5月15日(水)に5月分口座振替集金を行いました。正しく引き落とされているか一度、通帳の確認をお願いします。

続 時代の先を読む力 −2−

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入学式を無事終えました。
壇上に立つと、伝統の重みを感じます。
 
伝統をひもとき、新たな伝統を築きあげる人、それが時代の先を読む人です。
その人物を紹介しています。

愛知県の製造品出荷額は40兆円を越え、36年連続全国第1位。(画像上)
2位の倍以上です。

その原因の一つが、第7代尾張藩主 徳川宗春の積極政策。

吉宗による倹約令で景気が停滞していた頃、尾張だけが好景気で日本中から職人が職を求めて集まってきたのです。

特に、東照宮祭で使用される山車のからくり人形については、全国から集まった職人が技を競い合いました。それが、尾張各地にも広まっていったのです。

犬山祭の車山もその一つです。

からくり人形というのは、ぜんまい、歯車、滑車、カム等を組み合わせて動かします。
このノウハウが、機織り機にもいかされました。それが豊田式自動織機に受け継がれ、トヨタ自動車へと発展しました。

時計や航空機、鉄道車輌も同様です。このことは、次回に触れます。

ものづくり立国・愛知は、徳川宗春によってもたらされたのです。

歴史的事実としては、宗春は吉宗によって謹慎を命じられ、歴史の表舞台からは姿を消します。
しかし、その影響は今もはかりしれません。宗春の、時代の先を読む力により、愛知の繁栄があるのです。

この後、この争いは田沼意次 VS 松平定信 に受け継がれます。
田沼意次は宗春同様、重商主義、積極経済の道を選択します。
それに対して、松平定信が緊縮財政、風紀取締りの道を歩みます。

歴史は繰り返すのです。

画像の出典を紹介します。

上:「NPO法人 宗春ロマン隊」
 宗春を応援する人々によるサイトです。
  http://muneharuroman.web.fc2.com/muneharu.html

中:「日本経済のネタ帳」
   社会科教師には定番の統計サイトです。
  http://jp.ecodb.net/ranking/C3401.html

下:「日本史探究スペシャル 徳川吉宗 VS 徳川宗春」
   BS−TBSの番組サイトです。2人の攻防が書かれています。
 http://www.bs-tbs.co.jp/rival/bknm/23.html 

入学式のご案内

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明日,4月6日(月)は,以下のように入学式を行います。
よろしくお願いいたします。  

■当日の流れ

 9:00〜9:20 1年生受付
 9:30      校長着任式
 9:35      1年生入場
 9:40      入学式&歓迎の会
10:10      1年生退場
10:15      1年生学級開き(教科書配布等)
10:50      在校生(4〜6年生)下校
11:10      1年生記念写真撮影
11:40      下校

入学式準備 4/3

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今日は入学式準備を行いました。
新6年生が登校し、体育館と1年生の教室を整えました。
体育館は中央に新入学児席を作り、両サイドに保護者席を作りました。後方は在校生席で、456年生が座ります。
1年生の教室は、配布物を準備し、教室の飾り付けを行いました。
どちらも新1年生が喜んでくれるように心を込めて準備をしました。
準備が整ったあと、入学式に歌う歌の練習をしました。きれいな歌声が体育館に響き渡りました。
みんなが1年生の入学を待っています。

続 時代の先を読む力

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 愛知県の製造品出荷額は40兆円を越え、36年連続全国第1位です。しかも2位以下を大きく引き離して・・・。
 これには、犬山祭が関係しているとしたら?

 昨晩、犬山祭へ行って来ました。
 ご存じのように、犬山祭は、針綱神社の祭礼です。
 1635年(寛永12年)犬山城主・成瀬隼人公の奨励で始まったといわれていますが、当時は車山(やま)のない小規模なものでした。
 この車山は、18世紀中頃までにどの町にもできたといわれていますので、おそらく1730年に第七代尾張藩主となった徳川宗春の影響が考えられます。
 それもそのはず。成瀬家は尾張徳川家の御附家老だからです。 

 当時は、享保の改革で有名な吉宗の緊縮財政政策。ぜいたくを戒め、みずから質素倹約に努めました。

 それに対抗したのが、第7代尾張藩主 徳川宗春です。
 積極経済で景気回復、産業振興に務めました。


Wikipediaの「宗春の特異な政策」には次のように書かれています。引用します。 

・形式よりも中身を大切にした(例:仁・「まこと」を重視する 温知政要・條々二十一箇条 等)
・意味のある祭りを盛んにし、奨励した(例:東照宮祭・名古屋祇園祭(天王)・盆踊り 等)
・人道に反する祭りは禁止した(例:梁川の正月の水掛け、国府宮の裸祭厄男 等)
・奪い合うことや義に合わぬことを禁止した(例:條々二十一箇条 等)
・自分の身にあった遊びは大切であるとした(例:遊廓・芝居・見世物 等)
・法律や規制は少ないほうが良いとした(例:規制緩和 温知政要・條々二十一箇条 等)
・簡単なミスの訴状等の書類を差し戻さず受け入れるように指示した(例:條々二十一箇条 等)
・衣服・家・持ち物等は禁制のある物以外は自由にした(例:條々二十一箇条 等)
・ファッションリーダーを自ら担った(例:申楽(能・狂言)・歌舞伎・朝鮮通信使等の衣装 等)
・心を込めた贈答・饗応を大切にした(例:條々二十一箇条 等)
・庶民と上級藩士が出会う場を提供した(例:御下屋敷や市谷邸のお披露目 等)
・商人との対話を積極的にした(例:岐阜巡行・乾御殿や御下屋敷滞在時)
・六斎市の奨励(歴代藩主の中で、許可した例が突出して多い)
・庶民が喜ぶことをした(例:奴振り・白牛・漆黒の馬と衣装・派手な衣装)
・社会的な弱者を大切にした(例:女性・子ども・身分の低い者の保護)
・死刑をしなかった
・マニフェストであり家訓でもある『温知政要』を執筆し、上級家臣に配布した

 いかがですか?
 この時代にしてはすごい政策だと思いませんか?

特に「意味のある祭りを盛んにし、奨励した」で、享保の改革で職をなくした多くのからくり人形師、宮大工等の職人が尾張に集まってきたのです。

 それが今の産業にどんな関係が?

 長くなってきましたね。続きは明日・・・

時代の先を読む力

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 昨日は、岩倉桜まつりへ行ってきました。
 名残を惜しむように、多くの人が訪れていました。

五条川の桜というと、忘れられないエピソードがあります。
 五条川の桜は、大口町から、江南市、岩倉市にかけて植えられています。
 大口町内には、五条川の両岸、約7kmにわたって、2千本のソメイヨシノが植えられています。
 桜を植えたのが、故社本悦郎氏です。昭和28年のことです。
 
 当初は、建設局の河川課長に断られたり、田が日陰になると困る農家の人に苗木を抜かれたりと、困難の連続だったそうです。
そのなかで、人々を説得し、自費で植えていったのです。

 悦郎氏は昭和26年に村長に、そして37年に初代町長となりました。
 そこで行ったのが企業誘致。
 近隣市町が当時成長産業であった繊維工場の誘致に特化したのに対して、社本氏は幅広い業種を招聘したのです。
 今となってはそれが正解でした。財政力指数が常に1.0を越える、今の大口町の基礎をつくったのでした。
 
 桜並木といい、企業誘致といい、時代の先を読む力のすごさを感じます。

 教育も同じ。今の教育の成果が出るのは、子供達が社会の推進者となる20年後、30年後です。先を見据えて、指導にあたっていきたいと考えます。

この話を特集した新聞記事(写真下)をここで見ることが出来ます。
http://www.town.oguchi.aichi.jp/secure/5437/sakura1953.pdf

布袋神社(表忠園)の桜1

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 今日の布袋神社(表忠園)の桜です。
 久しぶりに見ることができました。

布袋神社(表忠園)の桜2

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 水たまりの鳥居、わかりますか?
 隣接する青木側の桜も見事です。

 「校長日記」では、こうして地域の史跡、見所等も紹介していきます。

あなたも社楽人

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今日は絶好のお花見日和となりました。

このホームページの「校長日記」は、校長としての思いなどを発信していくコーナーです。

このほかに、土井謙次個人としての行動記録や資料の書庫、教育関係ニュースなどを発信しているブログがあります。

それが、「あなたも社楽人」です。

毎日、3〜4件アップしており、今日で、2,211日連続更新の記録を続けています。

よかったらのぞいてみてください。

こちらから入ることができます。
 http://blog.goo.ne.jp/syaraku0812

ちょこ会をのぞいてみました!

 昨夕、新年度に入って2回めのちょこ会をのぞいてみました。

 「ちょこ会」とは、「ちょこっと現職教育の会」の略称で、時間外に、有志が集まって学び合う勉強会のことです。

 私も、昭和の時代、布袋小学校にいた頃にも、若者が集まって勉強会をしていました。
その頃を思い出しました。

 成長しつつある企業では、どこでもOJTが行われています。
 OJT(On-the-Job Training、オン・ザ・ジョブトレーニング)とは、企業内で行われる企業内教育であり、教育訓練の手法のひとつです。

 教員社会でも、法定研修である初任者研修、5年経験者研修、10年経験者研修のほかに、職種別、教科・領域別の研修などが行われています。

 また、それぞれの学校でも勤務時間内に「現職教育」とよばれる研修会が行われています。
 研究授業を参加し、その後に研究協議を行うことを中心に、講師を招いての研修、実技講習などが行われています。
 最近では、市教育委員会が行う研修会も増え、内容も充実しています。

 これらはもちろん価値のあることですが、先輩・後輩といった職場の同僚と日頃の悩みについて語り合ったり、先輩が後輩に経験を伝えたりすることは、同等の価値を持っていると思います。
 時間外ではありますので無理はいけませんが、見守っていきたいと考えています。

【問題】布袋小学校には桜の木は何本あるの?

 布袋小学校の桜は満開です。
 しかし、明日以降の雨により、花が入学式まで保つか心配です・・・・。

 さて、ここで問題です。

 布袋小学校には、桜の木は何本あるのでしょうか?

 思い浮かべてみてください。
 
 正解は次の記事をご覧ください。

【解答】布袋小学校には桜の木は何本あるの?

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正解は10本です。
 そのうち、8本がソメイヨシノです。

 ソメイヨシノは、木曽川の堤に多くみられるエドヒガン桜と、伊豆諸島に多くみられるオオシマザクラの交配で生まれたといわれています。
 漢字で書くと「染井吉野」。人の名字みたいですが、元は地名です。
 
 ソメイヨシノは気象条件が同じだと一斉に咲きます。それは、同一のDNAをもつ、いわばクローンだからです。しかし、裏を返せば特定の病気にかかりやすいということです。適切な手入れをしないと、60年ほどの寿命ともいわれています。

 布袋小学校のソメイヨシノ。

大切に育てます。

よろしくお願いします!

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 本日より、伝統ある江南市立布袋小学校に校長として赴任いたしました土井謙次といいます。初代 伊藤鍵次郎校長(写真胸像)から数えて19代目となります。
 この布袋小学校は、新任として、昭和57年から7年間勤務した思い出深い学校です。また、その後の布袋中時代も含めて、布袋地区で17年間勤務しました。布袋地区の皆様には、今年から再びお世話になります。どうかよろしくお願いします。

 今度、この学校ホームページの「校長日記」の中で、日々の教育活動に対する校長としての思いや行事の意味、校内でおこったでき事など、また、郷土の歴史や江南市のイベント紹介、そして時には全国的な教育の動向など、幅広くお知らせしたいと思います。できるだけ毎日載せたいと思っておりますので、ご覧いただけましたら幸いです。
 
 なお、2014年度(平成26年度)に掲載された記事に関しましては、ホームページ左下の「過去の記事」メニューをクリックすると閲覧が可能となっています。また、右上のカレンダーを操作することで、過去の記事をご覧いただくことができますので、ぜひご利用ください。
 
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3/17 6年修了式
3/18 第69回卒業式

学校通信「夢ひろば」

学年通信1年

学年通信2年

学年通信3年

学年通信4年

学年通信5年

学年通信6年

給食献立

その他

江南市立布袋小学校
〒483-8148
江南市布袋下山町南167
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