最新更新日:2024/05/03 | |
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【校長日記】 公立学校臨時教員等研修会尾張地区(愛日・中島・丹葉)116人の期限付講師・臨時的任用教師のみなさんに、教員としての力量を向上させるための研修会です。 新任教員は、指導教官が付いて指導されます。 しかし、講師の人には、例え大学を出て初めての教壇であっても、始めての担任であっても、指導を受ける機会はほとんどないのです。 昨日は、その貴重な機会の一つなのです。 せっかくですので、講義形式ではなく授業形式とし、児童・生徒の立場になって参加してもらいました。 内容は「教員の服務」「人権教育」ですが、実際に受けてもらうことにより、少しでもテクニックを身につけてもらえればと思ったからです。 その形式とは・・・ 全員参加型授業です。 これ分かる人 「はい」(挙手) 「はい、○○さん。」 「・・・・です。」 「はい、正解。よくわかりましたね。」 これは、全員参加型授業ではありません。 分かった人だけで進めていく授業です。 もちろん、発展的な内容になると、このようになることもあります。 しかし、ベースの部分はこれではいけないのです。 ではどうするのか? 常に全員を見える形にして、教師の目で確認をしつつ進めるのです。 例えば・・・ 1人で代表の子が本を読むことがあります。 教師は、読んでいる子に気持ちが集中してしまいます。 それでは他の子は? 聞いているのか、聞いていないのかがわかりません。 それではいけないのです。 全員参加型授業では、いっしょにくちびる読みをさせます。 声を出さないで、口を動かして一緒に読ませるのです。 これで、全員が参加しているのかいないのかが目に見えます。 参加していない子がわかれば、支援ができるのです。 このような方法はいろいろとあります。 授業参観の折には、自分のお子さんだけでなく、ぜひとも全員が参加しているかに注目してください。 |
江南市立布袋小学校
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