最新更新日:2024/05/21
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日中は汗ばむ季節となってきました。水分をこまめにとりながら、戸外での活動では暑さに十分気をつけて、学習や運動にしっかりととりくみましょう。

学校評価 保護者アンケートより −13−

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12月19日発行の夢ひろば第11号に、学校評価アンケートの結果を紹介しました。
その中で、77人(回答中14%)の方から、記述によるご意見をいただきました。
冬休みを利用して、紹介しています。

≪ あいさつについて ≫
・ 先生・生徒に会うと、元気よく挨拶をしてくれます。高学年の子が積極的に挨拶する姿を見せてくれると、低学年の子も挨拶を恥ずかしがらずに言えてるように思います。どんどん積極的に挨拶ができる子が増えるといいなと思います。
・ 朝、旗当番をしていてもあまり子供たちは挨拶をしてくれません。朝から急いで時間を作って立っているのに、挨拶をしてくれない子達を見ると朝からがっくりしてしまいます。逆に大きな声で挨拶を返してくれると朝から嬉しい気分になります。 

挨拶は永遠の課題ですね。
毎朝、体育館北の横断歩道で立ってくださる山本さんは、28通学班の内、27は挨拶ができるとおっしゃっていました。

挨拶は、1 人間関係、2 心身の調子 のバロメーターです。
人間関係がなければ、挨拶はしないのが普通です。
また、いつも挨拶をしてくれる子が、その日はしてくれなかったり声が小さかったりすると心身の調子を心配します。

私は、挨拶には見返りを期待していません。
相手との人間関係度、相手の心身の調子を測るものと思っています。

・ いじめや命の大切さ、携帯の危険性などを指導していただきたいです。 
・ 自分のこと、友達のこと、先生方のことを肉体的にも精神的にも気づつけないように、命の大切さを学んでほしいです。 

ありがとうございます。お気持ちはよくわかりまし、そうしたいと思っています。
来年度から、道徳が教科化されます。教科書に沿って授業が行われ、評価も始まります。
そのきっかけは、いじめ問題です。
教科化が決まった時、当時の文科大臣が「子供たちには道徳の授業での議論を通じて、様々な考え方があることを学んでほしい」と話していたのが象徴的です。
戦前の筆頭教科「修身」は、尋常小学校の6年間で157の徳目を教えていました。それが、戦後の道徳にも引き継がれ、特定の「価値観」を教え、自覚させ、実践意欲を持たせることに主眼を置いていました。
今回は、「特定の価値観を児童に押し付けたり、主体性をもたずに言われるままに行動するよう指導したりすることは,道徳教育の目指す方向の対極にある」と書かれているほどで、議論を通じて、多面的・多角的に考えることを目指しています。

もちろん、悪いものは悪い、ダメなものはダメです。
それでも、なぜ悪いのか、ダメなのかを考えて、自覚することが求められます。
どうか、ご家庭でも、命の大切さについて、お話し合いいただけたらありがたいです。

・ (アンケートについて)文書で書いていた頃は、誰が書いたかわかり遠慮がありましたが、メール方式になって書きやすくなりました。
口頭でも、複数の方からこうした感想をいただきました。「勝手な意見が増えませんか?」と心配される方もいましたが、このように説明しますので、まずはお聞かせ願えればと思います。

江南市立布袋中学校 平成4年度卒業生同窓会

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昨日は、江南市立布袋中学校 平成4年度卒業生同窓会 にお招きを受けたので行ってきました。

私(校長)は、中学校では、この学年に直接関わっていません。
しかし、布袋小学校時代に4年生・5年生と2年間担任した学年なので、懐かしい顔ぶれに会うことができました。

現在、布袋小学校の保護者も多数いて、いろいろと話をすることができました。

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『漫画 君たちはどう生きるか』吉野源三郎

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昨年の日本出版ベストセラー18位に入った本です。
一気に読んでしまいました。
漫画で書かれていることもあり、小学生高学年ならある程度理解できると思います。
何より、自分に置き換えながら読むので、考えながら読むことのできる本です。

以下は、日販商品データベースの内容紹介です。

1937年に出版されて以来、
数多くの人に読み継がれてきた、
吉野源三郎さんの名作「君たちはどう生きるか」。
人間としてどう生きればいいのか、
楽しく読んでいるうちに
自然と考えるように書かれた本書は、
子供はもちろん
多くの大人たちにも
共感をもって迎えられてきました。
勇気、いじめ、貧困、格差、教養、、、
昔も今も変わらない人生のテーマに
真摯に向き合う
主人公のコペル君と叔父さん。
二人の姿勢には、生き方の指針となる言葉が
数多く示されています。
そんな時代を超えた名著が、
原作の良さをそのままに、
マンガの形で、今に蘇りました。
初めて読む人はもちろん、
何度か読んだことのある人も、
一度手にとって、
人生を見つめ直すきっかけに
してほしい一冊です。


深い本です。
まず、保護者の方にお薦めします。

学校評価 保護者アンケートより −12−

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新年明けましておめでとうございます。

12月19日発行の夢ひろば第11号に、学校評価アンケートの結果を紹介しました。
その中で、77人(回答中14%)の方から、記述によるご意見をいただきました。
冬休みを利用して、紹介しています。

正月3日間は、いただいた励ましのお言葉を紹介します。

・ 生徒数が多い中、行事はスムーズに進んでいると感じます。日々の学校での様子が写真入りのプリントで配られるのはありがたいです。
布袋小学校の児童数は江南市最多です。愛知県内でも小学校976校中、32番目ぐらいのマンモス校です。
ただ、学年7組まであった昭和の時代と比べると、児童数は半数近くに減っています。
日本の人口減少は,こういった所からも心配ですね。
写真入りのプリントへのコメントありがとうございました。作成しているものにとって励みになります。
学校HPは、速報性や写真の量、カラーであることも含めて、プリントを超える特長があります。今後も、よろしくお願いします。

・ 今の校長先生の色を、もっともっと表に出してほしいです。
ありがとうございます。
私の色があるとすれば、授業の充実です。温かい学級集団の中で全員が参加する授業こそが私の理念です。
この2年半あまりで、全体としては近づきつつあります。
授業を見ていただく機会には、ぜひその視点で見ていただければ幸いです。

・ 子供の毎日の話し方から最高学年の子達に対する厳しさや対応が伝わってきます。悪い意味ではありません。
保育園や幼稚園では、基本的に褒められて毎日を過ごします。
中学校では、叱咤激励あり、部活動では先輩からの強い言葉もあることでしょう。定期テストでは順位が付くことも経験します。
小学校は、保育園・幼稚園と中学校をつなぐ位置にあります。
小学校でも、基本的には良いところを褒めながら育てますが、それだけでは社会で通用するたくましさが育ちません。
保護者の皆さんも、叱られたことが自己の成長につながったことを一度や二度は経験されていることでしょう。
キャベツは、寒い冬こそ甘くおいしくなります。
野菜は水をやってばかりいると根が伸びません。

人の成長には、厳しい言葉も時には必要なことをぜひご理解ください。
教師は、子供が可愛いから、成長してほしいから叱るのです。

学校評価 保護者アンケートより −11−

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新年明けましておめでとうございます。

12月19日発行の夢ひろば第11号に、学校評価アンケートの結果を紹介しました。
その中で、77人(回答中14%)の方から、記述によるご意見をいただきました。
冬休みを利用して、紹介しています。

正月3日間は、いただいた励ましのお言葉を紹介します。

・ いろいろと満足しているので、特にないです。
ありがとうございます。学校としては、皆さんが何に満足しているのかも知りたいところです。機会があればぜひ教えてくださいね。

・ 授業以外の活動が多くて先生方も大変だと思います。学年が上がりそういった活動内容もしっかりできている事に子の成長を感じます。今年で卒業をするのが残念に思います。子も同じ気持ちだと思います。
6年生は学校の顔です。
委員会やクラブ活動、児童会、通学班など、いろいろな場面で活躍しています。
ただ、活躍の場が多いということは、苦労する場も多いということです。
苦労するのは大変ですが、私(校長)は成長のためには必要だと思っています。
励ましながら、また、頑張りを認め、意味づけながら、3学期も進めてまいります。
卒業式を楽しみにしています。

・ 校長先生のお考えがよく伝わってきます。
ありがとうございます。ホームページなどをよく見ていただいているからだと思います。
ただ、今回の「学校評価 保護者アンケートより」シリーズでも感じるのですが、見ていただいている方と、そうでない方との格差が広がるのを心配しています。

学校教育は、学校と家庭の方向がそろっていてこそ機能します。そのためには、まず共通理解からです。
「夢ひろば」などの紙媒体では、発行回数や、内容の深さには限界があります。
ぜひ、より多くの方に見ていただけるように、周囲の皆さんへの声かけをお願いします。

・ 運動会や発表会でトラブルがありましたが、もう一度やらせていただいたり、子供たちが自分達で何とかしようとする成長が見れてとても良かったです。悪口を言われた時も丁寧に対応していただき感謝します。 
音響のトラブルは申し訳なく思っています。
ただ、ここに書かれていたように、「子供たちが自分達で何とかしようとする成長」の姿には私も感動しました。

私たち教師は、児童に教えるのが仕事です。
知識を教えるのは比較的簡単です。
また、「こういう時にはこう動こう」と事前に指導し、その通り動いてくれた時にはそれなりに満足します。

しかし、本当に育てたい力は教えられないのです。
2回のトラブルでは、まさに育てたい力が発揮されました。
あの臨機応変の判断力と行動力こそが、私たち教師が教えられないが、こうあってほしいという姿なのです。
無事に何事もなく終わるのはよいことですが、本当に育てたいものはほかにあることをご理解いただけると幸いです。

・ 子供のことで、親身になって対応していただき、感謝の気持ちでいっぱいです。 
具体的に何のことかはわかりませんが、感謝の気持ちを伝えいていただいて嬉しく思います。これを読んだ担任の教師に気持ちが伝われば幸いです。

私が前回勤務したのが昭和57年4月から平成元年3月。
当時と今とで何が違うかというと、今は夕方の保護者からの電話が増えたことです。
児童数は千人を超えていたのに、当時はこれほど問い合わせなどはありませんでした。
学校への関心が高まったこと、教師と家庭との距離が近くなったことが考えられ、よいことだと思います。
これからも、お気づきのことはよいことも含めてお聞かせください。

元日の新聞

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元日恒例の新聞読破。

今年は、中部経済新聞と産経新聞がありませんが、これだけの新聞を読み切りたいと思います。
今年は(も)、よい年になることを願いながら・・・。

元日の布袋小学校

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明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

初日の出を、南校舎の屋上から拝みました。

例年よりは寒さは緩やかで、穏やかな朝でした。

上の写真は、6時55分から10分間、撮影したものです。
三脚がなく、ぶれているのはご容赦を。

屋上からは、昨年の感謝と、布袋小学校の安泰、職員・児童とそのご家族の幸せと健康を祈願しました。

そのあと、校内を一巡。
飼育小屋のココアやミルク(兎の名前)たちも元気でした。

学校評価 保護者アンケートより −10−

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新年明けましておめでとうございます。

12月19日発行の夢ひろば第11号に、学校評価アンケートの結果を紹介しました。
その中で、77人(回答中14%)の方から、記述によるご意見をいただきました。
冬休みを利用して、紹介しています。

正月3日間は、いただいた励ましのお言葉を紹介します。

・ 楽しく学校に行くことができているのは、校長先生はじめ、先生方のおかげです。感謝しかありません。いつもありがとうございます。
こちらこそ、ありがとうございます。子どもたちが安定しているのは、家庭の安定のおかげです。今後もよろしくお願いします。

・ 読書の時間をたくさん設けてくれているのが助かります。子供がいつの間にか本好きになり、図書館にも喜んで言ってくれます。
私(校長)もよく図書館に行きますが、布袋小の親子を数多く見かけます。その姿勢こそが、本好きの子にしていると思います。これからも、知的な刺激を与えてあげてください。

・ タブレットを取り入れているとのことで、時代に合った教育もしていただきありがたいです。今後、プログラミングの授業も始まっていくといいなと思います。
江南市では、今年度の2学期から、全小学校の教室にネット環境やプロジェクター、タブレットが導入されました。布袋小学校では、とてもよく活用されています。視覚に訴えかけることが出来るのは、やはりわかりやすいですね。今後も、積極的に活用してまいります。
プログラミング学習は、新学習指導要領で内容に入りました。
「プログラミング教育って何?」という質問もいただいていますので、追々説明させていただきます。

・ 校長先生と生徒、両親との距離が近く、校長の人柄がの雰囲気が学校教育において,よく表れていると思う。
ありがとうございます。
私(校長)は、これまでに布袋中学校に10年、布袋小学校も通算10年目の勤務です。ご両親や祖父母の中にも、これまでに縁があった方がたくさんみえます。「距離が近い」とすれば、そこにあるのかもしれません。
今年もよろしくお願いします。

・ 先生方も忙しく子ども達の指導で大変かと思いますが,基本的には満足しています。校長先生のパワフルな姿は、子ども達にもいい影響があると思います。 
パワフルと言っていただき、ますます元気が出ます。
右膝の鵞側炎が治ったら、また校区を走って回ります。フルマラソンにも復帰します。

本校へ赴任した年の教育講演会の挨拶で次のように話したことを覚えています。
「身近な大人の一人として、子ども達に大人ががんばる姿を見せてあげたい。」
その思いは今も変わりません。
教えられたことは忘れますが、自分で感じ取ったことは忘れないものです。
これからも、子ども達によい影響を与えられる一人の大人であり続けたいと思います。

謹賀新年

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明けましておめでとうございます。

今年も布袋小学校ホームページは年中無休を目指します。

子ども達の様子や有益な情報を発信してまいります。本年もよろしくお願いします。

         校長 土 井 謙 次

学校評価 保護者アンケートより −9−

12月19日発行の夢ひろば第11号に、学校評価アンケートの結果を紹介しました。

その中で、77人(回答中14%)の方から、記述によるご意見をいただきました。
冬休みを利用して、紹介していきます。

≪ 行事の精選について ≫
・ 2学期は、運動会とほてっこ発表会があるので、練習に多くの時間が取られて、毎年授業がささっと進んでしまう印象があります。発表の場で、子供の一生懸命が姿が見られるのはとても嬉しく思っていますが、どちらかもう少し小規模にして、勉強の時間を増やしてもと思います。

ありがとうございます。おっしゃるとおりです。
類似のご意見を、口頭も含めて数多くいただいています。

日本の学校では、法令(学習指導要領)により学習内容と授業時間が決められています。
運動会の練習は体育の時間に置き換えますが、実際にはそれだけの時間ではできません。
同様に、ほてっこ発表会は、国語や音楽に置き換えますが、それ以上に練習が行われています。
また、合唱や合奏は学習指導要領にありますが、劇は、特に高学年では該当する内容がありません。(低学年には「姿勢や口形,声の大きさや速さなどに注意して,はっきりした発音で話すこと」など、類似の内容があります。)

学習指導要領には、第6章 特別活動「(2) 文化的行事  平素の学習活動の成果を発表し,その向上の意欲を一層高めたり,・・・ 」とあり、「学習活動の成果」の発表でなければならないのです。
「劇」が学習活動の発表になるのかは、かねてから問題とされていたことです。

いわゆる「学芸会」は、全国的にかなり姿を消しました。
総合的な学習が始まった頃、また学力が問題になった頃に大幅に姿を消したように記憶しています。
近隣でも、岐阜県ではもともとありませんし、一宮市や小牧市、春日井市などは取りやめています。犬山市でも、今年からやめた学校があります。

来年度から、道徳が教科化され、また外国語の授業が増加します。3年生以上は、授業時間が週あたり1時間増加します。(給食後の「はげみタイム」が授業になります。)

そのような中で、布袋小学校のほてっこ発表会は、大きな曲がり角上にあります。

皆さんのご意見をいただきながら、改廃も含めて考えていきます。
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事務の9割をAIで

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昨日の日本経済新聞の記事に、三井住友海上、事務の9割をAIで というものがありました。

オックスフォード大学のマイケル・オズボーン准教授が、今後10〜20年でアメリカの雇用者数の47%の仕事がコンピュータ化されるリスクが高いと発表したのは、よく知られた話です。

今回の新聞記事は、それに負けないくらい驚きました。

2018年度から、営業部門の職員が手掛ける事務作業のうち9割を人工知能(AI)などで代替する のです。

営業部門という限られた仕事とはいえ、何と、9割の事務仕事が機械に替わるのです。

これを見ると、今の子どもたちにとって、将来必要な力は何なのか、考えてしまいます。

間違いなく言えることは、「人を相手にする職業」は残るということです。
人間性やコミュニケーション能力の大切さがわかります。

そしてAIに関わる仕事。技術開発など、クリエイティブな仕事も不滅でしょう。

今取り組んでいる すなわち、確かな学力、豊かな人間性、健康と体力に尽きます。

ただ、この「学力」の質と内容が変わるかもしれません。
今後も検討が必要です。

学校評価 保護者アンケートより −8−

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12月19日発行の夢ひろば第11号に、学校評価アンケートの結果を紹介しました。

その中で、77人(回答中14%)の方から、記述によるご意見をいただきました。
冬休みを利用して、紹介していきます。

≪ 休日の行事について ≫
・ 月曜休みの振り替え行事が有り過ぎる。ほてっこ発表会などは平日にやってもらいたいです。

「月曜休みの振り替え行事」は、6月の日曜参観、土曜日に行う運動会とほてっこ発表会の年3回行っています。
「有り過ぎる」、そして「ほてっこ発表会は平日に」というご意見は初めて耳にしました。保護者の方の中には、いろいろなお考えがあることを実感しました。どうぞ、皆さんの声をお聞かせください。

江南市では、中学校の体育大会を9年前までは平日に行っていました。休日に行わないのは、他校の生徒が来て生徒指導上心配だからです。
しかし、8年前、私が市の管理指導主事の時に、土曜実施に変更してもらいました。少しでも、多くの保護者の方に見てもらいたかったからです。一年目には、確かに他校の生徒が来たそうですが、問題ありませんでした。そうした姿も、見てもらえばよいとすら思っていました。
今では、土曜日の体育大会は完全に定着しており、あの時に変更してよかったと思っています。
ほてっこ発表会を平日に行うと、今とは逆で、見に来られない方が増えると思われますが、皆さんはいかが思われるでしょうか。

実は、振替休日について、1つ問題があります。
今年度は、3回の休日行事に対して、すべて月曜日を振替休日(代休)にしました。
来年度も同じように月曜日に振り替えを行うと、式日(始業式・終業式など)を除くと、
月曜日は年29回、火曜と水曜は41回、木曜日が40回、金曜日が37回と、曜日によって授業日が大きく違います。教科の授業時数への影響があまりにも大きいので、例えば、月曜日以外に振り替え日を設定することもアイデアとして持っています。

(例)運動会 9月29日(土) 振り替え10月5日(金)
ほてっこ発表会 11月17日(土) 振り替え11月22日(木)

これについても、ご意見をお聞かせ願えれば幸いです。

なお、ほてっこ発表会(学習発表会)は、江南市内の全小学校が同じ日に行っています。

学校評価 保護者アンケートより −7−

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2月19日発行の夢ひろば第11号に、学校評価アンケートの結果を紹介しました。

その中で、77人(回答中14%)の方から、記述によるご意見をいただきました。
冬休みを利用して紹介していきます。

≪ 施設・設備について ≫
・ ランドセルが傷つくので、ロッカーを大きくしてほしい。、他にも・ トイレが臭い・ 放送機器の不備など、施設・設備についてのご意見も伺っています。

どれもおっしゃる通りです。
本校の校舎の多くは、昭和44年(一部54年)、体育館は58年度末に建てられました。
当時は、ひとつの教室に45人が属していました。教科書はB版で、そのためランドセルもひと周り小さいものでした。
今のロッカーは、その条件の下でつくられたのです。

新しく建設された学校では、大きくなった教科書に合わせて、机やロッカーが大きくなっています。

それでは本校のロッカーが大きくなるかといえば、当面は難しいようです。
順番に行われてきた大規模改修工事は、これからはトイレの改修が優先されます。トイレの改修は順に行われており、本校は早くても4年後だそうです。

ある試算では、ロッカーの工事だけで、2教室500万円という数字でした。本校28教室では7000万円です。施設はお金がかかるのです。

体育館放送室の放送設備も、昭和58年以来、修理を繰り返しながら使い続けています。

先日お答えした北門の設置や体育館の放送機器入れ替えも、毎年教育委員会に要望を出しています。
今後も、いただいたご意見を踏まえて要望を出し続けていきます。

学校評価 保護者アンケートより −6−

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12月19日発行の夢ひろば第11号に、学校評価アンケートの結果を紹介しました。

その中で、77人(回答中14%)の方から、記述によるご意見をいただきました。
冬休みを利用して、紹介していきます。

≪ 登下校について ≫
・ 登校下校に関しての安全性を高めてほしい。(大人のパトロール隊がいない地域があり帰宅するまで不安なため)

ぜひ高めていただきたいと願います。

登下校の際の学校の責任は朝校門に入ってから、下校時に校門から出るまでの範囲です。登下校中に子どもが事故にあった場合は学校の責任(刑事・民事)は問われません。

もちろん学校では交通ルールは教えますし、指導もします。安全な道を通学路として教育委員会に届けますが、できることはそこまでです。

唯一の例外は、「児童生徒等が通常の経路及び方法により通学する」場合に生じた災害は「学校の管理下において生じたもの」(独立行政法人日本スポーツ振興センター法施行令第5条)のみです。
これは、災害給付金による被害者救済という意味で「学校の管理下」という言葉を使用していますが、法律では登下校はあくまでも保護者の責任とされています。
そのため、全国には、集団登下校のない地域、保護者が送迎する地域もあるのです。
中学校で集団登校がないのもわかります。
(世界の先進国で、スクールバスを除いて、保護者が送迎しないのは日本のみです。)

登下校の安全は、公費による交通指導員が1名いる以外は、PTAによる旗当番、そしてスクールガードのみなさんによるボランティア、また、毎朝付き添ってくださる多くの保護者の善意に支えられているのです。
これらは学校からお願いするものではなく、地域や保護者の自発性により成り立っています。
この場をお借りして、改めて深く感謝申し上げます。

ただ、ご指摘のように、地域によってはパトロール隊がいない地域もあります。
また、高齢化により人数も減っています。

ぜひ、地域で声をあげていただきたいと願います。

学校としても、いろいろな場で協力の呼びかけをしてまいります。

江南市 教師力向上セミナー 午後の部

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昨日の午後には、江南市 教師力向上セミナー 午後の部が開かれました。

始めに、各小学校で行われている、ICT授業の報告がありました。

その後には、江南西部中学校の岩田先生によるプログラミング教育の理論と実践がありました。

実践では、信号機を作り、命令を与えました。
私(校長)も参加しましたが、夢中になって取り組みました。

世の中は、誰かが考えたプログラムの中で動いているのです。

学校評価 保護者アンケートより −5−

12月19日発行の夢ひろば第11号に、学校評価アンケートの結果を紹介しました。

その中で、77人(回答中14%)の方から、記述によるご意見をいただきました。
冬休みを利用して、紹介していきます。

≪ 連絡帳について ≫
・ 子供が先生が口頭で言ったことを理解しておらず、翌日の持ち物の詳細や変更内容など、連絡帳に書いていないことは保護者まで伝わってきません。子供に聞いてもわからないというので、同じクラスの友達何人にも聞いて回ることがあります。 出来れば、低学年のうちはなるべく保護者にもわかるようにしていただけると助かります。

伝え方に不備があったのなら申し訳ございません。
ただ、このご意見は、とても大きな意味がありますので、拝聴しつつコメントさせていただきます。
時々、次のようなお話をいただくのです。
連絡帳に何も書いてありません。どうなっていますか?ちゃんと見てください。

あくまでも一般論としてお聞きください。
(1年生の1学期は別として)通常学級では、連絡帳を書き写すなど、一斉指導が通じない子の存在は想定していません。
書き写せないとなると、特別な支援が必要です。
(通常学級にも、特別な支援の必要な子も一部にいます。)

したがって、(保護者より連絡が書かれているものは別として、)全員の連絡帳を点検するようには、校長として指示しておりません。
なぜなら、担任には、連絡帳を見る時間が限られるからです。
・朝の読書の時間
・20分放課
・給食を食べた後
これだけです。これで35人から40人の連絡帳の点検をするのは厳しいでしょう。
給食後の「はげみの時間」は授業時間です。特に、来年度からは授業として計上しますので、連絡帳の点検は目的外です。してはいけません。
また、昼休みは労基法に定められた休憩時間です。

以前、授業を自習にして連絡帳を見ている担任がいましたが、それは許されません。
授業は、法令に基づいた教育課程のためにあります。
連絡帳の点検はあくまでも善意です。

こう書くと、保護者の皆さんには厳しいように受け取られるかもしれません。

今、教師は、「働き方改革」の最中にあり、勤務形態が問われています。
健康観察や授業といった、法令で決められたことには当然力を注ぐべきです。
それ以外をいかに軽くするかが、私たち管理職の仕事です。

どうか、ご理解いただきたいと思います。

※ 以上はあくまでも一般論です。
 個別のご相談には、できる限り応じさせていただきます。

企画展 日本の凧 へ行ってきました!

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歴史民俗資料館で行われている企画展 日本の凧へ行ってきました。

今回は、西日本でつくられた凧を中心に展示されています。

凧もこうしてみると芸術作品ですね。

学校評価 保護者アンケートより −4−

12月19日発行の夢ひろば第11号に、学校評価アンケートの結果を紹介しました。

その中で、77人(回答中14%)の方から、記述によるご意見をいただきました。
冬休みを利用して、紹介していきます。

≪ 運動会のリレーについて ≫
・ 運動会でリレー競技がないのが残念だと思いました。
・ 運動会のリレーを復活させてほしい。盛り上がりに欠ける。
・ 運動会で時間がかかってしまうかもしれないが、リレーも種目に入れてほしい。
同様の内容を、計7人の方からいただきました。
私(校長)はリレーが大好きで、前回布袋小学校に勤務した昭和の時代には、毎朝、運動場で異学年の子を集めてリレーをしていました。
運動会でも、4年生以上の学年リレー、通学班対抗リレー、学級対抗選抜リレーと、5回リレーがありました。
個人的にはリレーを復活したいのですが・・・・。

なぜリレーに替わり個人の競走になったのでしょうか。過去を紐解いてみると・・・・
<運動量の確保>
体育の授業の基本は「運動量の確保」です。運動会は体育の授業の延長にあり、運動量の確保が種目の条件になります。
学校のトラックは約120m、半周は約60mです。
現在の走競技は、1年30m、2年40m、3・4年70m、5・6年90mです。
発達段階を考えると、5・6年生で半周(60m)のリレーは、直線が取れないこともあり、運動量として好ましくありません。
1人1周ではどうか。運動量は確保できますが、別の問題が出てきます。

<時間の制約>
昭和の時代と今との大きな違いは、今は下校時間がしっかりと決められていることです。
今の小学生は、登下校で多くの方にお世話になっています。
下校時間は、学童保育やスクールガード、見守り隊など、多くの人に影響を与えるので、簡単に変更することはできません。
運動会も、15時45分の下校時間から逆算して、片付け時間を考えて、14時50分には終了するように組んでいます。
そのため、「学年種目は15分以内」「2学年合同種目は20分以内」という目安を定めています。
さらに昼食時間の確保も必要です。昨年は「短すぎる」という要望を多数いただいたために、今年は時間をやりくりして10分間延ばしました。
実際に必要な時間を計算してみましょう。

140人が4人ずつ走ると、35組。
現在は、平均12秒に1回スタートしているので、12秒×35=420秒(7分)
これに、入退場、成績発表などを含んで14分かかっています。

リレーをするとどうなるのでしょうか。
1周120mは平均25秒かかるとしましょう。
35周すると、25秒×35=875秒(約15分)
実際には、最も遅いチームがゴールするのを待つために、さらに時間がかかります。
これに入退場等を入れると22分必要です。4,5年生ならより必要でしょう。
男女を分けると、その間にも時間が必要です。結局プラス10分かかるのです。

以前布袋小に勤めていた人に尋ねたら、次のような答えが返ってきました。
「リレーが嫌で不登校になった子が何人もいた」
昭和の時代にもいたのでしょうか?
確かに、徒競走は同じようなタイムの子と走るので、プレッシャーは少ないでしょう。
リレーはチームの勝利がかかるので、遅い子には重圧がかかるのは事実です。

時間の問題以上に、これが主な原因だったのかもしれません。
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江南市教育研究会 研究発表会

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昨日の午後には、江南市教育研究会の研究発表会が行われました。

私(校長)はこの会の会長として、最初に次のような話をしました。

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私達教員は、「研究と修養」が義務づけられています。
研究と修養の違いが分かりますか?

研究は子どものためにするのです。
これに対して、修養は自分のためにします。

江南市教育研究会は、これまで、夏に修養のために講演会を。
そして、冬に研究のために研究発表会を行ってきました。
(以下略)
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昨日は、日ごろの研究の成果を、5校と栄養職員の代表が発表しました。

多くの気づきをもらいました。


9年、いやもっと長い視点で・・・

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今日の午前中に行った、布袋中地区三校合同現職教育 はとてもよい時間でした。

始めに私の話の中で、自分の体験から、小学校と中学校の方針に違いがあると、子どもが苦労するということを伝えました。
逆に、小中でそろえることで、うまくいったという例もいくつか知っています。

そうなのです。

小1プロブレム
中1ギャップ
高1クライシス

環境が変われば勝手が違うのが当たり前です。
それに、今の子は対応できない場合が増えているのです。

それを、例えば授業中の話す聴くのルールをそろえる、
小学校で一部教科担任制を行う、
小中の教師が情報交換を密にする

それで、子どもが幸せになれるのなら、試みようとするのが教師です。

布袋中、布袋小、布袋北小の教師が集い、こうしたことを話し合うのが、布袋中地区三校合同現職教育なのです。

全国の大体の都道府県では、小学校の教師が中学校へ行ったり、その逆はありません。

しかし、愛知県は、私(校長)が布袋小と布袋中の両方を経験しているように、小中学校の両方を経験することが多いのです。
これは、大きなメリットがあります。
江南市では、そのメリットを生かそうと、数年前から小中連携を進めてきました。

何が期待できるのか?

ぜひお考え下さい。

続きます。
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学校行事
3/2 6年生を送る会
3/5 卒業式準備
3/6 中学校卒業式
江南市立布袋小学校
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