最新更新日:2024/05/17 | |
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【校長日記】 木を植える−阿智の花桃−また、木曽の木材を、木曽川を利用して運搬した話(4月11日)もしました。 今日はその関連。 阿智村の花桃です。 昨日、阿智村の花桃を見てきました。 三色(白・ピンク・赤)に咲き分ける花桃は、観賞用の「桃」の木です。 中国原産ですが、その苗木をドイツのミュンヘンから持ち帰った人がいるのです。 その人とは、福澤桃介です。 大河ドラマ「春の波涛」の中心人物で、その波瀾万丈の人生はあまりにも有名です。 慶應義塾在学中に、福沢諭吉に見込まれ、留学を条件に婿養子になります。諭吉は、将来、娘の房と結婚させるつもりでした。 帰国後は、何度か事業で失敗した後、日露戦争後に株で財を成し、成金となります。 その後は、数々の会社を買収、あるいは設立し、実業家の道を歩んでいきます。 Wikipedia には、「主な役職」として、30を越える社長や取締役が挙げられていました。 中でも有名なのが、木曽川の電源開発です。 読書発電所、大井発電所、落合発電所など、多くの水力発電所を建設しました。 これにより、木曽の木材は、水路ではなく、陸路輸送に代わったのです。 タブの建設中、木曽の三留野に滞在した山荘が今も「福沢桃介記念館」として残っています。 桃介が訪れるときは、日本の女優第1号の川上貞奴を必ず同伴して滞在したそうです。 ここに、例の花桃を植えたのが始まりです。 「福沢桃介記念館」HPhttp://www.town.nagiso.nagano.jp/kankou/midokoro/nagiso/midokoro_43.html この花桃が、南木曽を中心に広まり、全国にも広まったのです。 植える人がいて、育てる人がいて、広げた人がいるのです。 こうした背景を知って見ると、また違った見方ができますね。 ちなみに、桃介と貞奴は、名古屋滞在中には東区の「二葉御殿」に2人で滞在していました。今も「文化のみち二葉館」として残っています。 「文化のみち二葉館」HP http://www.futabakan.jp/ 【校長日記】 性同一性障害に係る児童生徒に対するきめ細かな対応の実施等についてここから http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/27/04/1357468.htm いずれ、学校にも、県教委・市教委を経由してくるものと思われます。 今、いろいろな自治体で対応が話題になっている 性同一性障害 とはどのようなのもを言うのでしょうか? 「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」では次のように定義しています。 生物学的には性別が明らかであるにもかかわらず、心理的にはそれとは別の性別(以下「他の性別」という。)であるとの持続的な確信をもち、かつ、自己を身体的及び社会的に他の性別に適合させようとする意思を有する者であって、そのことについてその診断を的確に行うために必要な知識及び経験を有する二人以上の医師の一般に認められている医学的知見に基づき行う診断が一致しているもの ここに見られるように、「二人以上の医師の診断」により認められる障害です。 平成18年には、小2男児を女児として通学していたということが報道されました。 この場合も、診断が出ていました。 以前は「男性3万人に1人、女性10万人の1人」と言われていましたが、北海道文教大の池田官司教授(精神医学)らの研究によると、「約2800人に1人」いるとされています。 出典 http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2100N_R20... 保護者の皆様にも、お子さんが違和感を感じられるということがありましたら、ぜひご相談いただきたいと思います。 |
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