最新更新日:2024/05/16 | |
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【校長日記】 こどもの才能は素質と思考の脳科学で伸びる−2−〜教育の難題に脳科学が答える〜の一部を紹介します。 先生は、人間が才能を発揮する原点は、4歳から7歳の間にあると言います。 その時に、10の悪い習慣をやめれば、才能が発揮できるようになるのです。 もう7歳を過ぎた?大丈夫です。今からでも、心がけてみましょう。 1 先生が好きになれない。 → 親は、こどもの前では先生を誉めることです。 2 だいたいできた! → だいたいではいけません。やりきることが大切です。 3 まぁーいいか! → 2と同じで、いい加減な生活になっていきます。 4 途中で違ったことを考える! → 集中することが大切です。 5 否定語(無理、大変、勝てない等)を使う → これは大切!常にプラスに考える。なでしこはこれで強くなった。 6 自分の弱点・欠点が言えない → 自分を知らないということ。 7 人と気持ちのこもった会話が苦手! → 日頃から心がけないとできません。 8 素直に全力投球しない! → 全力投球しましょう。 9 後で! → やるのは今でしょう。後に回さない。 10 言われないとしない! → 自分から動く。自主性が大切です。 これは、7歳どころか、大人でも十分通用します。 あなたは、いくつ当てはまりますか? 後に回さないで、今日からでもこれらの習慣はやめる努力をしてみましょう。 画像は、林先生の著書の一部です。 個別懇談会学校と家庭で共に育てる「共育」のために、今回、共通理解できたことを同じ歩調で進めてまいりたいと考えています。 どうか、よろしくお願いします。 夏野菜カレー【校長日記】 こどもの才能は素質と思考の脳科学で伸びる−1−講師は、日本大学名誉教授・医学博士の林 成之先生です。 演題は、こどもの才能は素質と思考の脳科学で伸びる 〜教育の難題に脳科学が答える〜です。 林先生は、北島康介や羽生結弦、石川佳純、なでしこジャパンなどの数々のトップアスリートの指導を行い、2008〜2014年にはオリンピック日本代表選手・コーチに脳科学的戦略指導に携わってみえます。 今回の講演の中から、数点に絞って、学んだことをまとめてみます。 このことは、林先生に直接お許しをいただいています。 そのひとつは、子どもの才能を伸ばすのに一番重要なのは脳の発達に合わせた教育をするということです。 0歳~3歳は脳の細胞が増え続ける時期。この頃に記憶させても無意味です。それよりも、気持ちが伝わる脳を育てることが大切。未熟な脳に負担をかける知識の詰め込みは、将来的に才能が伸びなくなる。特に、耳を鍛えたい。 3歳から7歳は、不要な脳の細胞が減っていく時期。悪い習慣をやめさせることが先決で、その習慣は次回に紹介します。 7歳から10歳は、脳の回路が発達し始めるので、本格的に学習させる時期。自分でする子、気持ちを込める子を育てたい。 10歳からは、勝負に強く、才能を発揮します。心技体知をやりきる子を育てたい。 14歳からは、考え、心を深くする脳です。心を込めて、全力投球する子にしたい。 詳しくは、先生の『子どもの才能は3歳、7歳、10歳で決まる!―脳を鍛える10の方法』(幻冬舎新書)をご覧ください。 頭が良くなる「原理」は、本に従って4つの気持ちを足し算思考で回転させる! はじめは、興味を持つ・好きになる。これには、自己保存の本能が関係します。 次に、正しい判断をしたい。これには、統一・一貫性の本能です。 さらに、自分で成し遂げたい。これが自我の本能です。 そして、相手の脳に入る・課題を解決する。これが、違いを認め友と共に学び考える本能です。 このサイクルを、脳科学で説明していただきました。 それぞれ、活動する脳の部位が異なり、A10神経群、前頭葉神経群、自己報酬神経群、ダイナミック・センターコアだそうです。 専門的すぎてわかりませんね。 とにかく、脳科学で説明されると、とても説得力があります。 次回には、やめるべき10の悪い習慣を紹介します。 今日の給食は・・・特集は「かぼちゃ」太刀魚のおろしかけ、オクラのあえもの、カボチャとなすのみそ汁、枝豆ご飯、牛乳 センターからのメッセージは・・・ 太刀魚は、体が長く銀色に光るのが太刀に似ていたり、立って泳ぐように見えることから名前がつきました。おろしかけでさっぱり食べられるようにしました。 今日の特集は、かぼちゃです。 そろそろカボチャも出始めました。 いつものように、カボチャの都道府県別生産量を考えて見ましょう。 1位は当然北海道でしょう。 Q かぼちゃの都道府県別生産量 第2位は? 「27年度 生活習慣調査」 歯みがき編 −1−歯みがき編 −1− 朝食後の歯みがきは、学年によりややムラがあるようです。 夕食後と寝る前の2回磨いている子も多く、意識が高いと思われますが、このグラフでは、夕食後から寝る前まで、1度も磨いていない子のことが読み取れません。 もしいるようでしたら、ぜひとも寝る前に歯みがきの習慣をつけるようにさせてください。 【校長日記】 『武功夜話物語』すぐに電話しようと思いましたが機会を得ず、7日に電話をしたところ「もうありません」とのことでした。 すると、すぐに須賀先生から「尾北ホームニュースにまだあるから」と連絡をいただき、最後の一冊を購入することができました。 布袋に関するところもあります。 「小折村生駒家は信長公の御三子誕生の地」 「小折村生駒屋敷で小六殿に抱えられた藤吉郎」(秀吉) さらに後半には、 織田信長と生駒氏の女 江南縁の七人の戦国武将でも、布袋の地が登場します。 折を見て紹介します。 買い物学習私たちは、今どこに立っているのか・・・それが、私たちは、今どこに立っているのか・・・ 「教育」は、「教」と「育」とで成り立っています。 「教」とは教えること。知識や技術は教えるべきです。 「育」とは育てること。例えば思考力、忍耐力、協調性、そして心と体。机上で教えるには限界があります。 「教育」とは、「教」と「育」のバランスが大切なのです。それを表現したのが、「生きる力」という言葉です。 上の図の意味を簡単に解説します。 「育」を左側に、「教」を右側に配置してみました。 「育」は、経験の中で獲得するものです。そこで、経験主義と言われています。 「教」は、先人の教えを系統的に伝達していきます。そこで、系統主義と言われています。 これまで、「育」にぶれたり、「教」にぶれたりを繰り返してきたのです。 寺子屋は、四書五経を暗唱します。これは、完全に「教」です。 明治時代も基本的にその流れの上にあります。 しかし、大正時代には、自由教育という、児童中心の考えが生まれました。「育」です。 それも、昭和に入ると軍事色が強まり、国家により統制され「教」に戻ります。 戦後は、戦前の反省から、デューイの経験主義論が教育の主流となりました。社会科も誕生しましたが、経験重視なので、時として「はい回る社会科」とも揶揄されたりもしました。 そのようなときに、昭和32年、ソ連が人類初の人工衛星「スプートニク1号」の打ち上げ成功したのです。 アメリカの人工衛星は失敗しており、「経験主義ではだめだ。系統的に教えなければソ連に負けてしまう。」という考え方になりました。 宇宙開発=軍事技術であり、西側諸国にはショックが走りました。 それを、「スプートニク・ショック」といいます。 これにより、日本も大きな影響を受けました。 経験主義から、系統主義に軸が傾きました。 池田内閣の所得倍増計画もあり、産業界からは、均一の能力を持つ労働者の育成を求めたからです。それから、高度経済成長が始まります。 これは、詰め込み教育、受験地獄、落ちこぼれなどの言葉を生み出します。 「東大一直線」というマンガも登場しました。 いじめ・不登校、自殺、学校の荒れもありました。 その反省から、「ゆとり」「心の教育」へと軸が傾きます。 産業界の「週5日制」に、教育界も合わせました。学校5日制です。 勢いを得た経験主義の意見で生まれたのが、生活科であり、選択教科です。その結実が総合的な学習の時間なのです。 昨日の、マダイをさばく話と共通しますが、机上では学べないことが、経験することにより学べることがあるのです。 しかし、それに待ったをかけたのが、学力低下問題です。 PISA調査で、日本の順位が下がったのです。 あくまで相対的なものなのに、文部科学大臣が「確かな学力」といったり、さらには、全国状況学力調査の数字に一喜一憂する自治体まで表れます。 数値で測れるのは「教」の部分だけです。 「教育」の、一つの側面でしかありません。 新しい教育基本法でも、「基礎基本の習得と活用」と、両方大切だとはっきり言っています。 私たちは、今、「教」と「育」の間に立っています。 しかし、数値に表れやすい「教」にばかり注目が行くことを知っていなければなりません。 今日は、保護者会の2日目。 ぜひとも、「教」の部分と「育」の部分の両方の成長を認めてあげてください。 今日の給食は・・・特集は「ビビンバ」ビビンバ、ナムル、タッコムタン、ご飯、牛乳 センターからのメッセージは・・・ 今日は韓国料理です。タッコウムタンは、鶏肉を煮込んだスープです。食欲が落ちる夏でも食べやすいように、具とご飯を混ぜて食べるビビンバを出します。 今日の特集は、ビビンバ です。 私(校長)がソウルへ行くと、必ず一度は食べに行くのが石焼きビビンバ。 明洞の全州中央会館に行きます。 実は、その全州中央会館が石焼きビビンバ発祥の地なのです。 そのビビンバとは、要するに、朝鮮風まぜご飯で、ご飯の上にナムル、肉、卵などを載せて出てきます。 ナムルとは、塩ゆでして炒めた野菜類です。 かき混ぜながら、適度にお焦げを作りながら食べると絶品です。 今日も、混ぜて食べてください。 朝の風景今日も、6年生のあいさつ隊が活動をしてくれました。ありがとう。 今日の湊部屋残っているのは、昨日紹介した序ノ口東14枚目 福湊 写真左 もう一人は、三段目東60枚目 朱鷺ノ若でした。 写真右 「布袋小のホームページの載せるよ」といったら、「がっこいいところを見せます」と四股を踏んでくれました。 【校長日記】 応化学校はここか?啓明学校 般若寺 輯き学校 松岩寺 「き」は、車へんに抗のつくり そして、もうひとつは中奈良村の応化学校です。 昭和60年頃、聞き取り調査をしたところ、おばあさんが「ここにあったよ」と教えてくださったのが、ちょうど、現在の集合場所です。 もう少し詳しいことを知りたいのですが、ご存じの方があれば教えてください。 よろしくお願いします。 布袋駅の歴史 冊子に大切に使わせていただきます。 「27年度 生活習慣調査」 食事編 −2−食事編 −2− この調査では、4年生の「カップ麺をよく食べる」率が高いこと以外は、学年による差は感じられませんでした。 ただ、「清涼飲料水よく飲む」と「スナック菓子、ファーストフード好んで食べる」層は共通していると思われます。 『やめられない清涼飲料とまらないスナック菓子―成人病への近道にさせないで』(食べもの文化研究会)という本があります。 そこには、次のようにありました。 清涼飲料一缶・スナック菓子一袋を食べると、一日分の砂糖・脂質・塩分のほとんどを摂取してしまいます。またいっしょに食べることは成人病への道を急ぐようなものです。飲みすぎ、食べすぎのしくみと成長期の子どもへの弊害を親子で考える最良の書。 ぜひ親子で考えてみてください。 3年生・図画工作科「切ってつないで大へんしん」【校長日記】 「生」と向き合うその他、学校では、メダカを育てたり、野菜を育てたりと、学年により、発達段階を考慮して、いろいろな生物を育てています。 生物を育てることは、心を育てることにつながります。 ぜひ、経験させたい学習活動です。 先ほど、「発達段階を考慮し」と書きました。 「生物」を育てるということは、いずれは「死」と向き合うときが来ます。 野菜を食べるのも「死」ですが、動物を飼えば直接に、否応なしに「死」と向き合わなければなりません。 その段階を、ステップを踏んで経験していくことは、大切なことだと考えています。 以前、中学校の自然教室で、自分で釣った「マダイ」を自分で2枚にさばき、片面は刺身、もう片面は塩焼きで食べる経験をさせました。 場所は、福井県小浜市阿納です。(写真下) 子どもたちの多くは、魚をさばくのは初めてです。 さばくこと自体は、手順・方法を講師に教えてもらえるので難しくありません。 難しいのは、先ほど自分で釣り、その「生きている感覚」を手が覚えていることなのです。 「生」から「死」、そして「死」から「食」への切り替えができない子が多いのです。 経験がないからです。 それでも、周囲が行うことで、覚悟を決めて始めます。 結局、全員が、さばく体験することができました。 「命をいただく」というのは、教室ではよく使う言葉です。 しかし、その言葉には実感がこもっていません。 多くの子どもたちが「命をいただく」ことを本当に理解したのは、このときだったのです 釣りが好きな子にとって、それはよくあることでしょう。 小さい頃から、いろいろな経験をさえることがいかに重要か、私もこのときに痛感しました。 数年前に、テレビ番組で、女子高生が鶏を育てて解体して食べる「命の授業」をやっていました。 食品流通科の生徒にとって、必要なことなのでしょう。しかし、女生徒の中には、初めは嗚咽し、涙を流す子もいるのです。 それを越えていくのです。 「残酷」だという批判はきれい事に聞こえます。毎日、誰かがやっていることだからです。その人のおかげで、いただくことができるのです。 食品の専門家になる以上、越えていてほしい素養だと感じました。 話が飛躍しましたが、1年生がアサガオを育てるのは、実は、ずっとその先につながっているのです。 そして、自己や他の命を大切にする人に成長していくのです。 写真の出典は、ブルーパーク阿納 http://bluepark-ano.com/ おすすめします。 今日の給食は・・・特集は「そうめん」星形メンチカツ、モロヘイヤのおかかあえ、そう麺汁、すいか、ご飯、牛乳 センターからのメッセージは・・・ 今日は、七夕の献立です。天の川に見立てたそうめん、夜空に光る星をイメージしたオクラ、星形メンチカツを給食では出します。 今日の特集は、そうめんです。 いきなり問題です。 Q そうめんとひやむぎのちがいは? 【校長日記】 個別懇談会に寄せて・・・
今日から個別懇談会が始まります。よろしくお願いします。
PTA総会で、私は次のような話をしました。 病院で、ある患者さんから聞いた話です。 その前にいた病院で、担当医師とその上司?が、治療の方針を巡って言い争いをしていたのです。 それも、その患者さんに聞こえる所で! その人は不安になり、転院を申し出たそうです。 その気持ちはよくわかります。 これは、教育でも同じです。 学級担任と保護者の教育方針は、必ずしも同じとは限りません。 学級は40人近くいますので、個のニーズに対応しながらも、限界もあります。 ただ、意見の違いを子どもたちに感じ取らせては、子どもが不安になるだけです。病院の例と同じです。 普段から、連絡帳等でやりとりをしてみる場合もあるでしょうが、個別懇談会は、その方向性を確認するよい機会です。 ぜひ、子どもたちを不安にさせないように、相互理解の場になればと思います。 心がポカポカしてきます読んでいたら、心がポカポカしてきました。 |
江南市立布袋小学校
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