日中は汗をかくようになってきました。水分をこまめにとりながら、学習や運動にしっかりととりくみましょう。

【校長日記】 草井小学校の研究

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 今朝、「草井小学校 研究中間報告」というタイトルの記事を載せました。昨日行われた授業公開の様子を一部紹介したものです。
 ここでは、その内容について、もう少し深く紹介します。

 研究テーマは、「楽しく学ぶ子・学ぼうとする子」の育成 −授業づくりと家庭学習の充実を通して−

 丹葉地区では、基本的に毎年2校が研究指定され、翌年研究発表会を行います。
 草井小学校はその1年目にあたり、来年度の10月に本発表が行われます。しかし、昨日の中間報告は、かなり本発表に近い完成度の高いものでした。

 一般的に、研究は、その多くが「学力をより高める」ためにあります。「研究」を使命の一つにしている大学の教育学部系の附属学校は、研究理論を実証するために日々の授業を行っています。
 また、一般の研究校でも、大学の教授をアドバイザーに招き、その理論に合った教科研究を行うことがよくあります。

 ただ、一般的に、その研究理論が難しいのです。
 一例ですが、「年間計画表」を作成したり、「教材分析表」で教材分析を行ったりするなど、膨大な労力がかかります。
その結果、研究発表が終わると、その研究が消えてしまうこともかつては多々ありました。発表のための研究になってしまっていたのです。それでは意味がありません。

 私たち、公立の義務教育学校は研究のために授業を行っているのではありません。もちろん、より高いものを目指すことは大切な事ではありますが、あくまでも義務教育。学力の高い子だけではなく、全員が実社会で生活していける「心身ともに健康な国民の育成」(教育基本法第1条)を目的に行っているのです。
そのためには、全員が実践できるシンプルなことを徹底する方が、より大切なのだと考えます。
 
 草井小学校の研究は、その意味でとても意義深いものです。
 授業づくりと家庭学習の二本柱にしていますが、どちらもシンプルです。

授業づくりでは、草井小スタンダードを軸にしています。めあてを確認する、個の考えを書き交流する、「わたしの学び」「まとめ」を書き振り返るというもので、教科や授業者が変わっても全員の児童ができるスタイルです。
 また「話し方」「きき方」といった授業規律も統一されています。
 公立の義務教育学校では、こうしたことこそが大切なのです。
 これができて、その先へ進むことができるのです。

 家庭学習は、「家庭学習の手引き」を用いて、基礎・基本の定着、授業と関連した内容、発展的な内容、保護者への啓発に取り組んでいます。これらは、発達段階や個人の能力に応じて進めていくものです。
 
 朝に書いたように、家庭では学校の倍近くの時間を過ごします。
 塾や習い事に行く人はそれもよし。そうでない子に、いかに有意義に時間を使わせるか、その毎日の積み重ねは、将来大きな差になって表れます。
 学校と家庭の協力が必要なことは誰もがわかっていることですが、こうして組織的に取り組むことは少なく、学びのセーフティーネットを広げるという点でも価値のあることだと思います。
 布袋小学校でも、おおいに参考にしていきたいことです。

 その他、小中連携や学習環境づくりなど、参考にしていきたいことが数多くありました。
 市内の15校が情報を共有し、共に高め合っていけるようにし、江南市全体でレベルアップできるようにしていきたいと考えています。

校長先生との会食会

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今日は2組2回目の会食会。

今日も思い出話から聞きました。
やはり多いのは野外学習か修学旅行。
それも友達との会話が最多です。
宿泊的行事の大切さがわかります。

特技や趣味は、男子のほとんどがゲームです。

そういう時代なのでしょうか。

帰宅後にスポーツをやっている子もいました。よいことです。

【校長日記】 熱心さも弊害を生むことがある

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毎月いただいている『ニューモラル』の10ページに、熱心さも弊害を生むことがあるという言葉が書かれていました。

ズキッ!と来ました。

私自身を振り返って、また、最近起こったいろいろなことの多くが、この「熱心の弊」であることに気づいたのです。

「人は物事に熱心に取り組んでいるときほど、他人が自分より熱心ではないように見えて、その相手を責めたり、とがめたりする気持ちになりやすいものです。」

「自分が努力すればするほど、他人を責めたり、他人に熱心さを強要したりして、不快な思いを抱かせることがある」

その通りなのです。

これは、私たち教師も含めて、誰もが心に留めておきたい言葉です。

草井小学校 研究中間報告

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昨日は、江南市立草井小学校で授業公開がありました。

草井小学校は、昨年から江南市からの、今年から丹葉地方教育事務協議会からの研究委嘱を受けて、研究実践に取り組んでいます。

そのテーマは、「楽しく学ぶ子・学ぼうとする子」の育成 −授業づくりと家庭学習の充実を通して− です。

サブタイトルからわかるように、学校での授業づくりと家庭学習の両輪で児童を育成しようというものです。


6年生と給食会を行っていると、ゲームが趣味で、平日でも数時間、休日は12時間以上やっている子がざらにいます。

「もったいない!」と思うのです。

将来、ゲームのクリエイターにでもなれれば、多少の肥やしにはなるでしょう。
いえいえ、作家も含めて、クリエイターほど、幅広い勉強が必要な職業はそうはありません。

学校にいる時間が週40時間とすると、家庭にいる時間は週128時間。
睡眠時間の56時間を除いた72時間が生活時間。

その生活時間をいかに充実させるかは、各家庭にゆだねられているのです。

これが、学校での学習とつながれば、互いにメリットがあります。

それが、草井小学校の研究なのです。

江南市全体でも取り組んでいこうという内容です。

詳しくは後ほどお知らせします。

校長先生との会食会

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今日5回目の会食会。

特技や趣味を中心に聞いていきました。

「いろいろな物の改造」と答えた子がおり、ものづくりの愛知県としては楽しみです。
硬式テニスやサッカーチームに入っている子など、今の子はいろいろな運動の機会があります。
恵まれています。

【校長日記】 今日の朝礼は・・・

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今日の朝礼の様子を紹介します。
インフルエンザの感染を予防するために、テレビで行いました。

運動週間、入学説明会・一日入学、今週から始まる読書週間の話をしたあとに、今日の問題です。

Q ドッジボールのドッジの意味は?

1 (相手に)当てる
2 相手に投げる
3 さっとさける、身をかわす
4 (ゲームを)考えた人の名前

教室で、指で示してもらいました。

正解は、さっとさける、身をかわす なのです。

ドッジボールの達人に、身をかわすコツを教えてもらいました。

その答えが、「どんなときでも前を向く」、ボールから目を離さないためです。
そうすれば、さっと横に動くことができるのです。


登校中の列に車が飛びこむ事故が、全国で起こっています。
どうすれば、事故から身を守ることができるのでしょうか?

それが、ドッジです。
前を向き、周囲が見えていれば、さっと身をかわすことができるかもしれません。
しかし、実際には、下を向いて歩いている人が多いのです。

前を向いて歩きましょう。

その他、体育倉庫の裏で遊んだり、アスファルトの上での縄跳びは、けがをする可能性があります。
自分の身は自分で守りましょう。

最後に、スクールサポーターの工藤先生、西野先生を紹介して終えました。

個人重奏コンテスト 結果発表

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重奏コンテストに続いて、個人の結果発表が行われています。
91人中、上位11人が、3月5日に西尾市文化会館で行われる県大会に出場します。

市民バドミントン大会

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市民バドミントン大会の結果報告をします。

5年生の部
敢闘賞!  満徳凛花・大城那月ペア

3年以下の部
優勝! 長田ルアナ朝・村瀬修子ペア
敢闘賞!  尾関彩愛・磯村百々羽ペア

個人重奏コンテスト

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江南市民文化会館で行っている、中日個人重奏コンテストは順調に進行しています。
二つの大会を同時に行うのはなかなか大変ではありますが、このようなホールで演奏できる機会はそうそうあるものではありません。

来年の3月4日は、この会場で愛知県大会を開催し、西尾張地区が運営を担当します。

今日の様子をもとに、よりプランを練っていきたいと思います。

個人重奏コンテスト

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コンテストが続いています。
母子観覧席からの重奏の様子です。
(一般席は撮影禁止です。)

個人重奏コンテスト

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中部日本個人重奏コンテスト愛知県西尾張大会が始まっています。

個人の部の母子観覧席からの様子です。
(客席は撮影禁止です)

さすがに練習をしてきてあります。
みんな上手です。

個人重奏コンテスト準備

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江南市民文化会館で、明日の個人重奏コンテストの準備をしています。
こんなホールで少人数で演奏できる幸せを感じて演奏してほしいものです。

校長先生との会食会

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今日4回目の会食会。

今日も6年間の思い出から聞きました。

今日驚いたのは、二重跳びを138回やった子がいたことです。

私もよく挑戦したのですが、100回跳んだことはないと思います。
今では50回できるかどうか・・・・。

修学旅行のタクシー分散や、野外学習の調理、ファイヤーも、よく思い出に出てきます。

節 分

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今日は節分です。

節分とは「季節の分かれ目」という意味があり、立春の前日 のことです。
明日4日が立春なのです。
このところは2月3日ですが、時には2月2日や2月4日になります。
 (ちなみに、2022年、2025年の節分は2月2日です。)

今は1年の始まりは元日(1月1日)で、その前日が大晦日ですね。

しかし、昔は、冬から春になるのが1年の始まりで、その前日は「明日から新しい年」という特別な日と考えられていたのです。

それが節分なのです。

 

校長先生との会食会

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今日3回目の会食会。

今日、誕生日の子がいたので、みんなで乾杯しました。
12歳。
18歳選挙権まで、すでに3分の2を過ぎたことになりますね。

今日驚いたのは、「休日は12時間以上ゲームをする」という子がいたことです。
遊びに行く以外はゲームをしているそうです。

もったいない・・・と思ってしまいました。

12時間あれば、本を何冊読めるかな・・・。

【校長日記】 今日の朝礼は・・・

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今日は、インフルエンザの蔓延を防ぐために、テレビ朝礼としました。

あいさつのあと、横綱 稀勢の里関の話をしました。
何度も横綱チャンスをつかみながら、そのたびに失敗した稀勢の里関。

インタビューで、「がまんしてよかった。くさらないでよかった。」と答え、ひとすじの涙が頬を伝わった時には、私自身もとても感動しました。

さて、今週も運動週間です。
なぜ運動すると風邪をひきにくくなるのでしょうか?

先日、テレビである医者が、「風邪のひきはじめは、運動が効果的」ということを言っていました。
これは、あくまでも熱が出る前の話です。
(熱が出始めたら安静第一です。)

なぜ風邪をひくと熱が出るのか?
ウィルスは熱に弱いので、体がウィルスをやっつけようとして体温を上げるという説明でした。
だから、体の中から体を温める生姜湯などが有効なのです。

運動をすると体温が上がります。
それで、初期であればウィルスの発症を防ぐことができるのです。

そこで、今日みたいな運動場に出られない日でも、簡単に体温を上げることができる運動を紹介しました。

前で手を合わせて押し合う。
これは、上半身全体の筋肉を使います。
筋肉は使うと熱が発生します。
それで体温が上がるのです。

このような運動はまだまだあります。

ぜひ、1日数回、運動することで、自分で自分の体温を上げてみましょう!

以上のような内容でした。

私は、これまでインフルエンザに感染はしたかもしれませんが、発症したことがありません。
小学校から、中学校、高校、大学、そして、教員になってからも、病気で学校(仕事)を休んだことはありません。
これも、運動をしているからだと自分で納得しています。

これからも気をつけます。

みなさんも、うがい・手洗い、そして運動をしましょう!

【校長日記】 第103回 教科研究協議会

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昨日は、岐阜大学教育学部附属小学校で開催された第103回 教科研究協議会 に行ってきました。

今年は、国語・社会・算数・理科・教育心理・特別支援の開催です。
私は、勝村犬山市教委、早川大口町教委指導主事、愛教大の真島准教授と共に社会科に参加しました。

浅野光俊教諭の提案授業に続き、浅野教諭の実践提案、お茶の水女子大附属小の岡田泰孝教諭が実践発表を行いました。

参加者は全国から集まってきています。
その研究協議は参加者の発言のレベルが高く、知的な快感を味わいました。

午後からは、文部科学省初等中等局視学官の澤井陽介先生の基調講演とパネルディスカッション。
基調講演では、浅野教諭の授業に対する澤井先生の感想が、私の考えていたこととほとんど同じであることに驚きました。発想がとてもよく似ていました。

そして、2月の中旬に出る新学習指導要領の案の全体像と、社会科の一部の内容をお話しいただきました。

言葉の定義もきちんとされるそうなので、案が出たらまとめてみます。

社会科とは?

澤井先生はずばりこう言いました。
社会科は社会認識と公正な判断力

選挙権が18歳に降りてきたことにより、判断力の比重が高まっていることを感じました。

【校長日記】 二川宿

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昨日、愛知県社会科研究協議会のために豊橋市の二川へ行ってきました。
協議会の後、三河の先生に、本陣資料館を案内していただきました。
参加者は全員社会科教師なので、細かい説明をしていただきました。

二川は、東海道五十三次の33番目の宿場町です。
参勤交代の時に全国の大名が宿泊や休憩に使います。

どんな大名がどれぐらい利用したのか、その費用、予約の方法、食事の内容など、いろいろと教えていただきました。

私のブログ「あなたも社楽人」で紹介しますので、興味のある方はご覧ください。

【校長日記】建築物から歴史がわかる

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昨日は、社楽の会で、異業種の方から話を伺いました。
講師は、中商株式会社代表取締役 中嶋英貴さんです。

テーマは、「(建築)技術から歴史を学ぶ」

私は歴史が大好きで、暇があればYouTubeで歴史物の動画を見たり、本を読んだりしています。

しかし昨日の話は、これまでとは全く別の歴史観でした。
(M中学校のI校長先生が飛びつきそうな話題です。)

中嶋さんは、全国のいろいろな文化財の修繕をしています。特に、左官(建物の壁や床、土塀、竈など)が中心です。
これまで手がけた文化財は、日光東照宮や松本城、犬山城、彦根城といった国宝はじめ、広島城、熊本城、五稜郭、ハリスト教会、道後温泉、神戸 風見鶏の館、大石寺、総持寺など104箇所。

その文化財の修復は、使われている素材をある程度使って、当時の工法で建築当時を再現します。
例えば、土塀の土は、当時の土を7,8割使用して、新しい土を足します。

従って、工事前にいろいろと調査を行い、解体時にも、常にどこで産出された原材料かも調べながら進めます。

文化財ができた当時は、重機もトラックもありません。すべて人力、または牛馬車程度です。原材料は、その周囲から調達するのが一般的です。
特に城郭が乱立した戦国時代には、他国のものを使うわけにはいけません。尾張なら、尾張の国の中で調達できるものを使います。

従って、全国の文化財を解体すると、その地方、地形、文化、産業等に合った方法でつくられていることがわかるのです。
また、他の地方のが使われていることもあります。そこからは、交易が行われていたことがわかるのです。
だから、建築技術は歴史そのものなのです。
文書や学者の推測ではなく、建物は現にそこにあるのです。確たる歴史の証拠です。
地面を掘って、そこから歴史を推し量る考古学と同じ。いや、考古学以上に具体的です。

例えば、壁に塗る漆喰には、砂が混ざっています。その砂はどこで産出したものか?
LIXIL(旧INAX)に持っていくと、調べてくれるのです。14万円かかりますが・・・。

備中松山城は、標高430mの臥牛山頂上付近に建つ国の重要文化財で、現存する山城としては最も高い所にある天守です。
そこまで、毎日資材を運ぶためにどうしたか?
運搬用のロープウェーを作ったのですが、それだけでも2千万円かかりました。

松江城がどうして国宝に指定されたのか?
他のお寺の修復中に、偶然棟札(建物の建築・修築の記録・記念として、棟木・梁など建物内部の高所に取り付けた札)が見つかり、そのくぎ孔と松江城のくぎ孔との位置が一致したのです。そこで、松江城がいつ誰が作ったのかが正確にわかり、文化財としての価値が確定したのです。

などなど、普通では聞くことのできない裏話は特に興味深いものでした。
その他、伊能忠敬の家、五島列島の頭ケ島天主堂など、全国各所の建築・修復にあたった時の話が登場しました。

文献から得た知識からの推論ではなく、現物を解体することで歴史を見るという、貴重な体験談でした。

【校長日記】 さらに一歩先へ

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昨日、玄関横の校歌碑の前に、小石が散乱していました。
足跡もいくつか残っていました。

小石は、本来は落とした人が拾うべきです。
落として拾わないのは、タバコのポイ捨てと同じでマナーの問題です。

残念な気持ちになり、「仕方がないから拾おう」と思ったら、近くの子がさっと手伝ってくれました。
私の心が晴れやかになりました。


昨日の朝礼で、週番の田中先生が、「トイレのスリッパを整頓しよう」に続いて、「自分の分だけでなく、もし乱れていたら他のスリッパも整頓しよう」と話されました。

小学生としては高度な行動ですが、当たり前の行動からさらに一歩先をめざすことで社会はよりよくなります。

実行することで、心も育ちます。

当たり前からさらに一歩先の行動へ。

ご家庭でそんな行動が見られたら、たくさん誉めてあげてください。

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学校行事
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