最新更新日:2024/04/26 | |
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もう一つの卒業式堂々とした返事や態度に、この6年間の成長を感じました。 校長式辞の中では、主役を務めた4年生やユダヤ人役で活躍した6年生のほてっこ発表会のがんばりに触れ、家族や地域の人、先生への感謝の気持ちを忘れないこと、苦労やがんばりが人間の根っこを太くし将来の大きな開花に繋がるので、中学校でがんばろうという話がありました。 最後にみんなで校歌を斉唱しました。 春の日差しの中、141枚目の卒業証書を渡し終えました。 明日へのコール 〜 校歌斉唱 〜送り出し6年生が歌った「群青」は、福島県南相馬市立小高中学校の平成24年卒業生が作りました。これも素晴らしい曲です。 送り出しは、ワーグナーのニュルンベルクのマイスタージンガ−前奏曲です。 最後に、6年生担任より挨拶をさせていただきました。 明日へのコールかつては、布袋小学校の卒業式では、送辞、答辞をしていました。 私が昭和59年に6年生の担任をしたときには、鶴見さんに答辞の指導をしたことを覚えています。 続いて担任した6年生から、送辞・答辞に代わり、全員での「呼びかけ」に変更しました。 私がたたき台を作り、子どもたちに話し合わせました。 おそらくそれ以来、続いているのではないでしょうか? だとしたら32回目のコールになります。 BGMには、マスカーニ「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲カヴァレリアを使いました。 校長式辞 ・ 教育委員会告示 ・ 来賓祝辞学校によっては、PTA会長や同窓会長の挨拶があるところもあります。 校長式辞は前に紹介しましたが、告示、祝辞も含蓄のあるお言葉でした。 ここでは、告示の一部を紹介します。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 結びとしまして、「癒(いや)しの詩人」と言われた 「坂村(さかむら) 真(しん)民(みん)」「殻(から)」という詩をはなむけの言葉として贈ります。 「殻(から)を脱ぐ それは かにもやる とんぼやせみもやる 人間も、これをやらねばならぬ 木は年輪(ねんりん)を持つ 竹は節(ふし)を持つ 人間も、これを持たねばならぬ うどの大木では、かにやとんぼや木や竹に笑われる 生まれたままでは万物(ばんぶつ)の霊長(れいちょう)とは言われぬ 殻(から)を脱ごう 年輪(ねんりん)や節(ふし)を持とう 新しい自分を作るため 新しい世界を開くため」 卒業式授与卒業証書を渡すための儀式なのです。 一人一人の目を見ながら、心を込めて渡しました。 目と目があって一瞬ニヤッとする子は、何かを言おうとしているのです。 時間は短く、私からは「おめでとう」としか言えませんでしたが、思いはいろいろでした。 使った曲は、バッハの「G線上のアリア」、続いてハイドンの弦楽四重奏曲 第77番「皇帝」の2楽章、ヘンデルの「懐かしい木陰」、タイスの瞑想曲、練習ではグルックの「精霊の踊り」まで使いましたが、今日は渡すのが速かったのでしょうか、タイスの途中で終わりました。 卒業生入場練習の時以上に堂々としているのはさすがです。 これまでにも「本番に強い」と聞いていましたが、その通りでした。 卒業式 開式前に・・・5年生もやや緊張した面持ちです。 1年間で最も重要な儀式的行事 卒業式が間もなく始まります。 6年生 修了式始めに、修了証を授与しました。 また、この6年間1日も休まなかった7人の人に「槇の木賞」を授与しました。 何より素晴らしい賞だと思います。 その後の式辞は、直前に話題を変えました。 おおよそ、次のような内容です。 (いつもアドリブです。) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−− (修了証、槇の木賞の紹介をした後に・・・) 担任の先生は、毎日遅くまでみんなのことを考え、みんなの成長を喜び、また時には心配もして、こうして1年間を終えることができました。 先生方の感謝の気持ちを忘れてはいけません。 先生方は、こころの教室だより 第10号に次のように書いています。 どんなことがあっても、雑草のように負けず、 力強く歩んで、大輪の花を咲かせてください。 この気持ちはよくわかります。 わたしは、これにつなげて、最後に菊の話をします。 菊は、どうやって増やすか分かりますか? 種をまくのではありません。 葉をもぎって、土に刺すのです。 すると、切り口から根が伸びて、それが苗になっていくのです。 どうすると丈夫な苗になるのでしょうか? 考えてみてください。 ヒントは「水」です。 丈夫な苗に育てるには、水を・・・・・やらないことなのです。 水をたくさんあげると、切り口から水を吸って、見かけはしゃんとしていますが、根が伸びないのです。根を伸ばす必要がないからです。 しかし、水をあげないと、本来持っている生命力によって、水を求めて根を伸ばしていくのです。 みかけはくしゅんとしていますが、見えないところで根を伸ばしているのです。 皆さんは、これまで親や先生から、たっぷり愛情をもらって育ちました。 しかし、ひょっとすると根があまり伸びていないかもしれません。 風が吹くと、倒れてしまうかもしれません。 しかし、これまで苦しい経験をしたことがある人、スポーツで苦しい練習に耐えた人、勉強をがんばった人、友達関係で苦しんだ人、この場から逃げだしたくなるような思いをした人、そのような人は、実は根を伸ばしているのです。 皆さんは中学校へ進みます。 いろいろなことがあるでしょう。 辛いこと、苦しいこともあるかもしれません。 しかし、そのような時には、根を伸ばす時期だと思ってください。 むしろ、自分から苦労を買って出て、根を伸ばしていってください。 少々の風が吹いても倒れることのないように成長し、大輪の花を咲かせてください。 明日は、素晴らしい卒業式にしましょう。 以上で、はなむけの言葉といたします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ここではこう言いましたが、いつまでも水をやらないでおくと枯れてしまいます。 ぎりぎりまでがまんして、ここぞと言うときにたっぷりの水をあげるのです。 つまり、常に見ているのですが簡単に助けないで、いざという時に手をさしのべるのです。 植物も人も同じかもしれませんね。 本来は雑草のたくましさについて語ろうと思ったのですが、昨年と同じ話になってしまいました。 これも、常に変化しているからですね。 6年生を送る会を振り返る −10−今回は最終回。 全校合唱「君に会えて」、そして退場です。 心温まる会になりました。 5年生をはじめとするスタッフの皆さん、ありがとう! 6年生を送る会を振り返る −9−6年生がお礼に合唱をしてくれました。 素晴らしい合唱でした。 6年生を送る会を振り返る −8−今回はビデオレター、引き継ぎ式です。 6年生を送る会を振り返る −7−今回は思い出のアルバムです。 6年生を送る会を振り返る −6−今回は5年生の出し物です。 6年生を送る会を振り返る −5−今回は4年生の出し物です。 これ以降は明日紹介します。 6年生を送る会を振り返る −4−今回は3年生の出し物です。 6年生を送る会を振り返る −3−今回は2年生の出し物です。 6年生を送る会を振り返る −2−今回は1年生の出し物です。 6年生を送る会を振り返る −1−今回は入場から開会までです。 授業参観 2時間目 高学年、7・8組の様子です5年1組、5年2組、・・・・6年4組、7・8組まで順に変わっていきます。 授業参観 2時間目 中学年の様子です3年1組、3年2組、・・・・4年4組まで順に変わっていきます。 |
江南市立布袋小学校
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