日中は汗をかくようになってきました。水分をこまめにとりながら、学習や運動にしっかりととりくみましょう。

【校長日記】 学びの小中連携

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本日、布袋中学校区の3校の校長で、宮田中学校を視察しました。

もともと、布袋中学校区は、小中連携の研究を最初に始めた地区です。
中学生が布袋小学校で英語交流をしたり、吹奏楽部と金管クラブが合同で演奏したりと、交流を続けてきました。

その後、宮田中学校区の3校(宮田中学校、宮田小学校、藤里小学校)で、学びの小中連携、すなわち、授業規律を小中でそろえる研究を行い成果を出しました。

布袋中学校区の3校は、授業規律の面でもそろえられるところはそろえていこうと、先進校の宮田中学校を訪問したのです。

発想は、岐阜市の研修校です。
中学校5校・小学校4校が、同じような授業スタイルでやっていることに気付きました。
尋ねてみると、かつてはそうではなかったそうです。
ほぼ共通した小学校で学んだ授業の約束を一度白紙に戻して、それぞれの教師のルールで指導していました。生徒は、教科ごとにスタイルを変えなければなりません。生徒指導上、なかなか落ち着かなかったそうです。
それを、中学校が小学校にそろえたところ、劇的に変わったのです。
子どもの立場で考えれば、小学校でやってきたことをそのままやればよいので不安がありません。
中学校としても、指導の手間が省け、その分、授業内容(教材研究)に集中することができます。

基本は、「話す人を見て聞く。聞く人を見て話す。」
これは、布袋中学校区3校でも、これまで行われてきたことです。
「いただきます」の時に手を合わせることと同じレベルですが、これを基本に考えています。

夢は、子ども会やコミュニティスポーツ祭でも同じルールで適用できること。
学校で学んだことが、社会で使えることです。

今後も話し合いを続けていきます。

【校長日記】 今日の朝礼 −2−

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今日の朝礼のメインはここからです。
最近、トイレのスリッパの整頓がよくありません。
どう伝えると、前向きなメッセージになるのでしょうか?

私は、次のようにしました。

「行いには、△ よくない行いと、○ できて当たり前の行い、そして、◎ よい行いがあります。」

「トイレのスリッパで説明します。」

「自分が使ったスリッパを整頓しないのは?」よくないの声が聞こえてきます。

「自分の使ったスリッパだけはきちんとそろえるのは?」当たり前の行いと聞こえます。

「それでは、よい行いとは?周囲で話し合ってみましょう。」
1,2年生からも、「みんな分もそろえる」と聞こえてきます。

「その通りです。みんなの分もそろえるのがよい行いです」

「そして、もう一つあります。みんなの分もそろえている人をみたら、『ありがとう』といってくれる人の心もすばらしい」

「布袋小学校のぞうきんの整頓は学校中でできています。」

「トイレのスリッパも、整頓できることを期待します。」

今回も、結論を直接いわないで、考える時間を入れました。
その方が、より心に残るからです。

岩下 修 先生の、「AさせたければBといえ」の具体化です。

これから、トイレを見るのが楽しみです。

【校長日記】 今日の朝礼 −1−

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今日の朝礼は2部構成です。
はじめに、よい歯の子の表彰を行いました。
それぞれ、すばらしい返事と態度で表彰を受け取ることができました。
全校より、温かい拍手をもらいました。

大切なのはその後です。
表彰授与式は、もらった児童は印象が強いのですが、他の児童には他人事です。
少しでも強く印象に残ってもらうには・・・

私は、よい歯の子のを画像で見せました。
画像はインパクトがありすぎるので、予告してから見せました。
そして、こう続けました。
「ぜひ、自分の歯を鏡で見てみましょう」

さらに、歯みがきの大切さを繰り返しても、「またか・・・」になります。
そこで、私は次のようにしました。

11枚のよい歯の子ポスターコンクールの優秀作品を見せたのです。
目的は二つ。
「歯の大切さ」を映像により印象づけること。聴覚の情報より、視覚情報の方がはるかに印象に残りやすいのです。

もう一つは、よい絵を見せることです。
よい絵を見れば見るほど、子どもたちの絵の質は上がります。
こうした機会を利用して、短い時間でも、よい絵を紹介していきたいと考えています。

来迎寺小学校の伊藤校長先生からいただきました

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なでしこ、ベスト4に進出を決めましたね。


さて、来迎寺小学校に訪問した際、伊藤校長先生から手作りのキーホルダーをいただきました。

お聞きしたところ、制作時間2時間30分。

文字の所は、3点で外枠とつながっています。
ドリルで穴をあけて、糸ノコ で形を整え、しかも、糸ノコの刃も細くするそうです。

その後、磨いて、着色、ニスだそうです。


こうした技術があれば、人生がより豊かになると思います。


以前に書きました、国語、算数、理科、社会は生活していくために必用な勉強です。

さらに、音楽、図画工作、体育、家庭 は生活を豊かにします。

そして、道徳 は人生を豊かにします。


ほてっ子をバランスよく育てていきたいと考えています。

【校長日記】 思考力を育てる −2−

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なでしこの試合が始まりました。

さて、来迎寺小学校の研究に関連して、思考力について考えるシリーズ第2弾。

「推理」「推論」について考えます。
名探偵はあれこれ推理しますが、基本は次のものです。


よく知られている事実と事実との関係から、一つの結論を導き出す働きです。

次の3つがあります。

演繹推理

言葉は難しいのですが、みなさん普通にやっています。

すべての生物には寿命がある。私の家のパピヨンは生物である。だから、私の家の犬もいつかは寿命が来る。

一般的は判断から、特殊(個別)な判断を導き出す方法です。


帰納推理

今の逆で、いくつかの特殊(個別)な判断をから一般的判断を導き出す方法です。

鉄は電気を通す。銅も電気を通す。鉛も電気を通す。 鉄も銅も鉛も金属だ。だから、金属は電気を通す。


類比推理

もう一つ。類比というものがあります。

あの姉妹のうち、姉は、料理が上手で、音楽が得意、字もきれいだ。妹も料理が上手で音楽好き。きっと、きれいな字を書くのではないか。

あくまでも推理なのですが、多くの条件が一致するので、他のことも一致するのではないかというものです。



創造力

今、企業では、創造力のある人が求められています。

「創造力」:新しいものを創り出す力です。

思考でいうと、創造的思考力(生産的思考力)ともいわれるます。

どんな人が、創造的思考力が高いのか。
それは、思考の流暢性、柔軟性、独創性です。

流暢性は、考えをすらすらと作り出す力 柔軟性は、いろいろの角度から柔軟に考える力 独創性は、新奇な考えを生み出す力


昔、家庭内に電気のソケットは一つしかありませんでした。
電灯を点けるとアイロンがかけられません。
それが当たり前の時代だったのです。
けんかをしている姉妹を見て、松下幸之助は二股ソケットを考えました。
実際には、すでにあったものをより使いやすく、より安く改良したのですが、そこには彼の創造力と、集中力、執着力が新製品を生み出しました。



問題解決力

授業では、導入の後に「問題」「課題」が出されます。
そこでは、既習事項と、生活経験などを交えて、含まれているいろいろの条件を考え、一つの解決方法を見つけ出す働きが問題解決です。
そして、その力が問題解決力です。

これは、何も、学校の授業だけでなく、生活場面などでもありえます。

この問題解決力には、前回の概念作用、判断作用、推理作用さらには創造力が含まれ、これらが一緒に働くことによって問題解決が行われることになります。

これで、思考について一通り確認しました。

思考の類型についてもう少しかみ砕いてから、シンキングツールへと話を進めていきます。

【校長日記】  岐阜市立加納小学校訪問

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今日は、岐阜市立加納小学校 中間研究発表会へ、愛知教育大学 真島先生といっしょに行ってきました。

この時期の発表会は、名古屋の附属小、岐阜の附属小中、そして加納小学校ぐらいなものです。

加納小学校は、秋(11月21日)には、特別活動・特別支援の発表も行うので、年2回の発表会を行います。
これは、すごいことです。

研究テーマは、実践力のある子どもの育成 − 主体的に思考・判断・表現して解決できる子をめざして −

学習公開1では全公開授業を広く浅く、学習公開2では社会科授業のみを参観しました。

全体会の後、加納小名物である創作オペラを鑑賞し、社会科分科会に参加しました。

5年生の社会科授業は久しぶりに見た面白い授業でした。

課題に向かって、児童は前の意見に少しずつ肉付けしながら発表していきます。

そして、先生のゆさぶり資料。「後藤さんの米は高い。お母さんなら買う?」
ほとんどが買わないに挙手。
この頃から授業が面白くなりました。

「高品質」「消費者の信用」をキーワードに児童がまとめ、その後に、海津町のトマト出荷場を取り上げました。

今回学んだことが、応用できるかを確かめます。
さすが、見事に応用できました。


創作オペラは「太陽の詩」

素晴らしい出来でした。


分科会では、時間を大幅に上回る、熱の入った会になりました。

特に、OBの先生が、愛のこもった厳しい意見を言ってみえることが印象に残りました。


秋にも参加します。

 

【校長日記】 思考力を育てる −1−

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来迎寺小学校の研究に関連して、「思考力」について考えます。

「思考力」とは何か?
もちろん「考える力」なのですが、それでは「考える力」とは何か?

みなさん、まずは考えてみてください。


ここからは、意見としてご理解ください。
(少し長くなりますよ。)

比較的、まとまっているのは、新学社のサイトです。かなり古い記事ですが、基本的に今でも通用すると思っています。私もほぼ同じように考えていますので、引用しながら進めていきます。
 http://www.sing.co.jp/school/practice/forum10-2.html 

次のように述べています。

思考力は考える力であるが、それでは「考える」とはどんな働きであるか。心理学では、思考という働きは、観察や記憶によって頭の中に蓄えられた内容をいろいろ関係づけ、新しい関係を作り出す働きとみなされている。


簡単にいうと、点である知識をつないで、線や面にしていく働きです。

「思考する力」とは、「知識を関係づける力」ということになります。

その関係を見ていきましょう。

概念作用

難しい言葉ですね。でも、ここであきらめないで!

二つ以上のものの特徴を比べ、似ているところを取り出す働きを抽象作用といいます。

例えば、わが家の犬はパピヨンです。アルプスの少女ハイジに出てくるヨーゼフはセントバーナードです。大きさも賢さも全く異なりますが、抽象化すると、同じ犬になります。この「犬」というイメージが概念です。

おにぎりと三角定規は全くの別物ですが、抽象化すると、三角形という概念になります。

今、頭に三角形をイメージしたあなた。すでに思考(関係づけ)をしているのです。


判断作用

次のように説明しています。

二つ以上の概念の間の関係あるいは概念とその属性との間の関係を定め、その関係が正しいか否かを断定する働きである。

「鉄は金属である」
これが判断です。鉄は、見るからに金属に見えますね。

「水銀は金属である。」
液体ですが、電気を通す性質から「金属」と判断したのです。

「レモンは金属ではない」
電極を刺すと電流が流れますが、明らかに金属ではありませ。
電流だけがが金属の条件ではありません。


これらは思考した結果なのです。

「あなたは人だ」「あなたは優しい人だ」

似たような文ですが、内容のレベルは全然違います。
「優しい」とする根拠があったのでしょう。
これも、判断です。

それでは、次はどう判断しますか?
「今年のドラゴンズは強いか弱いか」

「最下位だから弱い」、「エラーが多いから弱い」、「抑えが打たれるから弱い」それぞれ判断です。
なかには、「シーズン前の予想よりは弱くない」という人もいるかもしれません。

それも思考なのです。


明日に続きます。


【校長日記】 知立市立来迎寺小学校 訪問

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昨日は、知立市立来迎寺小学校の授業研究会に講師として訪問しました。

今回が3回目の訪問です。

来迎寺小学校は伝統校で、職員室前の廊下には、歴代PTA会長の写真がずらりと並んでいます。

子どもたちもとても素直で、訪問時は掃除中でしたが、自然な笑顔であいさつをしてくれました。

その研究テーマは、
「思考力を育てる授業づくり」
−思考スキルを習得し、活用できる子を目指して−


今回は、2年生 生活科の授業を参観し、研究協議会に参加しました。

「思考力を育てる」にはどうすればよいのか?

しばらく、この欄で考えていきたいと思います。

考える力を考える。何だか、頭が混乱しそうですが、保護者の皆様も、ぜひ、いっしょに考えてみてください。

【校長日記】 続けるということ

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日曜日の夕方の定番、「笑点」は1966年にスタートしました。
「徹子の部屋」は1976年から。
「ミュージックステーション」は1986年から。
そうそう、「サザエさん」は1969年からです。

それぞれ長く続くからには、それなりの理由があるのです。

さて、昨日、社会科教師の集まりである「社楽の会」を開催しました。
数えること、第434回め。
これまでの内容や参加者名が、すべてネット上に残してあります。
 ここから http://www.tcp-ip.or.jp/~syaraku/syaraku.htm 

第1回は、平成6年6月3日。1994年なので、長寿番組から見ればまだまだですが、これからもきっと続く予定です。

地域での職業体験や、東京での職場訪問など、この会で発信されて広まったものも少なくありません。

もともとの発想は、「音を楽しむ音楽があるのなら、社会科を楽しむ社楽があってもいいじゃないか」
社会科教師が授業を楽しむために、そして子どもたちが社会科授業を楽しむために、今後も続けていきます。

【校長日記】 18歳から選挙権 −2−

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改正公職選挙法が成立しました。
−1−では、新聞社の社説の概略を紹介しました。

最も踏み込んでいたのは中日新聞です。

国立国会図書館が世界の状況を調べたことがある。百九十八カ国・地域のうち、選挙年齢の下限を十八歳としている国は、百六十七にものぼった。国際的にみても「二十歳以上」としてきた日本は少数派に属していたわけだ。

これはその通りです。
http://www.city.sakata.lg.jp/ou/senkan/senkanji...  

懸念されるのが、現在、若い世代の政治への無関心や低迷する投票率だ。選挙権年齢を引き下げたからといって投票率が向上する保証はどこにもない。鍵となるのは、いかに良質な「主権者教育」がなされるかである。
 一票を投じる主権者の一人として、国家レベル、社会・地域レベルの課題に対して、自ら考え、判断し、行動していくための教育である。しかし、現実にはことさら「政治的中立性」を強調するために、教育行政が現場の教員を萎縮させているのではないか。


主権者教育「一票を投じる主権者の一人として、国家レベル、社会・地域レベルの課題に対して、自ら考え、判断し、行動していくための教育」と定義しています。

一昨日見た、岐阜大学附属中学校では、普天間基地、 諫早湾干拓問題を議論していました。
確かに、現実の政治的な問題を扱うのは難しさが伴います。それを「現実にはことさら「政治的中立性」を強調するために、教育行政が現場の教員を萎縮させているのではないか。」と表現しているのでしょう。
考えさせられます。

教育基本法には「良識ある公民として必要な政治的教養は、教育上尊重されなければならない」との定めがある。

この政治的教養とは何?これを明らかにしなければなりません。
社会科教師にとって、今回の公職選挙法改正は、大きな宿題をもらったような気分です。

ただ、主権者意識というのは、選挙だけではありません。

まちづくりへの参加・参画、地域のゴミ当番への参加・協力、いろいろな所で必要です。

学級の係活動、委員会活動など、学校教育全体を通して、社会の一員であるという意識を育てていきたいと考えています。


もう一つの問題は、成人は何歳?ということです。
これから議論が始まることでしょう。
さらに、飲酒や結婚、裁判など、年齢によって制限する法律などは数多くあり、300を超えます。

すべての整合性を図るには、かなり時間が必要です。

【校長日記】 今日の朝礼 −2−

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朝のスピーチの動画を見て、それぞれ良いところを出し合っていました。

そこで、私が良いと思うところを紹介しました。

《スピーチした女子児童》
 
○ 笑顔で聴く人を見て話している
○ 原稿を見ていない 
○ 物を見せて話している
○ 聴く人に呼びかけながら話している


《聴いている児童》

○ 話す人を見て聴いている
○ うなずきながら聴いている
○ 温かい気持ちで聴いている
○ 話す人が言葉が詰まっても、じっと待って


《発言した男子児童》

○ 進んで発言している
○ 家では良くないとアドバイスしている


《発言した女子児童》

○ みんなに質問を投げかけて、考えを聞いてから、自分の考えを発言している。
○ ザワザワしていても、誰かが話し始めるとピタッと静かになる


いつも、「聴くは思いやりだよ」と言ってきました。
今日は、一つ加わえました。
「聴くも話すも思いやりだよ」
話す側にも、相手意識が必要なのです。

そのことがよくわかるスピーチでした。

【校長日記】 今日の朝礼 −1−

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今日の朝礼は、朝の会のスピーチの様子を動画で紹介しました。
そのスピーチは、数年前の岐阜県山県市立高富小学校のもので、担任の川田英樹先生には、一昨日に直接お許しをいただいたものです。
次のような内容です。

ある女子児童が、よく母とけんかをして、そのたびに祖父母宅へ家出?をします。いつも持ち出す袋の中には、パンダのぬいぐるみと家族の写真、友達の手紙と歯ブラシセットを見せながら紹介します。

ただ、家族の写真を見た時には自分でも反省をし、このときも少し涙を流します。

それについて、友達が意見を言うというものでした。
ある男の子は、「けんかはいいけど、家を出ておじいさんの家へ行くのはやめた方がよい」とも言っています。


その後、私はこうつなげました。

「まだ続きますが、ここまでで、いいなと思うところがあります。みんなはどう思いましたか?まわりと話し合ってみてください。」

1年生もそれなりに話し合っていました。

続きます。

【校長日記】  ドッジボール、恐るべし!

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布袋小学校の子供達は、ドッジボールが大好きです。
でも、やっている子は、お父さん・お母さんの小学生当時に比べると、かなり減少しています。


さて、私のトレーニングのホームグランドは、一宮市総合体育館。
トレーニングルームを使ったり、周囲のコースを走っています。

3つあるアリーナでは、土曜・日曜には、何らかの大会が開かれています。

今日は、一宮市?のドッジボール大会が開かれていました。


これは、運動場でやっているドッジボールとは違い、競技スポーツです。

ドッジボールは、競技として全国統一ルールを制定し、全国大会を開催してから25年目になるのです。

実際に試合を見ていると、強いチームは、「当たらない」ために表面積を小さくして、小さく固まります。

いったんボールを奪うと、外野を3面使って、その守りを崩しにかかります。

強いサッカーチーム同様、組織として動いていることがわかります。

ドッジボール、恐るべし!

 J.D.B.A.ホームページ http://www.dodgeball.or.jp/

【校長日記】 新しい時代を生きぬく生徒

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今日は、岐阜大学教育学部附属中学校 へ行って来ました。
ここ10年ほど、毎年訪問しています。

研究テーマは、新しい時代を生き抜く生徒 (写真上)

サブテーマが、 「汎用的な能力」の育成と「建設的相互作用」を生み出す授業を目指して

難しい言葉ですね、

それでは、「汎用的な能力」とは何でしょうか?(写真中)

自ら課題を発見し解決する力
他者と協働するためのコミュニケーション能力
物事を多様な観点から論理的に考察する力


昨日、デンソーの人事部長さんが言っていたことに似ています。
学校では、子どもたちに、このような力を付けることを求められているのです。

それでは「建設的相互作用」とは?
私は初めて聞いた言葉です。次の3つだそうです。

可 搬 性:学習成果が、将来必要になる場所と時間まで「もっていける」こと
活用可能性:学習成果が、必要になった時にきちんと「使える」こと
持続可能性:学習成果が、修正可能であることを含めて、「発展的に持続」すること

わからないでもないですが・・・
保護者のみなさん、いかがですか?

【校長日記】 金融経済教育研究会

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昨日は、もう一つありました。

以前にも紹介した、金融経済教育研究会です。
2人の講師の方をお招きするのですが、私は、一人目の方のみ参加しました。

講師は、株式会社デンソーの人事部長 山内 啓市 氏です。

前半は、デンソーという会社の紹介。
後半は、会社として何を目指しているのか、
そしてメインが、どんな人材を育成しようとしているのか です。

教員として、また、管理職としてとても興味深い話でした。

これまでの会社の研修は、先人が過去から培った知見を次世代に伝える やり方でした。
即ち、先輩の話を聴くのです。

しかし、問題がありました。
講義形式では、睡眠の時よりも、脳波が動かないそうなのです。

そうです。今時、大学でも講義形式の授業は減りました。
私もいろいろなところで講師を務めますが、必ず模擬授業形式、即ち参加型にします。
朝礼でも、「まわりの人と話し合ってごらん」というのはそのためです。

山内氏は、「世の中が国際化、高速化、高度化し、1人の先輩が教えられることではない。
「自ら学び、自ら考え続ける人材になるための働きかけ、刺激を与えることしかできない」 と言われました。

その通りでしょう。

言われたことをきちっとやることも大切ですが、それでは会社は伸びていきません。
目的のために、何が必要か、何をすればよいのか考える、すなわち参画できる人材を育成しようとしているのです。

そのための手だてを紹介していただきました。

そのエッセンスが、「成長できる個人づくり」「支え合うチームづくり」「挑戦する風土づくり」 です。

学校も同じです。

異業種の人の話を聴くのは、いつも勉強になります。

【校長日記】  音楽を生活の一部に・・・

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昨日は、愛知県吹奏楽連盟の理事会でした。

私は、西尾張吹奏楽連盟の支部長なので、理事の一人として参加しました。
会場は朝日新聞15階の朝日ホール。

愛知県吹奏楽コンクールについて、各支部からの代表数や抽選を行いました。

その前では、ホルンのミニ・コンサートが開かれていました。

いいですね・・・・。

音楽が、生活の一部になっている気がしました。

もちろんスポーツも素晴らしいのですが、とにかく、続けることが大切。

金管クラブの子どもたちも、今の楽器かどうかはわかりませんが、末永く、何らかの形で続けてくれたらと思います。

岐阜大学教育学部附属小学校中間発表会へ行ってきました!

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今日は、 岐阜大学教育学部附属小学校中間発表会へ行ってきました。

私が10年以上通っている学校です。

その理由は、
・入学選抜をしていないので、一般校でも参考になる
・他の市内研修校と交流しているので、レベルが高い
・学習指導要領にとらわれないので、新しい発想に出会うことができる


あすは、附属中学校へ行って来ます。

また報告します。

【校長日記】  私の「超」愛読書

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私の「超」愛読書 を紹介します。

2016年受験用 全国高校入試問題正解 社会 は、社会科教師の私にとって、この30年近く、毎年愛読している珠玉の書です。

そもそも、高校入試問題 というのは、各都道府県から集められた中学高校教師の俊才が、知恵を振り絞って作った作品です。

制限は多いと思います。
どの教科書会社で学習している生徒にも、不公平にならない問題です。
その都道府県内のどの地域で学習していても差が付かない問題です。
学習指導要領の範囲内の問題です。
それでいて、適度に差が付かないと、合否が出せません。

実際に、各都道府県の入試問題を解いてみると、毎年、新しい発想に出会うことができます。実によく考えてあります。練ってあります。工夫してあります。

最新号が出ました。
これからしばらく楽しめます。

【校長日記】 休み時間をなぜ放課?

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昨日、次のように書きました。

休み時間を「放課」というのは、日本広しといえども愛知県だけです。
いわゆる方言です。

全国的に「放課後」といっているのを、愛知県では「授業後」「下校後」といいます。

日本国語大辞典(小学館)には、放課は「その日の所定の時間の課業が終わること」 とあります。
したがって、愛知県の考え方ではないことがわかります。

それでは、愛知県ではなぜ休み時間を「放課」というようになったのでしょうか?

明治6(1873)年3月に公布された『愛知県義校規則』が起源のようです。
その規則には「毎日午前十時ヨリ同十一時マテ午後十二時ヨリ同一時迄ノ両度ヲ放課トス」 と、「放課」が使われています。

『愛知県教育史』第3巻の338ページ
 「各授業時限の間に、明治7(1874)年の教則では5分、9年の教則では10分の『体操』時間をおくこととしたが、15年の教則ではこれを『放課』の時間とした」 と書かれています

現在でも、愛知県では「放課」は一般的に使われています。

県教委や市町村教委単位で、使わないと聞いたことがありますが、実態はどうなのでしょうか・・・・。

【校長日記】 18歳から選挙権 −1−

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 改正公職選挙法が成立しました。
 18歳から選挙権が付与されるという制度です。
 子どもたちにも直接関係のある大きな事件です。

 今朝の、日本経済新聞、中日(東京)新聞の社説で、主な新聞の社説が出そろいました。

6月17日
毎日新聞
18歳選挙権 若者こそ政治に参加を


6月18日
朝日新聞
18歳選挙権 政治が変わらなければ
 

読売新聞
18歳選挙権 若者の政治参加を促進したい


産経新聞
18歳選挙権 若者が国を考える契機に


6月19日
日本経済新聞
18歳投票を日本の政治変える突破口に


中日(東京)新聞
18歳選挙権 良質な主権者教育を


 主な新聞と書きましたが、全国紙5紙と中日新聞を取り上げています。
 中日新聞は、地方紙といえども、傘下の東京新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井を加えると3位の毎日新聞に発行部数で迫ります。
 さらに、北海道新聞、西日本新聞とブロック紙3社連合を組み、それらを合わせると、読売新聞、朝日新聞に次ぐ力を持っているのでは?と私は考えています。

 新聞の社説には、「1本もの」「2本もの」があります。1日に1つのテーマだけで長く書くか、2つのテーマに分けて書くかの違いです。
 重要なテーマは「1本もの」で書きますが、今回は、毎日新聞だけが1本ものでした。

 このテーマを読み比べるだけでも、それぞれの個性が表れています。
あくまで私の感想ですが・・・。

 朝日新聞は、年齢を変えても「政治が変わらなければ」だめだと、政治に目を向けています。
 毎日新聞は、若者が政治に参加する意義を説明しています。
 読売新聞は、若者が政治に参加するようなシステムを作ろうといっています。
 産経新聞は、「国」を考えることに主眼を置いています。
 日本経済新聞は、「世代間の負担のあり方など国の将来を考えるきっかけにしたい」という経済目線です。
 中日新聞は、教育を問題にしています。

 今日の段階では、どの社説もネット上で読むことができます。
 ぜひ複数の社説をお読みいただければ幸いです。

画像出典は
 日本経済新聞 
 http://www.nikkei.com/article/DGXKZO88259750Z10... 

 中日新聞
 http://www.chunichi.co.jp/article/column/editor...
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江南市立布袋小学校
〒483-8148
江南市布袋下山町南167
TEL:0587-56-3200
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