最新更新日:2024/04/28 | |
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丹葉フィールドワーク--新日鐵住金−午前の目的地は、新日鐵住金 名古屋製鉄所 です。 小笠原さんと立松さんが説明してくださいました。 約632万m2(ナゴヤドーム約131個分)の敷地には、バス停33か所あります。グランドが2面、体育館、野球場もあります。消防車が3台、救急車も1台備えています。 34万本の常緑樹が茂っていました。 メインオフィスには350名の事務系職員が働いています。 全体では、正社員3千人(内 1600人は三交代勤務)、協力会社社員が7千人いるそうです。 まず、オーストラリアから輸入した鉄鉱石・石炭と、美濃赤坂の石灰石を2つの高炉で溶かします。 高炉を新設すると、350億から400億円かかります。 (日本全体で24基稼働しています。) 高炉は、一度火をつけたら、24時間365日つけっぱなしです。 冷えたら鉄が固まってしまいますね。 高炉には寿命があります。 2mの耐火煉瓦が減っていき、30cmぐらいになると使えません。 15年ほどで交換します。 その解体には、4000tクレーンが2基必要で、全国から3000人の技術者が集まります。 (その宿泊施設を確保するのが大変だそうです。) また新設時は、女性は中に入れません。土俵と同じで、縁起を担いでいるのです。 ドロドロに溶けた鉄は、トーピードカーで転炉に運びます。 トーピードカーには、300tの溶鉄を入れることができます。 1台1億円です。 転炉で、注文に応じた成分調整をし、スラブという鉄の板を作ります。 そのスラブを8枚運ぶのが、180tキャリアカーです。 56本のタイヤがあり、すべてが回転するので小回りもききます。 こちらは2億円。日本車両の製品です。 その後、熱延工程を見学しました。 1日、700本の板を延ばして、ロールのように巻き取ります。 ちょうど、プリウスの車体に使われる鉄板を延ばしているところを見ました。 車種によっても、鉄板は異なるのです。 離れていても、熱さを感じました。 水は愛知用水から。90%はリサイクルしますが、残りは蒸発してしまいます。 まだまだ情報を収集しましたが、ここではこのくらいに・・・・・。 |
江南市立布袋小学校
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