最新更新日:2024/05/01
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日中は汗をかくようになってきました。水分をこまめにとりながら、学習や運動にしっかりととりくみましょう。

【校長日記】 百人一首

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今日の中日新聞サンデー版は六歌仙

六歌仙とは、紀貫之が『古今和歌集』の序文に、近ごろ有名な歌人として挙げた6人の歌人です。
(ただし、貫之は「歌仙」という言葉は使っていません。後からつけられました。)

僧正遍昭、在原業平、文屋康秀、喜撰法師、小野小町、大友黒主 の6人です。

有名な歌は

僧正遍昭:天津風 雲の通ひ路 吹きとぢよ をとめの姿 しばしとどめむ

在原業平:千早ぶる 神代もきかず 龍田川 からくれなゐに 水くくるとは

文屋康秀:吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を 嵐といふらむ

喜撰法師:我が庵は 都のたつみ しかぞすむ 世を宇治山と 人はいふなり

小野小町:花の色は うつりにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに

大友黒主:春雨の 降るは涙か さくら花 散るを惜しまぬ 人しなければ

これを読まと、わかる人はすぐにわかります。
大友黒主だけは、百人一首に選ばれていないのです。

逆に言えば、かつて百人一首をやった人は、その後何年、あるいは何十年離れていても、これを読むだけで、かつての記憶がよみがえるのです。

昭和の時代、布袋小学校では、百人一首が大流行していました。
学級によりますが、よく学級対抗で源平合戦を行いました。

多くは「決まり字」での取り合いです。
かなりのハイレベルでした。

百首暗記は当たり前で、下の句を見れば上の句が、上の句の数文字を見れば下の句が出てくるのです。

小学生時代に暗記したことは、実は脳内に深く染みついています。

忘れたつもりでも、こうした記事などを見るとよみがえるのです。

小倉百人一首は、おそらく不滅です。

小学生のうちに、ふれさせたい日本の文化です。

【校長日記】 研修会に参加しました

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昨日は、社会科教師の研修会があり参加しました。
どの教科でもそうかもしれませんが、特に社会科は情報が大切です。

30年前の教科書を見ると、国語や算数・数学の内容はあまり変わってはいません。

理科は、エネルギーなど新しいものもありますが、多くは今と変わりません。

ところが、社会科の教科書はかなり違います。

歴史の教科書ですら、鎌倉幕府成立が1192年でなかったり、仁徳天皇陵が大仙古墳と変わったりと、多くの用語が変わっています。

保護者の皆さんが習った歴史ですら、すでにいろいろと変わっているのです。
(後日、解説します。)

地理や公民ではさらに大きな変更があります。

そうした変化の激しい内容を吟味するには、一人の力では限界があります。
しかし、それぞれに得た情報を互いに交流することで、3人なら3倍、10人なら10倍の情報を手に入れることができるのです。

さらには、今はネットで多くの知識を手に入れることができます。
しかし、あくまでも表面的な情報です。

本物の情報は、直接見て、聞いて、体験したことです。
これも、一人では限界があります。

今回のような研修会に積極的に参加することで、情報が増え、視野が広がるのです。

これからも大切にしていきたい会です。

【校長日記】 3学期始業式

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今日は、3学期始業式。
式の様子をお知らせします。

次のような話をしました。

始めに、「日の出」をクイズで確認しました。
地平線から頭を出す瞬間が日の出です。

日本では、元旦の日の出に願い事をしたり、決意を誓ったりすると実現するという話が伝わっています。
そこで、南舎から見た日の出の写真を見ながら、各自の決意を振り返ってもらいました。

3学期はまとめの学期。

ここでのまとめとは、「次への準備をするために、今の自分をみつめること」です。
次の学年・学校に進むために、「今、なにができて、なにができないのか」を振り返る。
そうすれば、何をすべきかが明確になるのです。

大量生産の仕組みを考え、産業の歴史を変えた自動車王 ヘンリー・フォードは「準備しておくこと。これが何よりの成功のコツである。」と言っています。

明日の授業の準備、次の時間の授業の準備、これをすることで、学習成果も変わります。

次への準備をしましょう。

続いて、2年生・5年生の代表児童が、3学期にがんばりたいことを述べてくれました。
どちらも、次への準備のために、自分のできないことを明確にし努力すると言ってくれました。すばらしい内容と表現力でした。

その後に歌った校歌も素晴らしい歌声でした。

1年の幕開けにふさわしい、すばらしい始業式でした。

【校長日記】 「正月」とは?

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温かい1日でした。
穏やかなお正月です。

昨日のサッカー天皇杯は、鹿島が川崎を下しました。
ニューイヤー駅伝はなんと旭化成が18年ぶりに優勝。古豪の復活です!

今日の箱根駅伝は、予想通り青山学院が往路優勝しましたが差はわずか。復路は強い選手が控えていますが、アクシデントがないとは限りません。明日の復路も楽しみです。

高校サッカーでは、東邦高校が、惜しくも昨年の覇者・東福岡高校に敗れました。
しかし、とてもさわやか印象を残しました。

スポーツ観戦三昧のお正月を過ごしています。


さて、正月とはいつまでのことをいうのでしょうか?
本来は1月全体を表しますが、いつまでも正月気分に浸っているわけにはいきません。

門松や松飾りを飾っておく期間を「松の内」 といいます。
関東は1月1日〜7日まで、関西は1月1日〜15日までが松の内で、この間を正月と言うのです。
関東も本来は15日まででしたが、寛文2年(1662年)1月6日 (旧暦)に、江戸幕府が「1月7日を以て飾り納めを行うように」という通達を出したことがきっかけで7日までと考える人が増えてきました。
最近では、関西でも7日までと考えている人が増えてきたそうです。

学校も1月6日に始業式を行うようになりました。
以前はもっと遅かったのですが、成人の日が15日から1月の第2月曜日に変更になったことから、早くなったのです。
いつまでも正月気分に浸っていられないのでしょう。

かつては、正月3日ぐらいまでは、どの店も休みでした。外を歩いても、初詣以外の人とは出会わなかったのに・・・・。今では、休む店の方が珍しくなっています。

しかし、1日休みの店は増えつつあるそうです。
働く人の負担減を考えてのことだそうですが、もっと増えてもいいのではと思います。

明日も、箱根駅伝を見て応援します!

【校長日記】 元日は新聞に浸る日

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明けましておめでとうございます。
本年も、学校HPを通して、みなさんと共に成長していきたいと思っています。
よろしくお願いします。

昨年も紹介しましたが、個人的に、毎年恒例にしている元旦の行事があります。
それは、早朝にコンビニ出かけ、各社の新聞を買うということです。

今日も、朝の5時台に購入しました。

1 元日の新聞は情報量が多く、コストパフォーマンスが高い。

新聞は1部が10万字〜15万字あります。
これは、300ページ前後の文庫本に匹敵します。
元日の新聞は、その数倍。値段は変わらないのに・・・。

2 1年間を俯瞰する内容が多い。

この1年を予想する内容が多く、先を見通すことができます。
各新聞社の総力をあげて編集しています。

3 最新の科学技術を紹介など、別刷り特集が組まれる  などです。

みなさんにもお勧めします。

それでは、これから読み込んでいきます。

初日の出

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明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

布袋小学校南舎の屋上から見た初日の出です。

布袋小学校の安泰、ほてっ子、職員、そしてご家族、地域の皆様のご健勝とご多幸をお祈りしました。


謹賀新年

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新年あけましておめでとうございます。

本年も、布袋小学校HPともども、よろしくお願いします。


これから、ほてっ子とご家族の皆様の幸福を祈念するために、曼陀羅寺と地元の白山社へ、行ってきます。

今年の10大ニュース

2016年(平成28年)も最後の日となりました。

今年何があったのか、各社の10大ニュースを見てふりかえってみましょう。

「社会部長が選ぶ今年の十大ニュース」(新聞之新聞社主催)
1位「天皇陛下退位のご意向」
(2)相模原市の障害者施設で19人刺殺
(3)舛添東京都知事の辞任と小池知事の誕生。豊洲市場移転延期と五輪計画見直し
(4)熊本で2度の震度7。台風10号で北海道、岩手で死者・行方不明者27人
(5)オバマ米大統領広島訪問。安倍首相も真珠湾慰霊へ
(6)18歳で選挙権。参院選で与党大勝。両院で改憲勢力3分の2超
(7)リオ五輪・パラリンピックで日本選手活躍
(8)長野県でスキーツアーバス転落、15人死亡
(9)普天間飛行場の辺野古移転訴訟で沖縄県の敗訴確定へ。オスプレイ不時着事故も
(10)バングラデシュのテロで7邦人犠牲。
http://mainichi.jp/articles/20161216/ddm/012/040/077000c 


中日新聞 10大ニュース 12月30日朝刊より
国内
1 天皇陛下 退位意向
2 米大統領 広島訪問
3 熊本 2度の震度7
4 相模原 障害者殺傷
5 改憲派 3分の2超
6 駆け付け警護 運用
7 リオ五輪 日本活躍
8 大隅さんノーベル賞
9 バス転落15人死亡
10 伊勢志摩サミット
次点 小池都知事が誕生

海外
1 トランプ氏 大統領
2 英国 EU離脱決定
3 韓国大統領を弾劾
4 ISテロ 各国犠牲
5 北朝鮮 核実験強行
6 米・キューバ 雪解け
7 ディランさん文学賞
8 ミャンマー新政権
9 「パナマ文書」暴露
10 「パリ協定」が発効
次点 「重力波」を初観測


YOMIURI ONLINE
読者が選ぶ2016年日本の10大ニュース

【1位】熊本地震、50人死亡
【2位】都知事に小池氏
【3位】リオ五輪 メダル41個
【4位】天皇陛下 退位のご意向示唆
【5位】米大統領が広島訪問
【6位】大隅さん ノーベル賞
【7位】北海道新幹線 開業
【8位】障害者施設 19人刺殺
【9位】18歳選挙権施行
【10位】「ポケモンGO」日本で配信開始
【番外】首相真珠湾へ
http://www.yomiuri.co.jp/feature/top10news/20161223-OYT8T50000.html 

YOMIURI ONLINE
読者が選ぶ2016年海外の10大ニュース

【1位】米大統領トランプ氏
【2位】英国民投票「EU離脱」
【3位】朴氏友人の国政介入疑惑
【4位】ノーベル文学賞 ボブ・ディランさん
【5位】パナマ文書公開で波紋
【6位】オバマ大統領 キューバ訪問
【7位】北朝鮮 初の「水爆実験」発表
【8位】国主導 露ドーピング
【9位】ミャンマー新政権発足
【10位】カストロ前議長死去
http://www.yomiuri.co.jp/feature/top10news/20161224-OYT8T50000.html 


日経政治部記者が選ぶ10大ニュース
1.天皇陛下、退位の意向
2.米大統領選でトランプ氏が当選
3.オバマ大統領、広島訪問
4.消費税率10%への引き上げ、2年半延期
5.英国の国民投票でEU離脱が決定
6.参院選で与党勝利、衆参両院で「改憲勢力」が3分の2に
7.プーチン氏が来日、北方4島での日ロ共同経済活動で合意
8.安倍首相が米ハワイ・真珠湾訪問へ(12月26〜27日予定)
9.自民党が党総裁任期「連続3期9年」を了承
10.選挙権を「18歳以上」に引き上げる改正公職選挙法が施行


産経新聞 2016 国内 10大ニュース
≪1≫天皇陛下 譲位のご意向
≪2≫オバマ米大統領、広島訪問
≪3≫熊本で震度7
≪4≫都知事に小池氏
≪5≫マイナス金利導入
≪6≫衆参で改憲勢力3分の2に
≪7≫障害者施設19人刺殺
≪8≫プーチン大統領来日
≪9≫リオ 最多41個メダル
≪10≫バド桃田選手ら賭博


ロイター 読者の視点 読者が選ぶ2016年の10大ニュース
下のグラフをご覧ください。
出典 http://jp.reuters.com/readers-views?view=results&pollid=9585680
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2学期を振り返る−6年生陸上記録会−

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2学期を写真で振り返ります。
今回は10月7日に布袋北小学校で行われた6年生の陸上記録会です。

江南市には小学校が10校あり、北の5校が門弟山小学校へ、南の5校が布袋北小学校を会場に行っています。

今年の6年生の活躍はめざましく、10種目中8種目で優勝するなど、大活躍でした。

ただ、今の保護者世代が小学校の頃と比べると、今の子供達の記録は決してよくありません。
体力が落ちているのです。

後日比べてみます。




【校長日記】 追悼 冨田 勲

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2016年も残すところあと2日。

今年も「亡くなった有名人」が新聞に掲載されることでしょう。

個人的な思いとしては、デビッド=ボウイ、そしてキース=エマーソン、グレッグ=レイクと、EL&Pのうち2人が同じ年に逝ってしまったことが忘れられませんが、最も強く心に残っているのが冨田 勲さんです。

冨田 勲さんは、『新日本紀行』、『きょうの料理』、『ジャングル大帝』、『リボンの騎士』、5本のNHK大河ドラマなどのテレビ番組の音楽、『隠し剣 鬼の爪』、『武士の一分』、『母べえ』、『おとうと』などの映画音楽、その他膨大な作品を手がけた大作曲家です。

しかし、それ以上に有名にしたのは、シンセサイザーでの『月の光』『展覧会の絵』『火の鳥』『惑星』などの演奏です。
特に最初の作品『月の光』を聴いたときは衝撃的でした。私が高校1年生の時です。

冨田 勲さんは、そのキャンペーンのために、伏見のヤマハビルに何度か来てくれました。新作を出すたびに来てくれたと思います。ヤマハビル以外でもありました。当時、すでに著名な作曲家であったのに、数十人のために来てくれるのです。
私はそのたびに出かけ、始めから終わりまで最前列で聴き、終わってからは冨田 勲さんに質問攻めにしていました。
完全な追っかけですね。

シンセサイザーも自分で2台購入しました。
昭和59年の学芸会では、それらを駆使して器楽合奏をし、翌年からの金管バンドクラブ創設のきっかけになりました。
今につながる、懐かしい思い出です。

上の写真は、冨田勲さんへのインタビューです。
富田さんの世界に触れることができます。
 YouTube https://www.youtube.com/watch?v=w4ALjqok__g

下の写真は、代表作の一つ『展覧会の絵』です。
 YouTube https://www.youtube.com/watch?v=grO3sEdHHe4

EL&Pの『展覧会の絵』、中村紘子さんの「展覧会の絵」、ラヴェル編曲のオーケストラ版と聞き比べたものです。

中村紘子さんも今年亡くなった一人です。 

ご冥福をお祈りいたします。

【校長日記】 木片のための音楽

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先日、大橋先生の音楽の授業で「ドローン」「パターン」という要素があると紹介しました。
「ドローン」が単音で変化の無い長い音を指す音楽用語です。
「パターン」はいくつかの音の型です。文字通りのパターンです。
そして、これはミニマル・ミュージックの元となっていると紹介しました。

ミニマル・ミュージック (Minimal Music) とは、音の動きを最小限に抑え、パターン化された音型を反復させる音楽です。
アメリカのスティーヴ・ライヒ、テリー・ライリー、ラ・モンテ・ヤング、フィリップ・グラスがミニマル・ミュージックの4大作曲家といわれています。
日本でも、坂本龍一や久石譲がこの手法を取り入れることがあります。

12月25日にアンサンブルコンテスト(アンコン)の2日目が開かれました。
2番目に登場した蟹江中学校が、スティーヴ・ライヒ「木片のための音楽」 を演奏したのです。

私は、ミニマル・ミュージックをアンコンで聴いたのは初めてでした。

YouTube でもありましたので紹介します。上の写真です。
 ここから  
「ドローン」と「パターン」がよくわかります。

同じスティーヴ・ライヒの「Six Marimbas」は、「パターン」をドローンや旋律として扱っています。下の写真です。
ここから  

心地よい、不思議な世界が体験できます。

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【校長日記】 新しい指導要領ではこう変わる

私たちの学校での教育活動のほとんどは、その内容が法令で決められています。

最も直接的なのが「学習指導要領」であることは、みなさんもご承知のことと思います。

通常は、10年に1回改訂されています。

現行のものはここ
 http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/index.htm

次回の改訂が迫るなか、その基本方針が公表されました。
それが、まだ案ですが、「幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の 学習指導要領等の改善及び必要な方策等について(答申) 」

内容だけで241ページ、それに索引が付いています。

それを、本分23ページ、資料6ページにまとめたものが、「概要」です。
 ここから読むことができます。
 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/gijiroku/__icsFiles/afieldfile/2016/12/26/1380836_08.pdf

それでも大変という方のために、「概要」の見出しだけを集めてみました。

第1部 学習指導要領等改訂の基本的な方向性

第1章 これまでの学習指導要領等改訂の経緯と子供たちの現状
(前回改訂までの経緯)
(子供たちの現状と課題)
(子供たち一人一人の成長を支え可能性を伸ばす視点の重要性)

第2章 2030年の社会と子供たちの未来
(予測困難な時代に、一人一人が未来の創り手となる)
(「生きる力」の育成と、学校教育及び教育課程への期待)
(我が国の子供たちの学びを支え、世界の子供たちの学びを後押しする)

第3章 「生きる力」の理念の具体化と教育課程の課題
1.学校教育を通じて育てたい姿と「生きる力」の理念の具体化
2.「生きる力」の育成に向けた教育課程の課題
(1)教科等を学ぶ意義の明確化と、教科等横断的な教育課程の検討・改善に向けた課題
(2)社会とのつながりや、各学校の特色づくりに向けた課題
(3)子供たち一人一人の豊かな学びの実現に向けた課題
(4)学習評価や条件整備等との一体的改善・充実に向けた課題

第4章 学習指導要領等の枠組みの改善と「社会に開かれた教育課程」
1.「社会に開かれた教育課程」の実現
2.学習指導要領等の改善の方向性
(1)学習指導要領等の枠組みの見直し
(「学びの地図」としての枠組みづくりと、各学校における創意工夫の活性化)
(新しい学習指導要領等の考え方を共有するための、総則の抜本的改善)
(2)教育課程を軸に学校教育の改善・充実の好循環を生み出す「カリキュラム・マネジメン
ト」の実現
(3)「主体的・対話的で深い学び」の実現(「アクティブ・ラーニング」の視点)

第5章 何ができるようになるか −育成を目指す資質・能力−
1.育成を目指す資質・能力についての基本的な考え方
2.資質・能力の三つの柱に基づく教育課程の枠組みの整理
3.教科等を学ぶ意義の明確化
4.教科等を越えた全ての学習の基盤として育まれ活用される資質・能力
5.現代的な諸課題に対応して求められる資質・能力
6.資質・能力の育成と、子供たちの発達や成長のつながり

第6章 何を学ぶか −教科等を学ぶ意義と、教科等間・学校段階間のつながりを踏まえた教育課程の編成−

第7章 どのように学ぶか
−各教科等の指導計画の作成と実施、学習・指導の改善・充実−
1.学びの質の向上に向けた取組
2.「主体的・対話的で深い学び」を実現することの意義
(「主体的・対話的で深い学び」とは何か)
(各教科等の特質に応じた学習活動を改善する視点)
(単元等のまとまりを見通した学びの実現)
(「深い学び」と「見方・考え方」)
3.発達の段階や子供の学習課題等に応じた学びの充実

第8章 子供一人一人の発達をどのように支援するか −子供の発達を踏まえた指導−
1.学習活動や学校生活の基盤となる学級経営の充実
2.学習指導と生徒指導
3.キャリア教育(進路指導を含む)
4.個に応じた指導
5.教育課程全体を通じたインクルーシブ教育システムの構築を目指す特別支援教育
6.子供の日本語の能力に応じた支援の充実

第9章 何が身に付いたか −学習評価の充実−

第10章 実施するために何が必要か
−学習指導要領等の理念を実現するために必要な方策−
1.「次世代の学校・地域」創生プランとの連携
2.学習指導要領等の実施に必要な諸条件の整備
(教員の資質・能力の向上)
(指導体制の整備・充実)
(業務の適正化)
(教材や教育環境の整備・充実)
3.社会との連携・協働を通じた学習指導要領等の実施
(家庭・地域との連携・協働)
(高大接続改革等の継続)
(新しい教育課程が目指す理念の共有と広報活動の充実)


第2部 各学校段階、各教科等における改訂の具体的な方向性

第1章 各学校段階の教育課程の基本的な枠組みと、学校段階間の接続
1.幼児教育
2.小学校
(小学校教育の基本と、低・中・高学年それぞれの課題
(言語能力の育成と国語教育、外国語教育の改善・充実)
(情報技術を手段として活用する力やプログラミング的思考の育成)
(各小学校における弾力的な時間割編成)
3.中学校
4.高等学校
5.特別支援学校
6.学校段階間の接続
(幼児教育と小学校教育の接続)
(小学校教育と中学校教育の接続)
(中学校教育と高等学校教育の接続)
(幼稚園、小学校、中学校、高等学校等と特別支援学校との連続性)
(高大接続)
(職業との接続)

第2章 各教科・科目等の内容の見直し
1.国語 以下略


ぜひ、概要版をご覧ください。


で、何が変わるかって?

大きなものでは、通知表の形が変わります。
今の、基本4観点が3観点になります。

小学校では、新しい教科が誕生し、授業時間数も変わります。
次の表をご覧ください。

また、折を見て解説します。
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アンサンブルコンテスト2日目

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今日は、名古屋文理大学文化フォーラム(稲沢市民会館)大ホールに於いて、愛知県アンサンブルコンテスト西尾張地区大会 中学校の部2日目を開催しました。

昨日の65チームに続き、62チームが演奏を披露しました。

2日間で、金賞が41校、銀賞が53校、銅賞が32校でした。


127チームの中から、1月28日の県大会に出場するチームは次の7チームです。

大治町立大治中学校 打楽器7重奏

一宮市立木曽川中学校 フルート3重奏

大治町立大治中学校 サキソフォーン4重奏

津島市立暁中学校 フルート3重奏

愛西市立佐織中学校 フルート四重奏

津島市立暁中学校 サキソフォーン四重奏

愛西市立佐織中学校 金管8重奏


西尾張地区代表として頑張ってください。




アンサンブルコンテスト1日目

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昨日、愛知県アンサンブルコンテスト西尾張地区大会 中学校の部 1日目を行いました。
65チームが出場し、そのすべてを聴きました。

結果は、金賞 19チーム、 銀賞 27チーム、 銅賞 19チーム が選ばれました。

今日は62チームが演奏し、2日間のなかで7チームが、1月28日に日進市民会館で行われる県大会に出場します。

昨日の感想は、音楽表現が弱いということです。

楽譜通り演奏するのは当たり前です。
それ以上に工夫をし、聴く人をひきつけなければなりません。

その工夫とは強弱や速さの変化、レガートかスタッカートか、音色、などいろいろ考えられます。

カラオケなら一人で自由に表現できますが、アンサンブルは出演者がその表現を共通理解をして、そろえなければいけません。

オリンピックのシンクロの世界です。

今日の2日目にはどのような演奏を聴くことができるのか楽しみです。

学校はゆたかな「知」を築けるか/産経新聞社説より

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今朝の産経新聞の社説です。

憂鬱の「鬱」の字を書けますか。御成敗式目の成立はいつ? 原子番号26の物質は何でしょう。球の体積の求め方は……。

 といった問いに答えられたら世間でちょっと尊敬されるだろう。学校教育が人々に与える、こうした知識の量は膨大である。だからわたしたちは、学校で学んだ知識自体を「知」であると思い込んでしまう。「高学歴芸能人」が競うクイズ番組など、その典型だ。


これまでは、知識 = 知 だと思われていました。

しかし、人工知能には、知識では絶対に勝つことができません。

 しかし、本当はもっと大切なことがある。知識や体験を基に、物事を多面的に見る力や考える力、そしてひらめきを生む感性を持つことだ。単なる知識を超えた、ゆたかな「知」と呼びたい。

 それは人工知能(AI)が進歩する時代の要請でもあろう。ただ知識をため込んだり、事務をこなしたりする営みはAIに取って代わられる。だとすれば、人間にしかできない仕事が問われる。そんな時代を前に、学校教育は相当な危機感を持たねばなるまい。


そこでどうするのか。

その意味で、こんど中央教育審議会が答申をまとめ、文科省が改訂を進めている新しい学習指導要領は注目すべき内容といえる。

 2020年度から小中高校で順次導入されるこの指導要領は、教員が「何を教えるか」ではなく、児童・生徒の側に視点を移して「何を学ぶか」を示すことになる。それにより「何ができるようになるか」を問い、さらに「どのように学ぶか」を掲げるという。

その手法が「アクティブ・ラーニング」だ。一方通行の授業を脱却し、討論への参加や体験学習を通して「対話的・主体的で深い学び」を実現する。知識だけでなく、思考力・判断力・想像力の育成をねらう。こんな理念をちりばめた指針となるはずだ。

既に報道されている内容ですが、これからの教育の方向性がわかりやすくまとめられています。

これ以降は、直接ご覧ください。

 ここから http://www.nikkei.com/article/DGXKZO11038890U6A221C1PE8000/

今日の太陽の高さは?

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今日は冬至です。

1年で昼が最も短い日です。

その理由は、上の図を見ればわかりますよね。
画像の出典元は http://www.nipponhyojun.co.jp/search/rika/ri_17/ 
エッ!わからない?

説明します。

太陽は東の方から出て、南の空を通って西の方にしずんでいきます。しかし、その動きは毎日少しずつ変化しています。

夏至(6月22日ごろ)の日に太陽は一番高い空を通り、この日を過ぎると少しずつ低くなり、冬至(12月22日ごろ、今年は21日)の日に一番低くなります。
太陽の高さが一年で最も低い位置にあるために、昼間が一年で最も短くなるのです。

それでは、太陽の高さは?

春分の日および秋分の日には、太陽は天の赤道上にいます。
北緯35度の場所では、この時の南中高度(正午の時の太陽の高さ)は、「90度−緯度」で55度になります。

地球の地軸は、23.4度傾いていることはご存じですね。

夏至の日は、地軸の傾きの23.4度だけ太陽は北にいるので、
55+23.4=78.4 
太陽の高さは78.4度になるのです。真上に近い感覚です。

これに対して、今日、冬至の日はその逆です。
55−23.4=31.6 から、31.6度になるのです。

今日、正午の太陽の高さは31.6度なのです。
(あくまでも北緯35度の場合)


【校長日記】 複数の新聞に目を通しましょう!

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上は、私のブログ「あなたも社楽人」の今朝の記事「12月21日の社説は・・・」の一部です。

私は、この7年あまり、毎朝6紙の社説に目を通しています。そして、ブログの中でその内容を簡単に紹介しています。
その6紙とは、ここにある、朝日、読売、毎日、日経、産経、中日 です。

なぜ6紙も?と思われるかもしれませんが、答えは明快です。

それぞれ、新聞社としての考え方が異なるからです。
そして、いろいろな考えに触れることで自分の視野が広がると考えているからです。

例えば、今朝の社説は、6紙とも辺野古訴訟について取り上げました。
しかし、その見方は、ご覧の通り大きく異なります。
タイトルを見ただけでもおわかりいただけますね。

同一日の社説でこれだけ新聞社の個性がはっきりと出るのは、1年間のうちでもそうあることではありません。
そこで、クイズ形式にして紹介しました。

いかがでしょうか?
わかりますか?

内容へのコメントは避けますが、社説の内容は各社がネット上で公開しています。

現実的に、複数の新聞を購読するのは難しくても、社説だけなら目を通すことは可能です。6社分を読んでも10分もあれば十分です。

ぜひ複数の社説をお読みいただき、いろいろな考え方に触れていただけたらと思います。

そして、その姿勢を、お子さんに見せていただければと思います。

【校長日記】 丸谷明夫という人

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 音楽室に『必ず役立つ 吹奏楽ハンドブック Q&A編』という本がありました。
 思わず手に取ってみたのは、監修者が丸谷明夫先生だったからです。

 丸谷先生は吹奏楽を経験した人なら誰もが知っており、スクールバンドの神様みたいな先生です。

 全日本吹奏楽コンクール高校の部に38回出場し、そのうち29回金賞を獲得しており、いずれも全国最多です。

 普通は県大会に出るだけでもたいへんで、その上(東海大会など)は至難の業です。ましてや全国などは、夢のまた夢・・・。
 その全国大会の常連で、ほぼ金賞なのですから、野球に例えると甲子園で毎年ベスト8以上に残っているようなものです。
 
丸谷先生は、現在もご活躍。大阪府立淀川工科高等学校名誉教諭で吹奏楽部顧問、大阪音楽大学客員教授、そして全日本吹奏楽連盟の理事長を務めています。

 今秋の全国大会の前には、江南市民文化会館でミニ演奏会を開いていただきました。

 本に戻ります。
 「監修」なので、ほとんどは他の人が書いていますが、冒頭の署名記事は、丸谷先生の手によるものに違いありません。
 そこには、「楽器が上手くなるためにはどうしたらよいですか?」という質問がされていました。

 丸谷先生の答えは、
「自分が理想とする音のイメージを持つこと。好きなプレーヤーの演奏を聴いて、自分の耳で、自分の基準で上手いと思った人、あこがれの人(音)から自分なりの音のイメージを作ってみましょう。」

「楽しむことです。面白がる、楽しんで取り組むという姿勢は、あらゆるものの上達には欠かせません。」

「よく練習することです。量より質ともいわれますが、やはり大切なのは、コツコツと長期にわたって努力する心構えだと思います。持続する志こそ、大きな才能だと思ってがんばってください。また、一生懸命に努力を積み重ねていくことは、人生のかけがえのない経験にもなっていくでしょう。」

 いろいろなことに当てはまりそうです。
 特に、2番目は、いつも明るい丸谷先生らしい言葉です。
 しかし、最後はやはり努力なのですね。
 この言葉を噛みしめたいと思います。 

【校長日記】 今日の朝礼は・・・

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今日の朝礼の様子を紹介します。

始めに、税に関する作文、JA共済交通安全ポスターコンクールの入賞者を紹介し、拍手をおくりました。

次に「なにをあらわしているのでしょう」としてグラフを見せました。

これは、平成27年度の、交通事故による年齢別・状況別の死傷者を表したグラフです。

次に、どの状況で起こっているかを話し合い、指を出して予想しました。
「子どもだけでの遊びなど」「親と一緒」「学校への登下校」

実は、この分類では、登下校中の事故が最も多いのです。

事故の実例を紹介し、今日の3時間目にある通学班会議で交通安全について話し合ってほしいと依頼しました。
また、班長には、運転手に目立つように旗を有効に使ってほしいとお願いしました。

しかし、基本は、一人ひとりが自分の目と頭で確認することです。

ご家庭でも、自分で確認することの大切さをお話しください。

統計資料の出典は http://spotlight-media.jp/article/3226340741825...

【校長日記】 名古屋近郊の旧街道のルート

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昨日は「名古屋をとりまく歴史街道」を紹介しました。

この名古屋近郊の旧街道のルートもすごいサイトです。
当時の道路に、より忠実にトレースしています。

 ここから http://www.h2.dion.ne.jp/~chimaki/ct/road/rootdisp/index.htm

しかも、地図は3種類。
地理院地図とルートラボとgoogle mapsの3種類の方法で閲覧できます。

それぞれ特徴があるため、目的にあったものを使うことができます。
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