日中は汗をかくようになってきました。水分をこまめにとりながら、学習や運動にしっかりととりくみましょう。

【校長日記】 新しい指導要領ではこう変わる

私たちの学校での教育活動のほとんどは、その内容が法令で決められています。

最も直接的なのが「学習指導要領」であることは、みなさんもご承知のことと思います。

通常は、10年に1回改訂されています。

現行のものはここ
 http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/index.htm

次回の改訂が迫るなか、その基本方針が公表されました。
それが、まだ案ですが、「幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の 学習指導要領等の改善及び必要な方策等について(答申) 」

内容だけで241ページ、それに索引が付いています。

それを、本分23ページ、資料6ページにまとめたものが、「概要」です。
 ここから読むことができます。
 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/gijiroku/__icsFiles/afieldfile/2016/12/26/1380836_08.pdf

それでも大変という方のために、「概要」の見出しだけを集めてみました。

第1部 学習指導要領等改訂の基本的な方向性

第1章 これまでの学習指導要領等改訂の経緯と子供たちの現状
(前回改訂までの経緯)
(子供たちの現状と課題)
(子供たち一人一人の成長を支え可能性を伸ばす視点の重要性)

第2章 2030年の社会と子供たちの未来
(予測困難な時代に、一人一人が未来の創り手となる)
(「生きる力」の育成と、学校教育及び教育課程への期待)
(我が国の子供たちの学びを支え、世界の子供たちの学びを後押しする)

第3章 「生きる力」の理念の具体化と教育課程の課題
1.学校教育を通じて育てたい姿と「生きる力」の理念の具体化
2.「生きる力」の育成に向けた教育課程の課題
(1)教科等を学ぶ意義の明確化と、教科等横断的な教育課程の検討・改善に向けた課題
(2)社会とのつながりや、各学校の特色づくりに向けた課題
(3)子供たち一人一人の豊かな学びの実現に向けた課題
(4)学習評価や条件整備等との一体的改善・充実に向けた課題

第4章 学習指導要領等の枠組みの改善と「社会に開かれた教育課程」
1.「社会に開かれた教育課程」の実現
2.学習指導要領等の改善の方向性
(1)学習指導要領等の枠組みの見直し
(「学びの地図」としての枠組みづくりと、各学校における創意工夫の活性化)
(新しい学習指導要領等の考え方を共有するための、総則の抜本的改善)
(2)教育課程を軸に学校教育の改善・充実の好循環を生み出す「カリキュラム・マネジメン
ト」の実現
(3)「主体的・対話的で深い学び」の実現(「アクティブ・ラーニング」の視点)

第5章 何ができるようになるか −育成を目指す資質・能力−
1.育成を目指す資質・能力についての基本的な考え方
2.資質・能力の三つの柱に基づく教育課程の枠組みの整理
3.教科等を学ぶ意義の明確化
4.教科等を越えた全ての学習の基盤として育まれ活用される資質・能力
5.現代的な諸課題に対応して求められる資質・能力
6.資質・能力の育成と、子供たちの発達や成長のつながり

第6章 何を学ぶか −教科等を学ぶ意義と、教科等間・学校段階間のつながりを踏まえた教育課程の編成−

第7章 どのように学ぶか
−各教科等の指導計画の作成と実施、学習・指導の改善・充実−
1.学びの質の向上に向けた取組
2.「主体的・対話的で深い学び」を実現することの意義
(「主体的・対話的で深い学び」とは何か)
(各教科等の特質に応じた学習活動を改善する視点)
(単元等のまとまりを見通した学びの実現)
(「深い学び」と「見方・考え方」)
3.発達の段階や子供の学習課題等に応じた学びの充実

第8章 子供一人一人の発達をどのように支援するか −子供の発達を踏まえた指導−
1.学習活動や学校生活の基盤となる学級経営の充実
2.学習指導と生徒指導
3.キャリア教育(進路指導を含む)
4.個に応じた指導
5.教育課程全体を通じたインクルーシブ教育システムの構築を目指す特別支援教育
6.子供の日本語の能力に応じた支援の充実

第9章 何が身に付いたか −学習評価の充実−

第10章 実施するために何が必要か
−学習指導要領等の理念を実現するために必要な方策−
1.「次世代の学校・地域」創生プランとの連携
2.学習指導要領等の実施に必要な諸条件の整備
(教員の資質・能力の向上)
(指導体制の整備・充実)
(業務の適正化)
(教材や教育環境の整備・充実)
3.社会との連携・協働を通じた学習指導要領等の実施
(家庭・地域との連携・協働)
(高大接続改革等の継続)
(新しい教育課程が目指す理念の共有と広報活動の充実)


第2部 各学校段階、各教科等における改訂の具体的な方向性

第1章 各学校段階の教育課程の基本的な枠組みと、学校段階間の接続
1.幼児教育
2.小学校
(小学校教育の基本と、低・中・高学年それぞれの課題
(言語能力の育成と国語教育、外国語教育の改善・充実)
(情報技術を手段として活用する力やプログラミング的思考の育成)
(各小学校における弾力的な時間割編成)
3.中学校
4.高等学校
5.特別支援学校
6.学校段階間の接続
(幼児教育と小学校教育の接続)
(小学校教育と中学校教育の接続)
(中学校教育と高等学校教育の接続)
(幼稚園、小学校、中学校、高等学校等と特別支援学校との連続性)
(高大接続)
(職業との接続)

第2章 各教科・科目等の内容の見直し
1.国語 以下略


ぜひ、概要版をご覧ください。


で、何が変わるかって?

大きなものでは、通知表の形が変わります。
今の、基本4観点が3観点になります。

小学校では、新しい教科が誕生し、授業時間数も変わります。
次の表をご覧ください。

また、折を見て解説します。
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4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
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