最新更新日:2024/06/04 | |
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競技が続いています競技が始まりました開会式が始まりました陸上記録会 公式練習【校長日記】 今日の朝礼始めに、発明工夫展で入選した作品と夢絵画の表彰を行いました。 次に、体育協会主催第61回江南市民陸上競技大会で優勝した人を表彰しました。 続いて、土・日の二日間で行われた市民まつり、江南市民花火大会、夜の親子連だこあげ大会の様子を紹介しました。 市民まつりでは、金管クラブが演奏をし、感謝状をいただきました。出演した人にみんなで拍手をおくりました。 これらのイベントは、まちづくりのひとつです。 まちづくりとは、そこに住む人々が、よりよいまちになるように、より住みやすい町になるように考えて、活動することです。 こうしたイベントに参加することは、まちづくりに協力することになるのです。 これからも、まちづくりのイベントには、ぜひ参加・協力しましょうと話いうをしました。 最後に、明日の陸上記録会に出場する人に、激励の拍手を送りました。 ぜひとも、自己ベストが出せるようにがんばってほしいと思います。 【校長日記】 授業参観レポート −2−2時間目の授業は、1年生社会科の授業です。 追究課題は、 アジア州の中で、今後最も成長し続ける地域はどこか これまでの学習から、実質的には、東アジア、東南アジア、南アジアの中で、今後最も成長し続ける地域はどこか という課題になります。 「今後」とはいつのことか?「成長し続ける」とはいつまでのこと? この定義によりますが、みなさんは、どこが成長を続けると思いますか? 主な国を挙げると、 東アジア:日本・中国・韓国・(台湾) 東南アジア:タイ・マレーシア・インドネシア・シンガポール・ベトナム・ミャンマー・カンボジア・ラオス 南アジア:インド、スリランカ、ネパール、パキスタン、バングラデシュ、ブータン 生徒は、各グループごとに、東アジア、東南アジア、南アジアに分かれて調べていました。 これらを「切り口」と言っていましたが、むしろ調査対象です。 生徒はそれぞれ考えを述べていました。レベルはかなり高度です。 私が考える視点は次のものです。ちょっと多すぎますか? 人口増加率 資源 産業 教育・技術革新 国際協力 インフラ 資本 私見ですが、東アジアはすでに発展しています。今後成長し続けるのは容易なことではありません。 しかも、人口減少社会。労働人口も、市場も減り続けていきます。さらに、人件費の高さが足を引っ張ります。 そうなると、南アジアに注目です。 今の人口はすでに17億人ですが、2050年には22億人にまで増大すると思われます。 まだまだ生活レベルは低く、のびしろが大きい分だけ、成長率も維持できるでしょう。 しかも、インド数学を使いこなしているインド人は、理数系にきわめて強い。楽しみです。 これに対して、東アジアの人口は現在15億人。この先は減っていく一方です。 のびしろが少ない分だけ不利です。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ というわけで、中学校1年生の授業でも、大人でも十分勉強になります。 これは、それだけよいネタであることの表れです。 附属中学校の先生方の、ますますのご活躍を応援します。 一緒に考えていただいた方、ありがとうございました。 2015 江南市民花火大会−2−一時は取りやめの話もありましたが、今では定着した感がします。 特徴は、リクエスト曲に合わせて打ち上げられる音楽花火。 また、花火との距離が近く、燃えかすが頭の上にたくさん落ちてきます。 秋の開催なので、空気感など、夏とは違った雰囲気です。 フィナーレ(写真下)は、近すぎて、何がなんだか分かりませんね。 2015 江南市民花火大会−1−自宅から5キロメートル弱なので、ランニングで行きました。 今年は、昨年以上の人出ではなかったでしょうか。 大盛況でした。 【校長日記】 授業参観レポート −1−1時間目の授業は、3年生社会科の授業です。 追究課題は、 格差社会の中で、経済活動を活発にするためには政府が同すべきなのか? みなさんは、どう思いますか? いかに格差を縮めるか 現実の問題を生徒に考えさせることはとても大切なことです。 大人なら、所得の再配分、すなわち、累進課税や社会保障の充実に目がいくでしょう。 また、正規雇用・非正規雇用の格差の是正、最低賃金の底上げといった、労働問題にも手を加えなければなりません。 ただ、ここでは、「経済活動を活発にするために」ということです。 三つの切り口が考えられました。 A 教育格差の解消 B 男女格差の解消 C 地域間格差の解消 授業が始まる前から、生徒のなかで、意見の絞り込みが行われました。 Aでは、「高校・大学の教育費の無償化」「教育の質の向上」です。 今でも、所得制限はありますが、高校はほぼ無償化されています。大学も、無利子奨学金制度があります。 世界では、大学まで無料の国がいくつかあります。フィンランドでは国家予算の12%が教育に使われています。 これに対して、日本はGDPに占める教育機関への公的支出の割合は、加盟国中で最下位なのは有名な話です。それだけ、家計にしわ寄せがいっているのですが、生徒が、そういった資料を提示しながら意見を言うと、もっと説得力があったと思います。 「教育の質の向上」は、それにより、学習塾に行く子が減り、その分消費に回るということでした。これは、疑問符が付く意見です。反対意見が出てもよい場面でしたが、スルーされてしまいました。 Bでは、保育園の無償化、ワークシェアリングが取り上げられました。 ある生徒が、「女性は非正規雇用が多い」と発言し、雇用問題に話が進むか?と期待したのですが、これ以上繋がりませんでした。もったいない・・・。 所得制限の中で保育料を変えるという意見に落ち着きましたが、これは現実に行われていることですね。 ワークシェアリングはどうでしょうか? 確かに失業者は減りますが、1人当たりの賃金は下がるので、「経済活動の活性化」に繋がるかどうかはわかりません。 Gでは、交通網の発達と、過疎地域の法人税を下げるという話がありました。 交通網の発達では、ある生徒が鋭い意見を述べました。「逆に、過疎地域から都会に人が移る。」 田中角栄は「都会から田舎へ」のスローガンの元、日本列島改造しようとしましたが、結果は、過疎化がより進展しました。この生徒の言うとおりだったのです。 企業誘致では、現実に自治体が多くのおいしい条件を与えています。そういったところも、データが示せればと思いました。 法人税も、米国と並んで世界で最も高いレベルを、やっと下げてきたところです。都会の法人税を上げるというのは、難しい問題です。 全員参加で、とても活発に意見が出たので、それぞれもう一歩ずつ踏み込むと、より社会認識が深まったのに・・・という思いです。 「みんなとてもよい意見を言ってくれたけど、それぞれ大人も考えているんだ。」 こんな結論になってもいいのではないかと思いました。 とても見応えのある授業でした。 【校長日記】 愛知教育大学附属名古屋中学校 研究発表会テーマは、「意識的に吟味した考えを表現することができる子どもの育成 −批判的思考を用いた授業の創造−」です。 全体会では、体育館が満員の状態でした。 授業の様子は明日紹介します。 |
江南市立布袋小学校
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