日中は汗をかくようになってきました。水分をこまめにとりながら、学習や運動にしっかりととりくみましょう。

【校長日記】 新しい指導要領ではこう変わる

私たちの学校での教育活動のほとんどは、その内容が法令で決められています。

最も直接的なのが「学習指導要領」であることは、みなさんもご承知のことと思います。

通常は、10年に1回改訂されています。

現行のものはここ
 http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/index.htm

次回の改訂が迫るなか、その基本方針が公表されました。
それが、まだ案ですが、「幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の 学習指導要領等の改善及び必要な方策等について(答申) 」

内容だけで241ページ、それに索引が付いています。

それを、本分23ページ、資料6ページにまとめたものが、「概要」です。
 ここから読むことができます。
 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/gijiroku/__icsFiles/afieldfile/2016/12/26/1380836_08.pdf

それでも大変という方のために、「概要」の見出しだけを集めてみました。

第1部 学習指導要領等改訂の基本的な方向性

第1章 これまでの学習指導要領等改訂の経緯と子供たちの現状
(前回改訂までの経緯)
(子供たちの現状と課題)
(子供たち一人一人の成長を支え可能性を伸ばす視点の重要性)

第2章 2030年の社会と子供たちの未来
(予測困難な時代に、一人一人が未来の創り手となる)
(「生きる力」の育成と、学校教育及び教育課程への期待)
(我が国の子供たちの学びを支え、世界の子供たちの学びを後押しする)

第3章 「生きる力」の理念の具体化と教育課程の課題
1.学校教育を通じて育てたい姿と「生きる力」の理念の具体化
2.「生きる力」の育成に向けた教育課程の課題
(1)教科等を学ぶ意義の明確化と、教科等横断的な教育課程の検討・改善に向けた課題
(2)社会とのつながりや、各学校の特色づくりに向けた課題
(3)子供たち一人一人の豊かな学びの実現に向けた課題
(4)学習評価や条件整備等との一体的改善・充実に向けた課題

第4章 学習指導要領等の枠組みの改善と「社会に開かれた教育課程」
1.「社会に開かれた教育課程」の実現
2.学習指導要領等の改善の方向性
(1)学習指導要領等の枠組みの見直し
(「学びの地図」としての枠組みづくりと、各学校における創意工夫の活性化)
(新しい学習指導要領等の考え方を共有するための、総則の抜本的改善)
(2)教育課程を軸に学校教育の改善・充実の好循環を生み出す「カリキュラム・マネジメン
ト」の実現
(3)「主体的・対話的で深い学び」の実現(「アクティブ・ラーニング」の視点)

第5章 何ができるようになるか −育成を目指す資質・能力−
1.育成を目指す資質・能力についての基本的な考え方
2.資質・能力の三つの柱に基づく教育課程の枠組みの整理
3.教科等を学ぶ意義の明確化
4.教科等を越えた全ての学習の基盤として育まれ活用される資質・能力
5.現代的な諸課題に対応して求められる資質・能力
6.資質・能力の育成と、子供たちの発達や成長のつながり

第6章 何を学ぶか −教科等を学ぶ意義と、教科等間・学校段階間のつながりを踏まえた教育課程の編成−

第7章 どのように学ぶか
−各教科等の指導計画の作成と実施、学習・指導の改善・充実−
1.学びの質の向上に向けた取組
2.「主体的・対話的で深い学び」を実現することの意義
(「主体的・対話的で深い学び」とは何か)
(各教科等の特質に応じた学習活動を改善する視点)
(単元等のまとまりを見通した学びの実現)
(「深い学び」と「見方・考え方」)
3.発達の段階や子供の学習課題等に応じた学びの充実

第8章 子供一人一人の発達をどのように支援するか −子供の発達を踏まえた指導−
1.学習活動や学校生活の基盤となる学級経営の充実
2.学習指導と生徒指導
3.キャリア教育(進路指導を含む)
4.個に応じた指導
5.教育課程全体を通じたインクルーシブ教育システムの構築を目指す特別支援教育
6.子供の日本語の能力に応じた支援の充実

第9章 何が身に付いたか −学習評価の充実−

第10章 実施するために何が必要か
−学習指導要領等の理念を実現するために必要な方策−
1.「次世代の学校・地域」創生プランとの連携
2.学習指導要領等の実施に必要な諸条件の整備
(教員の資質・能力の向上)
(指導体制の整備・充実)
(業務の適正化)
(教材や教育環境の整備・充実)
3.社会との連携・協働を通じた学習指導要領等の実施
(家庭・地域との連携・協働)
(高大接続改革等の継続)
(新しい教育課程が目指す理念の共有と広報活動の充実)


第2部 各学校段階、各教科等における改訂の具体的な方向性

第1章 各学校段階の教育課程の基本的な枠組みと、学校段階間の接続
1.幼児教育
2.小学校
(小学校教育の基本と、低・中・高学年それぞれの課題
(言語能力の育成と国語教育、外国語教育の改善・充実)
(情報技術を手段として活用する力やプログラミング的思考の育成)
(各小学校における弾力的な時間割編成)
3.中学校
4.高等学校
5.特別支援学校
6.学校段階間の接続
(幼児教育と小学校教育の接続)
(小学校教育と中学校教育の接続)
(中学校教育と高等学校教育の接続)
(幼稚園、小学校、中学校、高等学校等と特別支援学校との連続性)
(高大接続)
(職業との接続)

第2章 各教科・科目等の内容の見直し
1.国語 以下略


ぜひ、概要版をご覧ください。


で、何が変わるかって?

大きなものでは、通知表の形が変わります。
今の、基本4観点が3観点になります。

小学校では、新しい教科が誕生し、授業時間数も変わります。
次の表をご覧ください。

また、折を見て解説します。
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アンサンブルコンテスト2日目

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今日は、名古屋文理大学文化フォーラム(稲沢市民会館)大ホールに於いて、愛知県アンサンブルコンテスト西尾張地区大会 中学校の部2日目を開催しました。

昨日の65チームに続き、62チームが演奏を披露しました。

2日間で、金賞が41校、銀賞が53校、銅賞が32校でした。


127チームの中から、1月28日の県大会に出場するチームは次の7チームです。

大治町立大治中学校 打楽器7重奏

一宮市立木曽川中学校 フルート3重奏

大治町立大治中学校 サキソフォーン4重奏

津島市立暁中学校 フルート3重奏

愛西市立佐織中学校 フルート四重奏

津島市立暁中学校 サキソフォーン四重奏

愛西市立佐織中学校 金管8重奏


西尾張地区代表として頑張ってください。




アンサンブルコンテスト1日目

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昨日、愛知県アンサンブルコンテスト西尾張地区大会 中学校の部 1日目を行いました。
65チームが出場し、そのすべてを聴きました。

結果は、金賞 19チーム、 銀賞 27チーム、 銅賞 19チーム が選ばれました。

今日は62チームが演奏し、2日間のなかで7チームが、1月28日に日進市民会館で行われる県大会に出場します。

昨日の感想は、音楽表現が弱いということです。

楽譜通り演奏するのは当たり前です。
それ以上に工夫をし、聴く人をひきつけなければなりません。

その工夫とは強弱や速さの変化、レガートかスタッカートか、音色、などいろいろ考えられます。

カラオケなら一人で自由に表現できますが、アンサンブルは出演者がその表現を共通理解をして、そろえなければいけません。

オリンピックのシンクロの世界です。

今日の2日目にはどのような演奏を聴くことができるのか楽しみです。

学校はゆたかな「知」を築けるか/産経新聞社説より

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今朝の産経新聞の社説です。

憂鬱の「鬱」の字を書けますか。御成敗式目の成立はいつ? 原子番号26の物質は何でしょう。球の体積の求め方は……。

 といった問いに答えられたら世間でちょっと尊敬されるだろう。学校教育が人々に与える、こうした知識の量は膨大である。だからわたしたちは、学校で学んだ知識自体を「知」であると思い込んでしまう。「高学歴芸能人」が競うクイズ番組など、その典型だ。


これまでは、知識 = 知 だと思われていました。

しかし、人工知能には、知識では絶対に勝つことができません。

 しかし、本当はもっと大切なことがある。知識や体験を基に、物事を多面的に見る力や考える力、そしてひらめきを生む感性を持つことだ。単なる知識を超えた、ゆたかな「知」と呼びたい。

 それは人工知能(AI)が進歩する時代の要請でもあろう。ただ知識をため込んだり、事務をこなしたりする営みはAIに取って代わられる。だとすれば、人間にしかできない仕事が問われる。そんな時代を前に、学校教育は相当な危機感を持たねばなるまい。


そこでどうするのか。

その意味で、こんど中央教育審議会が答申をまとめ、文科省が改訂を進めている新しい学習指導要領は注目すべき内容といえる。

 2020年度から小中高校で順次導入されるこの指導要領は、教員が「何を教えるか」ではなく、児童・生徒の側に視点を移して「何を学ぶか」を示すことになる。それにより「何ができるようになるか」を問い、さらに「どのように学ぶか」を掲げるという。

その手法が「アクティブ・ラーニング」だ。一方通行の授業を脱却し、討論への参加や体験学習を通して「対話的・主体的で深い学び」を実現する。知識だけでなく、思考力・判断力・想像力の育成をねらう。こんな理念をちりばめた指針となるはずだ。

既に報道されている内容ですが、これからの教育の方向性がわかりやすくまとめられています。

これ以降は、直接ご覧ください。

 ここから http://www.nikkei.com/article/DGXKZO11038890U6A221C1PE8000/

今日の太陽の高さは?

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今日は冬至です。

1年で昼が最も短い日です。

その理由は、上の図を見ればわかりますよね。
画像の出典元は http://www.nipponhyojun.co.jp/search/rika/ri_17/ 
エッ!わからない?

説明します。

太陽は東の方から出て、南の空を通って西の方にしずんでいきます。しかし、その動きは毎日少しずつ変化しています。

夏至(6月22日ごろ)の日に太陽は一番高い空を通り、この日を過ぎると少しずつ低くなり、冬至(12月22日ごろ、今年は21日)の日に一番低くなります。
太陽の高さが一年で最も低い位置にあるために、昼間が一年で最も短くなるのです。

それでは、太陽の高さは?

春分の日および秋分の日には、太陽は天の赤道上にいます。
北緯35度の場所では、この時の南中高度(正午の時の太陽の高さ)は、「90度−緯度」で55度になります。

地球の地軸は、23.4度傾いていることはご存じですね。

夏至の日は、地軸の傾きの23.4度だけ太陽は北にいるので、
55+23.4=78.4 
太陽の高さは78.4度になるのです。真上に近い感覚です。

これに対して、今日、冬至の日はその逆です。
55−23.4=31.6 から、31.6度になるのです。

今日、正午の太陽の高さは31.6度なのです。
(あくまでも北緯35度の場合)


【校長日記】 複数の新聞に目を通しましょう!

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上は、私のブログ「あなたも社楽人」の今朝の記事「12月21日の社説は・・・」の一部です。

私は、この7年あまり、毎朝6紙の社説に目を通しています。そして、ブログの中でその内容を簡単に紹介しています。
その6紙とは、ここにある、朝日、読売、毎日、日経、産経、中日 です。

なぜ6紙も?と思われるかもしれませんが、答えは明快です。

それぞれ、新聞社としての考え方が異なるからです。
そして、いろいろな考えに触れることで自分の視野が広がると考えているからです。

例えば、今朝の社説は、6紙とも辺野古訴訟について取り上げました。
しかし、その見方は、ご覧の通り大きく異なります。
タイトルを見ただけでもおわかりいただけますね。

同一日の社説でこれだけ新聞社の個性がはっきりと出るのは、1年間のうちでもそうあることではありません。
そこで、クイズ形式にして紹介しました。

いかがでしょうか?
わかりますか?

内容へのコメントは避けますが、社説の内容は各社がネット上で公開しています。

現実的に、複数の新聞を購読するのは難しくても、社説だけなら目を通すことは可能です。6社分を読んでも10分もあれば十分です。

ぜひ複数の社説をお読みいただき、いろいろな考え方に触れていただけたらと思います。

そして、その姿勢を、お子さんに見せていただければと思います。

【校長日記】 丸谷明夫という人

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 音楽室に『必ず役立つ 吹奏楽ハンドブック Q&A編』という本がありました。
 思わず手に取ってみたのは、監修者が丸谷明夫先生だったからです。

 丸谷先生は吹奏楽を経験した人なら誰もが知っており、スクールバンドの神様みたいな先生です。

 全日本吹奏楽コンクール高校の部に38回出場し、そのうち29回金賞を獲得しており、いずれも全国最多です。

 普通は県大会に出るだけでもたいへんで、その上(東海大会など)は至難の業です。ましてや全国などは、夢のまた夢・・・。
 その全国大会の常連で、ほぼ金賞なのですから、野球に例えると甲子園で毎年ベスト8以上に残っているようなものです。
 
丸谷先生は、現在もご活躍。大阪府立淀川工科高等学校名誉教諭で吹奏楽部顧問、大阪音楽大学客員教授、そして全日本吹奏楽連盟の理事長を務めています。

 今秋の全国大会の前には、江南市民文化会館でミニ演奏会を開いていただきました。

 本に戻ります。
 「監修」なので、ほとんどは他の人が書いていますが、冒頭の署名記事は、丸谷先生の手によるものに違いありません。
 そこには、「楽器が上手くなるためにはどうしたらよいですか?」という質問がされていました。

 丸谷先生の答えは、
「自分が理想とする音のイメージを持つこと。好きなプレーヤーの演奏を聴いて、自分の耳で、自分の基準で上手いと思った人、あこがれの人(音)から自分なりの音のイメージを作ってみましょう。」

「楽しむことです。面白がる、楽しんで取り組むという姿勢は、あらゆるものの上達には欠かせません。」

「よく練習することです。量より質ともいわれますが、やはり大切なのは、コツコツと長期にわたって努力する心構えだと思います。持続する志こそ、大きな才能だと思ってがんばってください。また、一生懸命に努力を積み重ねていくことは、人生のかけがえのない経験にもなっていくでしょう。」

 いろいろなことに当てはまりそうです。
 特に、2番目は、いつも明るい丸谷先生らしい言葉です。
 しかし、最後はやはり努力なのですね。
 この言葉を噛みしめたいと思います。 

【校長日記】 今日の朝礼は・・・

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今日の朝礼の様子を紹介します。

始めに、税に関する作文、JA共済交通安全ポスターコンクールの入賞者を紹介し、拍手をおくりました。

次に「なにをあらわしているのでしょう」としてグラフを見せました。

これは、平成27年度の、交通事故による年齢別・状況別の死傷者を表したグラフです。

次に、どの状況で起こっているかを話し合い、指を出して予想しました。
「子どもだけでの遊びなど」「親と一緒」「学校への登下校」

実は、この分類では、登下校中の事故が最も多いのです。

事故の実例を紹介し、今日の3時間目にある通学班会議で交通安全について話し合ってほしいと依頼しました。
また、班長には、運転手に目立つように旗を有効に使ってほしいとお願いしました。

しかし、基本は、一人ひとりが自分の目と頭で確認することです。

ご家庭でも、自分で確認することの大切さをお話しください。

統計資料の出典は http://spotlight-media.jp/article/3226340741825...

【校長日記】 名古屋近郊の旧街道のルート

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昨日は「名古屋をとりまく歴史街道」を紹介しました。

この名古屋近郊の旧街道のルートもすごいサイトです。
当時の道路に、より忠実にトレースしています。

 ここから http://www.h2.dion.ne.jp/~chimaki/ct/road/rootdisp/index.htm

しかも、地図は3種類。
地理院地図とルートラボとgoogle mapsの3種類の方法で閲覧できます。

それぞれ特徴があるため、目的にあったものを使うことができます。

【校長日記】 街道を歩く

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私がやってみたいことは、昔の街道を歩くことです。

名古屋は江戸時代の一大中心地。

名古屋の街を中心に、20を超える街道が延びています。

その街道が地図になっているサイトがあります。
それが、名古屋をとりまく歴史街道
 ここから http://network2010.org/kaido/index.html

これは、Network2010のサイトの一部です。

この中で、布袋に縁のある岩倉街道 を見てみました。
 ここから http://network2010.org/article/246

生駒屋敷跡・小折城跡周辺には、生駒氏関係の史跡が写真付きで紹介されています。

地図も載っていますので、見ながら歩いてみたいですね。

今朝のサイクルパトロール

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今朝もマラソンでなくサイクルパトロールです。
膝の調子もよくなってきたので、来週からはマラソン復活か?

2列歩行は少しずつ定着しつつあります。

班旗の使い方が変わりました。
横断歩道を渡る時、旗を高く掲げます。
できていないところを見かけたら、ご指導をお願いします。

【校長日記】 布袋西保育園 生活発表会

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今日は布袋西保育園の生活発表会を参観しました。

ぱんだ組(年中)の劇遊び「ブレーメンの音楽隊」、らいおん組(年長)の劇遊び「おしゃべりなたまごやき」、年少・年中・年長さん全員による歌「あわてんぼうのサンタクロース」「サンタクロースはどこだ」を見ることができました。

これで3日連続して、3園の発表会を見せていただきました。

それぞれ、場所や人数など、条件が異なる中で、上手く工夫していることがよくわかりました。

今日の布袋西保育園は園児数が多く、指導はたいへんだったと思いますが、子どもたちはそれぞれ自分の役割を果たしていました。

年長児のほとんどは、布袋小学校に入学します。

保育園と連携して、スムーズに小学校生活に入れるように努めてまいります。

【校長日記】 宗春と吉宗

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先日、ユネスコがらみで、第7代尾張藩主、徳川宗春の経済開放政策が名古屋に繁栄をもたらし、今の「ものづくり県 愛知」の基礎を作ったと書きました。

からくり人形師が尾張近辺に集まり、その技術が機織り機に生かされ、自動織機へと進化し、それがトヨタ自動車の原型となりました。
自動車だけでなく、中部地区で盛んな飛行機や電車の車輌、時計などの製作技術にも生かされました。

しかし、宗春自身は、時の8代将軍・吉宗に睨まれ、不幸な人生を送りました。
結局失脚させられ、宗春死後の墓には罪人であるかのように、金網がかけられていたのです。

そのあたりは詳しく紹介したいのですが、以前テレビで放映された「日本史探究スペシャル ライバルたちの光芒」が、簡潔でわかりやすいので、そのサイトを紹介します。

テーマは、「徳川吉宗」VS「徳川宗春」
 ここから http://www.bs-tbs.co.jp/rival/bknm/23.html 

これ以外にも、複雑な要因がありましたが、ここで概要は理解できます。ぜひご覧ください。

高橋英樹さんは「宗春」に軍配をあげています。

2人の対決は、「緊縮財政」か「積極財政」かの経済の理論対決によく例示されます。
この両者はいつの世でも永遠のテーマです。

さあ、みなさんは、2人の対決のどちらに軍配をあげますか?

海部地区東ブロック小学校教務主任会

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昨日は、海部地区東ブロック小学校教務主任会に参加しました。

「教務主任として全員参加型授業ができる教員を育てよう」というテーマで、模擬授業形式の講義をしてきました。

さすが教務主任の先生方は、熱心に取り組んでいただきました。
各学校で、生かしていただくことを願っています。

【校長日記】 布袋東保育園 生活発表会

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今日は、布袋東保育園 生活発表会 を参観しました。

左上から、
0,1歳児「おべんとうバス」
2歳児「ケーキをつくろう」
3歳児「もりのおふろ」です。

それぞれ、みんながんばっていました。

さすがにこの頃は、1歳違うと全然違います。

みんなの前で大きな声を出せるということは、すごいことなんだと思いました。

それぞれで泣いている子もおり、保育士さんの苦労がよくわかりました。

明日は布袋保育園を参観します。

【校長日記】 今日の朝礼は・・・

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今日の朝礼の様子を紹介します。

始めに赤い羽根 児童生徒作品コンクール ポスター、書道の部で優秀な成績をおさめた人に、全校で拍手をおくりました。

続いて、校内人権週間の話をしました。

「だれにもやさしく、たいせつに」

「いじめはダメという強さ」

心の優しさと強さが必要なのです。

次に昨年に引き続き、人権カルタクイズをしました。
1問ごとに、周囲と話し合いをして答えを考えました。

今回の問題は、身近な「ちょっとした心配り」の問題です。

人権とは、難しい話ではなく、ちょっとしたことから始まるのです。

最後に、今週のめあてを唱和して終わりました。

【校長日記】 布袋中学校合唱コンクールへ行ってきました −4−

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昨日の1年生の合唱を聞いた感想をまとめる最終回です。あくまでも私見です。

4組「モンスーンの少女」

大島ミチルの隠れた名曲と聞いていたのですが、実際には初めて聴きました。
曲も、伴奏も難しい曲ですね。

それにしてもハーモニーがよく、曲の細部にわたって練られ、共通理解されています。
指揮も工夫され、ダイナミクスもはっきりわかります。

よく濁りがちな弱音部もはっきりと聴き取れます。
声もよく溶け、フレーズの処理もうまい。
ffもよく出ています。

何より、気持ちが入っていますね。
ぐいぐい引き込まれていきました。

中学校1年生のクラス合唱としては最高峰ではないでしょうか!


2組「OMUNIBUS STAR 光年の旅」

男声、女声ともよく溶けています。
ダイナミクスもよくわかります。
ハーモニーもきれいで、とてもレベルの高い合唱です。

ただ6組と同じようにクールビューティー。
表現がやや大人しいのかな。

「ラーララッ」はどうしても力むので丁寧に処理したいですね。


6学級とも頑張りましたね。
見事でした!

1年生の皆さん、先生方、ありがとうございました。

【校長日記】 布袋中学校合唱コンクールへ行ってきました −3−

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昨日の1年生の合唱を聞いた感想をまとめてみます。
5組「カリブ 夢の旅」

小さめに入り盛り上げる意図がよくわかりました。
クレッシェンドが丁寧に作ってあります。

そうなのです。
演奏は建築と同じ。設計なのです。

この曲は、いわゆるサビは1回しかありません。AABBの形です。
どう設計するのか?

だとすると、B「キャプテン・キッド」をAといかに差をつけるのか。
実は、もっと差をつけてもよかったと思いました。
前半はレガート、後半はリズムを強調するとはっきりしましたね。

でも、全体によくまとまっていました。
すばらしい合唱でした。

6組「輝くために」

5組と同じように、入りを抑えて盛り上げていく意図がわかります。
男声がとてもそろっており、なおかつ女声はきれいに響いています。
ハーモニーもよく、フレーズの終わりの処理も上手です。
声もよく溶けています。

ただ、表現が大人しい気がしました。
クールビューティーですね。

サビの部分はもっと主張してもよかったと思いました。
前半はp・レガートに、後半はf・リズムを強調して、対比効果が出ると完ぺきな合唱になります。

それにしても耳の良いメンバーです。

完成度の高い美しい合唱でした。

【校長日記】 布袋中学校合唱コンクールへ行ってきました −2−

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布袋中学校合唱コンクールを紹介します。

前回書き忘れましたが、すばらしいのは環境です。
音楽をやっているものにとって、どこで演奏したというのはとても重要です。

これは合唱でも同じ。

大ホールのステージで歌うことが大切なのです。
二度とない子もいると思います。
それだけでもすばらしい!


3組「遠い日の歌」

合唱コンクールでは定番の曲で、パッヘルベル『カノン』をカバーしています。
「ルルル」「ランララ」をどう聴かせるかがポイントです。

他のクラスもそうでしたが、スピーチがすばらしい!
入退場や聴く態度も満点です。よく育っています。


3組さんはさすがにトップバッターで緊張したのでしょう。
1番はやや硬い感じがしました。
しかし音程はばっちりです。
男声のメロディのフレーズがやや重いのも緊張のせいでしょう。
指揮はとても上手です。

音楽は会場の空気で響きが変わります。
序盤はどうしても冷えて響きにくくなります。

しかしその中でよく頑張りました。

最後のハーモニーは完ぺきでした。
実に見事なハーモニーでした。


1組「COSMOS」

私の好きな曲です。

1組のメンバーも緊張していたのでしょう。
男声の声が今一つ溶けていません。
個人の声が聞こえるのです。

これまで何回か合唱の審査をしましたが、私の中でのポイントを荒っぽく言えば・・・

1 声が溶けているか
2 強弱、緩急がついているか

この2つでした。(荒っぽすぎてごめんなさい!)

これだけでもいろいろ含みます。ハーモニーは前者、表現力は後者です。
特に前者は、個人の声が目立ったはいけません。合唱は一人が頑張っても成立しないのです。だから合唱なのです。

1組も歌うにしたがってよくなってきました。
女声はもともと溶けていたのですが、男声も溶けてきました。

全体のパワーも出てきました。

あっという間に感じた合唱でした。

【校長日記】 布袋中学校合唱コンクールへ行ってきました −1−

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今日は、江南市民文化会館で行われた布袋中学校合唱コンクール へ行ってきました。

昨年は、3年生の感想を紹介しました。

今年は1年生をすべて見せていただきました。
1年生の3分の2は布袋小学校の卒業生です。6年生の時から合唱は上手だったので期待して聴きました。
あくまでも私見ですが、今日の感想をまとめてみます。

私の前任校の岩倉南部中学校も合唱がとても上手な学校でした。
どちらも知る金森校長先生は「3年生はどちらもうまいが、下級生は布袋中の方が上手かもしれない」とおっしゃっていました。

ただ、中学生は男子の変声期があり、1・2年生は難しい時期なのですがどうでしょうか。
また、1年生の曲は、3年生に比べて曲が短く単純で、聴かせどころが少ないのがかえって難しくしています。

始めに学年合唱「夏の日の贈り物」です。
声出しから時間がたったのでしょうか、「山はー」などで、まだ声が出しきれていません。
ただ、言葉を丁寧に扱っています。
男声も上がりきらないのですが、ただ、低音で下がらないのは、さすがに鍛えられています。
指揮者も表情豊かです。

2番になり、1番より声が出てきました。
女声も伸びてきました。

「山の贈りもの」の「の」は、フレーズの処理が難しい音型です。
ここをもっと丁寧に歌えるとなおよかったですね。

さあ、いよいよ学級発表です。

続きます。
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