最新更新日:2024/06/14 | |
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ありがとうの本より私が小学生の頃、休日には祖母の家にいました。祖母はいつも優しく出迎えてくれていました。そんな祖母宅から足が遠のき、私は友達との学生生活を謳歌するようになっていました。私が高校を卒業する時に祖母は足腰も弱くなり施設へ入ることに。進路に迷っていた私は小さくなった祖母の背中をみて祖母への孝行をしてこなかったことを激しく後悔し、介護士になる決意をしました。介護士として7年目が過ぎた頃、祖母は他界。その時私のお腹には新しい命が宿っていました。無事子供を出産し、夜泣きに追われている明け方、夢に祖母が出てきたのです。私は泣きながら「何もしてあげられなくてごめんね。」と祖母に謝っていました。祖母は逢いに来てくれたんだ、と信じています。あの夢の中「ごめんね」ではなく「ありがとう」と伝えればよかった。泣き虫な私が心配だったのかな。お盆に仏壇の前で手を合わせる時にはきちんと伝えるね。「いつも、見守ってくれてありがとう」。 神奈川県 40才 女性 |
江南市立藤里小学校
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