最新更新日:2024/04/26 | |
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岐阜大学教育学部附属小学校へ行ってきましたテーマは、「見方・考え方」を働かせて、学びを深める児童の育成 。 まさに、新学習指導要領のキーワードです。 1時間目の授業を少しずつ見ましたが、まさにアイデアの宝庫でした。 教科ごとに、見方・考え方を鍛えようとしているのかがわかりました。 2時間目は、6年生の社会科だけに集中しました。 「増税すべきか否か」を議論する授業でした。 児童はいろいろな立場から見ていました。 しかし、根拠の大切さを痛感しました。 例えば、「税金が無駄に使われている。その無駄をなくせば増税は必要ない」という意見。聞いている人は納得しているような感じでした。 本当にそうか? 確かに、2016年度に会計検査院が874億円の税金の無駄遣いを指摘していました。 それはもちろんいけません。計算してみましょう。 消費税が8%から10%に上がると国の税収は約5.6兆円増えると試算されています。 874億円は、5.6兆円の1.6%弱。 すなわち、無駄遣いをすべてなくしても、増税分の2%にもなりません。 無駄をなくすことと増税は次元が違う論議なのです。 具体的数値を語らず、言葉だけだとこうなってしまうのです。 これは、国民としても気をつけなければなりませんね。 講演は、前文部科学省初等中等教育局視学官の田村 学 先生。 わかりやすい講演でした。 |
江南市立布袋小学校
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