題ですが、うれしい限りです。

※ 中国料理やイタリア料理はわかりますが、4位のタイ料理は意外でした。

「なぜ日本産食品を?」の質問にも、安全性やヘルシーはわかるのですが、1位は堂々と「味の良さ」です。
だったら本物ですね。

「好きな日本料理は?」の寿司・さしみはわかります。
2位の焼き鳥は意外でした。
4位のラーメンや、8位のカレーライスに至っては、日本食と言われても複雑な心境です。
ただ、明らかに日本な味になっていますが・・・・。

日本では、米離れが進んでいます。

日本人自身が、もっと日本食を大切にしなければと、思い直した特集記事でした。

グラフの出典は、いずれも中日新聞 サンデー版 世界と日本 大図解シリーズです。

【校長日記】 名鉄電車のお話です −3−

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かつての岩倉駅のお話をしています。

大正9年に開通した岩倉支線(岩倉〜小牧)は、昭和39年4月に廃線となりました。

私は、乗車した記憶はありません。
廃線後に残っていた線路の上を、バスで通った記憶がかすかに残っています。

レールですので、カーブを描きます。
その痕跡は、今でもはっきりと残っています。

【写真上】光瀧龍神社前あたりから撮影した写真です。

写真は私が現地取材したときのものでやや古く、生涯学習センターが建設中です。

道路が見事にカーブしています。


【写真中】岩倉支線当時の写真です。

同じ場面からの撮影ですので、よくわかりますね。

この先、中島屋幟店の斜め前、五条川寄りに、中本町駅のホームがあったと、中島屋幟店のご主人に教えていただきました。

距離的には、市電のような近い駅ですね。


 写真出典は 名鉄資料館 http://www.meitetsu.co.jp/recommend/library/ind... です。

【校長日記】 名鉄電車のお話です −2−

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前回の続きです。

名鉄の路線図を見て気付くのは、岩倉駅がターミナル駅になっていることです。

現在の犬山方面に加えて、一宮方面に路線があったことは前回お知らせしましたが、小牧方面にも赤い点線がありました。
これは「予定線」ということです。

実際に、大正9年に開通し、岩倉支線(岩倉〜小牧)と呼ばれていました。
しかし、昭和39年4月に廃線となりました。

一宮線は昭和40年に廃止になりました。
(駅舎後には名鉄丸栄百貨店ができ、子供心にあこがれの的でした。)

ここで問題です。

この両線は、乗客数の不足で廃止になったのではなく、ある理由で国や県の廃止要請に従ったものです。

この両線は、なぜ廃止されたのでしょう?


正解はもう少し下です。



正解です。


鉄道と国道との立体交差を避けたかったからです。 

両線は、国道41号線、22号線と交差予定でした。

今なら立体交差は当たり前ですが、当時の発想からは避けるべきものだったのです。

残っていれば、名古屋を取り巻く環状線に繋がったかもしれません。
今考えると、もったいなかった気がしますね。
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